「こばと」190号


表紙の写真//会報「こばと」表紙写真のエピソードをご紹介

帯広市 Y 三奈ちゃん(H22.4.4)お母さんのコメント

初めての収穫体験は、立派に育ったかぼちゃに負けていましたが、美味しく食べて、三奈の力になってくれました。

分会からの報告//こばと会の分会の活動をご紹介致します。

北見分会からの報告

ちびママ会


 紅葉の季節も終わり寒さが身に染みる北見地方ですが、10月最後の土曜日にNPO法人が経営する地域サロンキッチンぽっぽさんで、ちびママ会をしました。子ども5人、ママ7人が集合。それぞれの近況報告をし、今話題の出生前診断について話し合いました。羊水穿刺を体験されたママの話や、まだ時間のかかる高額な採血診断もみんなが興味深い話題です。
 
あと1週間後に出産予定のOさんが手作りマドレーヌをたくさんたずさえての元気な姿にみんなで喜びました。

 キッチンぽっぽさんの400円のハンバーグ付きのおにぎりセットも好評でした。
食後はキッチンぽっぽさんでリサイクル子供服や食器を無料提供しており、気に入ったものをそれぞれいただき、再会の約束をしてお開きとなりました。

 ちびママさんたちの間では、フェイスブックやブログでの交流も増えており、育児中の活力になっていると思います。

(記: 多田)

函館分会からの報告

新しい出生前診断に望むこと 10月23日の「Uhbスーパーニュース特集を観て」


函館市 I 千佳子(茜音 H17.10.19)
 2005年5月、37歳の妊婦だった私は羊水検査を希望していました。高齢出産だからという漠然とした理由で。検査についても染色体異常についても何ひとつ正しい知識は持っていませんでしたが、ただ高齢出産での不安を取り除くために受けようと思っただけでした。産婦人科医は「羊水検査で胎児に異常が見つかった場合、中絶してもらいます。」検査の結果を知っての選択の余地はありませんでした。結局、検査は受けませんでした。あの時検査を受けていたら、今、娘はここにいなかったと思うとゾッとします。技術の進歩で、母体からの採血のみで胎児に異常があればわかるという新しい出生前診断。今は異常があっても即中絶というわけではなく、産む産まないの選択肢はあるようですが、いったい何人の妊婦が検査に対して、また、染色体異常のある子に対しての正しい知識を持って検査に臨むのでしょうか?せっかくの技術の進歩を安易な命の選択につなげて欲しくはありません。出生前診断は染色体異常の子を排除するためではなく、授かった命を大切にするために活用すべきだと思います。そのためには、医療機関は妊婦に対し、産む産まないの選択肢を与えるだけでなく、異常のあった胎児を持つ妊婦に、実際に産んで育てている人達の情報提供もするべきだと思います。保健師や行政と連携し、異常の見つかった母体の心のケアに始まり、実際に育てている小鳩会の会員を紹介するなど、妊婦のうちに小さなダウンちゃんやダウン症の子がいる家庭を見てもらい、不安を安心に変えられるものとして利用してもらいたいと思います。
 
放送で道の小鳩会会長がおっしゃっていたとおり、今の社会は障がいのある人が住みやすい社会ではないので、この新しい出生前診断が導入されるのであれば、これを機に、おなかに居ながら早期療育やその先のことまで心の準備ができる福祉の充実もあわせて期待したいと思います。

釧路分会からの報告

茶話会の報告


 9月27日(木)交流プラザさいわいにて茶話会が催され、18家族25名の皆さんが集まってくださいました。今回は市役所の障害福祉課の方に来ていただいて、事前に私達の方からお聞きしたい内容をお伝えして、お話しいただけるようにお願いしていたのでそれにもとづいて、障害福祉手当についてや、高等養護学校を卒業したあとの事・後見人制度について・その他の事についてお話をしていただきました。

 お話をしていただいた中で、福祉課の方から、子供を育てていて身の回りについて、地域や環境で心配な事はないかという質問を受け、その時ほとんどのお母さん達が、ダウン症の専門の先生・言語の専門の先生が居ないという事に不安をもっているということでした。もっともっと聞きたい事、話したい事があったかとは思いますが、時間が足りず話は尽きませんでした。又このような機会が持てたらと思います。
お忙しい中、たくさんの方達に参加していただけたことをとても感謝しています。本当にありがとうございました。

(記: 荒谷)

馬木葉クラブ見学の報告


 10月8日(月)午前10時30分頃、馬木葉クラブの駐車場に集合し、集まり次第施設内を見学させていただきました。
14家庭、大人15名、中学生以上4名、小学生5名、6才以下4名、計28名の参加でした。

 まず最初に馬木葉クラブの仲間たちを紹介してもらいました。ここでは、レッスンをして乗馬をすることができる(予約制とのこと)という説明を受けながら子供たちは、こちらで飼っているとても大人しい馬に怖がることなく草を食べさせている様子も見られました。その際、施設長のお話しの中で、「動物と触れ合うことは、普段なかなか出さないようないい表情をしたりと、情緒的にもすごくよいことなんですよ。」とお話しされていたことが印象的でした。その他、ヤギ・ポニー・ミニブタと見ていきました。このミニブタはとても人なつっこく、お手・おすわりも見せてくれました。

 その後お店に入り、就労に関してのお話をいろいろお聞きしました。お店の中では、手作りのぬくもりのある革製品が販売されていて、日差しがとても心地良いところでした。300円で挽きたてのコーヒーも楽しめるとのことです。とても温かい雰囲気の素敵なところだったので、また機会があれば子どもと足を運んでみたいなと思います。

(記: 益子)

帯広分会からの報告

すこやか農園収穫祭の報告


 9月2日(日)収穫祭が行われました。天気も良く、暑い日となりましたが、こばと会からは11家族30名の参加がありました。かぼちゃやじゃがいも、人参・えだ豆・玉ねぎ・ミニトマトなどを収穫することができました。

 収穫後は楽しみにしている試食会です。カレーライス・えだ豆・とうきび・その他にもわたあめ・ポップコーン・フランクフルト・ピザなど、子ども達の好きな物(大人も)盛りだくさんで、お腹もいっぱいになりました。お腹いっぱい、お土産いっぱい、笑顔いっぱいの大満足の収穫祭になりました。ご協力頂いた関係者の方に感謝感謝ですね。

(記: 鈴木)



施設見学報告


 10月2日(火)「ワークセンターはまなす」へ大人6名、子ども2名の計8名の参加者で見学に行ってきました。
 
「ワークセンターはまなす」は帯広市手をつなぐ育成会が運営する就労継続支援B型の事業所です。部品組み立て、縫製、木工、委託清掃、農作業等を、利用者が交代または専任で作業しています。それぞれの作業を見学させていただき、その後、畑中施設長にお話をお聞きました。利用者の方々の特質や能力に配慮された支援が感じられ、落ち着いた環境の中でみなさん作業されていました。

(記: 幸坂)

施設見学の感想 河東郡 S 真子(優和 H16.2.6)


 先日、「ワークセンターはまなす」での施設見学に参加してきました。こちらでは、動物を模った木のおもちゃや、フェルトで作ったブローチ、マグネットなど可愛い手作りの作品が沢山並んでいて、完成度の高さに驚きました。仕事中の様子を近くから見せていただき、木製品の加工、コンセントプラグの組み立てやタオルたたみ等、どれも根気と精確さのいるお仕事ばかりでした。

 こばと会の行事でよくお会いする会員の方が、少し照れながらも集中して仕事に取り組む姿はとても素敵でしたよ。成長した我が子が出来るのかと少々不安になったのも正直なところ・・・ですが、今回参加した施設見学では理事長さんをはじめ職員の方が優しそうな方が多く、働いている方の笑顔が時折見られたり、仕事の合間にお茶タイムが有ったりとアットホームな雰囲気がとても印象深かったです。お茶をご馳走になりながら、つい我が子のように接してしまうと話してくれた理事長さんはとても素敵な方でした。

 先のことを考えると不安も多いのですが、「無理なく毎日職場に通い、おこずかい程度でも自分が働いた分のお給料がもらえる、そのお金でちょっとした楽しい休日を過ごす。」理事長さんが話していたそんな生き生きとした暮らしが、親として本当に理想的だと感じました。帰りに直売所で美味しい1玉30円のキャベツと、おみやげにもらった木のおもちゃとブローチも買って帰り、夕飯はお好み焼きを食べながら息子の将来を考えるとてもいい機会になりました。まだまだ先のことですが、出来るだけたくさんの施設を見て知っておくのも必要な事なので次回も参加したいと思います。

ワークセンターはまなす

札幌分会からの報告

第2回ベビー・チャイルドマッサージ


 10月2日(火)に今年度2回目のベビー・チャイルドマッサージを開催しました。今回もHOCORU(ホコル)サロン&スクールを主催していらっしゃる、チャイルドセラピストの中島直子さんに講師をお願いしました。

 今回は6家族7人のベビちゃんの参加で、ベビマの素晴らしさを感じてくれているご家族が、心待ちにして参加してくださいました。スッタフの方も4名きてくださり、こちらも同じ方が小鳩会のベビちゃんとの再会を楽しみにしてくださっていました。

 昼食時にはアラジンでお仕事をされている三好宏樹くんも顔を出してくれて、ベビちゃんやお母さま方と交流してくれました。

 スタッフの魚岸さんの絵本の読み聞かせと中島さんのお嬢さんからのメッセージもあり、アットホームな雰囲気の中、マッサージはしてもらう側だけでなく、する側も癒されるのだと実感しとっても幸せな気持ちで終了しました。

(記: 小野寺)

ご参加くださったママの感想です


☆I 恵さん(空 H21.5.18)
 親子共々とっても癒されました。またこれからも日々の子育てを頑張れそうです。とってもステキな時間をありがとうございました。


☆K 由美さん(悠央 H23.9.22)
 親子共々、マッサージと友達と遊べて、とてもリフレッシュしました。また参加したいです。


☆T 友美さん(希那 H21.12.16)
 マッサージはされる方はもちろんの事、する方も気持ちが良いという事を再確認。このイベント、月1回になりませんか?(笑)


☆T 真紀子さん(冠 H23.1.24)
 今回初めて参加させて頂きました。子どもの方は落ち着かない様子でしたが、最後にハンドマッサージをして頂いた母の方は心地良さを体感でき、大変楽しいイベントでした。
Thanksでした。


☆M 啓子さん(雄太 H24.2.8)
 ベビーマッサージは私も雄太も癒され、お友達とも遊べてとても楽しかったです。また離乳食の事なども相談ができ、とても充実した時間でした。

障害年金学習会


 11月1日(木)に難病センター 会議室で、31名の参加で、障害年金学習会をおこないました。

 いつもお世話になっている相談室ぽぽの大久保さんに、初めに障害年金についての基本的な説明をしていただきました。まず、20歳になる頃送られてくる国民年金の説明から始まり、とてもわかりやすくお話してくださいました。

 その後、先月申請手続きを終えたばかりの小澤さんのお父さんから実際申請をしてみてのお話を聞かせていただきました。実際の申請のあたっての親の声は、とても参考になりました。

 その後の質問タイムでは、たくさんの質問が出て、丁寧にお答えいただきました。障害認定区分106項目等直接障害年金とは関係のない質問もあり、お答えいただきましたが、あらためて障害程度区分認定等の学習会の必要性を感じました。

 学習会終了後は、恒例の昼食をたべながらのおしゃべり会となりました。大久保さんにも残っていただき、有意義な交流の場となりました。
 
 大久保さん、小澤さん、そして参加の皆さん、ありがとうございました。

(記: 三好)



年金の学習会を終えて


南区 H 馨子(宏治 H5.8.26)

 あれよあれよという間に、うちの宏治も19才!年金の話しもきちんと理解しておかなければ・・・と11月1日の学習会に参加してきました。
 
 なんとなく話しは聞いていましたが、病院等の履歴の書き方など不安な所がありました。でも、本物の診断書・病歴状況申立書・障害年金の相談票を見せていただき、10月1日に申請を終えたばかりの小澤育ちゃんのお父さんと相談室ぽぽの大久保さんのお話を聞き、安心する事ができました。質疑応答では、18才でする障害程度区分認定や生活保護と混同している質問もありましたが、誤解も解消され勉強になる良い学習会でした。

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みんなの広場//こばと会に寄せられるみなさんのお便りをご紹介致します。

和太鼓やってます 白石区 H 真理(詩名 H15.10.10)
和太鼓サークル「嵐」で和太鼓と獅子舞を続けています。学童保育の夏祭りや地区センターのコンサートにも出演しています。
写真は、9月に毎年行われている「だい・どん・でん」に出演したときのものです。
いろいろな場所での発表に向けて、月2回の練習をがんばっています。
和太鼓サークル「嵐」には小鳩会の先輩も沢山いて、一緒に練習をしています。

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