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 分会からの報告
  • 札 幌 分 会

    医療講演会


     2月18日(日)難病センターにおいて会の相談医・外木先生をお招きして午前中は就学前の子ども、午後は小学生以上の子どもを対象とした医療全般にわたるお話をしていただきました。午前、午後の参加者を合わせると40名余りとなりました。

     特に大きい子どもたちの健康に関してはこれまで情報が少なく今回学ぶことが多く会員にとってはとても意味のある講演会になりました。

     外木先生は現在毎週火曜日北大小児科外来で診療されていらっしゃいます。診察・相談をご希望の方は電話で予約してからお訪ね下さい。

     講演会の内容のまとめを別ページで紹介しております。

    (記 藤田)



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    医療講演会に参加して
    東区 Y.S (郁子 45.11.16)

     こどもは30歳ですが今のところ大きな病気もせず通所施設と障害者歯科診療所の定期検診を受け、必要に応じて近所の病院で受診治療をする程度で生活できています。肥満を除くと健康面で特に心配はないのですが、成人期のダウン症の人が気をつけたい病気と対応してもらえる医療機関を知りたいと思い参加しました。

     医学の進歩によって心臓疾患をもっていても高い確率で治療が可能になったという明 るい情報がある一方でまだ事例が少ないためか子どもの周りでは比較的聞くことが多い痛風や小学校高学年頃から気になり始める性の問題については分からない部分もあることを知りました。病気になった時に困ることのひとつは本人が病状を正しく伝えられないことです。その意味で白血病の話は具体的で参考になりました。病気の引き金になるのではないかと気になる肥満については「家族関係が悪くなるほど制限するのは…」と疑問を投げかける言葉には我家で似たようなことがあっただけにうなづけるものがありました。

     参加者が多く熱心に耳を傾けていたことからこの講演会への関心の高さがうかがえました。

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    親子ボウリング大会と駒岡保養センター一泊


     2月12日1時より平岸プリンスボウルで12家族が参加してボウリング大会を行いました。

     親子ペア、子どものみ、大人のみのチームに分れてゲーム開始、ハイスコアの実力者から、初めて参加でボールが途中で止まってしまう子もいて、賑やかな歓声に包まれた2ゲームでした。

     その後の駒岡保養センターでの一泊は、インフルエンザの影響がなかったせいか、一人のキャンセルもなく、17家族53名全員が現地に集合しました。参加人数は大人37人(中学生以上のダウン症児6人)小学生11人(DS児8人)幼児5人(DS児3人)、普段なかなか参加できないお父さんやご兄弟、おじいちゃん、おばあちゃんの参加もありました。

     大広間での夕食はダウン症の小さな子ども達が前に出て「いただきます」のあいさつをしてくれるのを見て、小さい頃からこんな機会を使って人前に出て言葉を発するという事は、とても大切な事だと思いました。

     食事中はビールを飲むダウン症の方を見ては、うちの子も大きくなったらビールを飲むのかなと(今でもお父さんのビールを盗み飲みしている小学1年生なので)思ったり、見知らぬ人へのきちんとしたあいさつできる子を見ては、うちの子もこんな事出来る様になるのかななどと思ってしまいました。

     食事後の子ども達の楽しそうなカラオケの歌と踊りのあとは、温泉に入ったり、ロビーでオセロや将棋をする父子がいたり、いろんな家族の団らんがありました。子どもが寝てから朝までの恒例の交流会も楽しいばかりでなく、身近にこれから遭遇するであろう話しなど聞いていると時の経つのも忘れてしまいます。

     書店に行けばたくさんの本があり、インターネットなどで多くの情報を得られるこの頃ですが、これらのものからでは得られないいろんな体験や先の見通しなど貴重な時間を過ごさせていただいた2日間でした。

    (記 日野岡)

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    札幌分会総会


     3月20日(日)中央区民センターにて総会を行いました。参加者が14名と少なかったのですが議案審議、これからの活動について熱心に話し合いました。少ない人数の中お父さんが数名出席されて今後の活動の参考になる貴重なご意見を出して下さいました。

    (記 藤田)











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  • 苫 小 牧 分 会

    母親交流会

     2月13日(火)市民活動センターにおいて、恒例となりつつある母親交流会がありました。今回は、10名程の見慣れた顔(?!)のお母さん達で世間話も大いにまぜつつ、おしゃべりに華がさきました。実際に入園・入学する子のお母さんが少なかったのがちょっと残念・・・先輩のお母さん達の貴重な体験を聞くことができて、とても良い勉強になりました。

    (記 松尾)

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  • 帯 広 分 会

    親子ボウリング大会

     2月25日(日)毎年恒例の親子ボウリング大会を行いました。

     14家族41名の参加がありとてもにぎやかでした。

     各レーンにガーターバンパーを付けてスタートしました。小さい子はお父さん、お母さんと一緒にゲームを楽しみ、小学生は自分なりに重いボールと格闘をしながら、中学生はやはり力もあり速いスピードでピンを倒していました。なぜかガーターバンパーをしているのにガーターが出るという人も中にはいましたが……

     家族みんなで日頃の運動不足を解消して親も子も楽しく汗をかいた一日でした。

     ボウリングの後は自由参加ということで、焼肉バイキングのお店で夕食をとりました。たくさんの家族が集まり、スポーツの後ということもあり、食欲モリモリで話にも華をさかせていました。

    (記 山名)

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    帯広分会総会


     3月22日(木)音更町総合福祉センターで第25回総会を行いました。

     12人が参加し、議案審議と自己紹介を兼ねた近況報告が行われました。

     その間、子供達は帯広大谷短大の生徒さんなど5人のボランティアさんに楽しく遊んでもらいました。

    (記 斉藤)

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  • 釧 路 分 会

    茶話会

     3月10日(土)福祉会館で今年度2回目の茶話会を開きました。この日は6家族が参加し子どもたちも仲良く遊べました。

     互いの近況をはじめ就学に関しての心配事等が出されました。色々な情報交換や先輩のお母さんからの経験談も交え明るい雰囲気の中でにぎやかに会話が進みました。

    (記 市村)

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  • 北 見 分 会

    一泊研修会

     3月31日、4月1日(土、日)ホテル網走湖荘にて第20回小鳩会一泊研修会が行われました。網走管内より22家族67名の参加と、各機関より24名の参加協力がありました。

     今回の研修は網走養護学校の寄宿舎の寮母さんを講師に迎え、寄宿舎の一日の流れや子ども達の日常生活の様子などについてお話をしていただきました。着替え・食事・歯磨・入浴・就寝などの様子を詳しく知ることができました。

     寮母さんは子供達の年齢に応じた接し方、個々の生活習慣の習熟度に応じた介助をしていること、小さな子どもの場合就寝時には添い寝することもある、入浴に関しては自力でできる子が少なく、ほとんど介助を要するが、入浴介助は肌のふれあいにもなる、食事は健康状態や年齢・身体の大きさなどに応じて量を調節しているなど、今後子どもが寄宿舎に入舎することになるかもしれない親にはちょっと安心できるお話が聞けました。

     寮母さんのお話の後には活発な質疑応答が行われ、さらによく寄宿舎での子ども達の生活ぶりを知ることが出来ました。最後には親子で寄宿舎に体験入舎する「小鳩会寄宿舎一泊研修会」なんていう提案も出て、皆「面白い、それいいねぇ」と深くうなずいていました。

     さて、親達が勉強している間、子ども達はホテルのバスの送迎で網走市内のボーリング場へ。 網走養護学校・紋別養護学校きたみ分校・きたみ学園の先生達に引率をお願いしたので、安心して私達親は研修に集中する事ができました。今回のボーリングは親なしで兄弟・姉妹だけの交流となりました。帰ってきた子どもに「どうだった?」とたずねたら、「楽しかった、面白かったよー」とのこと。親のいない分、かえって子ども同志の親睦が深まったかもしれませんネ。

     研修・ボーリングの後はすぐ夕食となりました。おしゃべりしながら、にぎやかにお腹いっぱい食 べた後はそれぞれカラオケ・入浴など自由に過ごして、最後は時間制限なしの懇親会が始まりました。ここではくだけた雰囲気の中で近況報告や悩みの相談、就学・入園・療育に関する情報交換、そして世間話・子話しでつきる事なく話がはずみ、次の朝は大あくび連続の会員も……。

      しかし、その一方いつも何とか出来ないものかと考える問題もあります。お父さんが一緒に参加出来ない家族が多いのですが、子どもがまだ小さいとお母さんは夜の懇親会には沿い寝のためなかなか参加出来ないということです。今後もこの事は課題です。

     多くの会員は一泊を楽しく過ごすことが出来たわけですが、この研修会には例年大きな力添え があります。今回も多数の参加協力機関がありました。北見市役所福祉課・健康推進課・教育委員会・北見児童相談所・北見市マザーズホーム・北見市おもちゃライブラリー・北見市手をつなぐ親の会・川東学園・きたみ学園・網走養護学校・紋別養護学校きたみ学園以上、10もの機関です。研修講師・ボーリング引率指導・入浴介助・乳幼児託児など夜遅くまで仕事をしていただきました。

     こうして年度最後の大きな行事が無事終わりました。そして今回の第20回宿泊研修をもって、会長が林さんから江頭さんへ交代しました。
    あとあと印象に残る宿泊研修となることでしょう。

    (記 白鳥)

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