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 第37「回難病患者・障がい者と家族の全道集会
&北海道小鳩会全道交流会の報告

8月7日(土)、8日(日)の2日間にわたって第37回難病患者・障害者と家族の全道集会が16年ぶりに旭川市で開催されました。

7日(土)は、18時からロワジールホテルで歓迎レセプションですが、午後から希望者にオプショナルツアーを2コース用意してくださいました。私達親子は、難病センター発9時のバスで札幌を出発、午後から美瑛の丘の観光を楽しみました。

18時からの歓迎レセプションは、ミニコンサートで始まり、美味しいご馳走に舌鼓をうちながら、おしゃべりに花が咲きました。途中でヨサコイのアトラクションもあり、盛り上がった楽しいひとときになりました。
8日(日)は、旭川市民ホール4階の和室で9時半より分科会をしました。8家族20人にボランティさん3人の23名で、楽しい2時間を過ごしました。今年は旭川市の会員の他に函館分会、札幌分会、苫小牧分会からの参加がありました。

まず、お決まりの自己紹介。子ども達も自己紹介をしてくれました。終わった後は、子ども達は、隣室でボランティさんと遊び、親たちはいろいろ情報交換ができました。

短い時間でしたか、とても有意義な交流会となりました。参加の皆さん、お疲れ様でした。
午後からは、旭川市障害者福祉センター「おぴった」で全体集会が行われました。
ウタンネ合唱団の美しいハーモニーで開会。その後、患者・家族の訴え、来賓のご挨拶・ご紹介、記念講演、基調報告、部会・支部の紹介、集会アピールと例年通り、たくさんの皆さんの熱気の中、閉会しました。今年の記念講演は、テレビでもお馴染みの旭川赤十字病院脳神経外科の上山博康先生でした。とっても分かりやすい、先生の人となりが伝わってくる温かい講演でした。もっと、もっと聞きたかったです。
来年の全道集会は札幌で開催されます。皆さんの参加お待ちしています!!
きっとたくさんのステキな笑顔に出会えますよ!

(記 三好)

 分会からの報告
  • 釧路分会

    第2回「茶話会」報告

    7月13日(火)、釧路市こども遊学館にて、ちびっ子向けの茶話会を行いました。自由参加ということもあり、3家族4名の参加で、少し淋しい茶話会となりました。けれども、人数が少ない分、次回の茶話会に向けての話し合いや、いろいろなお話しを先輩のお母さん方からお聞きすることもできので、有意義にすごせたのではないかと思います。
    (記 益子)

    施設見学

    7月20(火)に施設見学を行いました。
    今回は、釧路では比較的新しい多機能型通所施設「はばたき」というところで、8家族の参加がありました。うちの子も、高等養護学校に進み進路のことも決めないといけない時期にもきていましたので、とてもいい機会になりました。
     特に、この多機能という施設はとても珍しいということ、施設長さんのお話しを聞いていても、とてもしっかりと利用者の立場にたって考えていらっしゃるのがわかりました。でも今まで自分で思っていた感じと、実際にお話しを聞いてみるのとではやはり違うものだと思いました。もっと実際に気になる施設は見学していかなくてはと思いました。
    (記 渡辺)

    夏のレクリェ−ション

    8月21日(土)釧路動物園にて、夏のレクリェ−ションを行ないました。
    6家族、総勢16人、お天気は朝のうち少し薄曇りでしたが、今年は釧路も暑い日が続いている中だったので、木陰では爽やかな風が吹き渡る気持ちの良い日でした。
    レク係の方が作ってくれたキャラクタ−のメダルを首から下げて、林の中に隠されたスタンプを捜し出す「スタンプラリ−・ゲ−ム」、昔ながらの「パン食い競争」は予想以上に盛り上がり「また次のレクでもやりたい」との声も上がりました。
    昼食前のスイカ割りでは、子ども達が自分の番が来るのをウズウズして待つ程でした。
    ゲームの景品にと、空き缶とストロ−で作ってくれた「フクロウの鳴き声」の出るオモチャや、お菓子をお土産に貰い大人も子どもも大いに賑わいました。
    また、サル山での「パクパクタイム」(餌の時間)には、園の方が果物や野菜をカットした物を子ども達に用意してくれたのでこれも大盛り上がりで、何度も何度も一生懸命サルに投げていました。
    来年はもっと沢山の仲間とレクを楽しめたら良いと思った一日でした。
    (記 坂下)

    夏のレクリェ−ションに参加して
    釧路市 K かおり (かな H20.6.11)

    8月21日(土)釧路動物園にて、夏のレクリェ−ションを行ないました。
    6家族、総勢16人、お天気は朝のうち少し薄曇りでしたが、今年は釧路も暑い日が続いている中だったので、木陰では爽やかな風が吹き渡る気持ちの良い日でした。
    レク係の方が作ってくれたキャラクタ−のメダルを首から下げて、林の中に隠されたスタンプを捜し出す「スタンプラリ−・ゲ−ム」、昔ながらの「パン食い競争」は予想以上に盛り上がり「また次のレクでもやりたい」との声も上がりました。
    昼食前のスイカ割りでは、子ども達が自分の番が来るのをウズウズして待つ程でした。
    ゲームの景品にと、空き缶とストロ−で作ってくれた「フクロウの鳴き声」の出るオモチャや、お菓子をお土産に貰い大人も子どもも大いに賑わいました。
    また、サル山での「パクパクタイム」(餌の時間)には、園の方が果物や野菜をカットした物を子ども達に用意してくれたのでこれも大盛り上がりで、何度も何度も一生懸命サルに投げていました。
    来年はもっと沢山の仲間とレクを楽しめたら良いと思った一日でした。

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  • 北見分会

    バス見学

    7月10日土曜日、親子バスレクリェーションが行われました。
    今回の目的地は、小鳩会の会員の方が就労している、大空町(女満別)の「ひまわり温泉」です。北見芸術文化ホールの駐車場にて、9家族の会員の方が10時に集合し小雨が降り始める中、出発しました。バスの到着時間がぎりぎりでしたので、内心あせりました。バスの中では、先輩のママからいろんなお話を聞いているうちに、あっという間に現地に到着いたしました。
    現地には、すでに3家族の会員の方が到着しており、計12家族ボランティアも含めて35人の方の参加となりました。
    ひまわり温泉では、係りの方からひまわり温泉の就労状況などについて説明していただきました。出発時の雨は止まず外での活動は出来ずに、昼食までの間ビンゴをして楽しみました。ご飯を食べながら、皆さんの近況報告、昼食後は、温泉に入ったり、おしゃべりをしたり思い思いに過ごしました。温泉は、熱めでしたが、貸し切り状態でしたのでゆっくり出来、温泉の質もよくとても気持ちよかったです。
    親子で楽しい時間を過ごすことが出来ました
    (記 八巻)

    ちびちゃんママ交流会

    7月20日(火)10時より「キッチンぽっぽ」にて、「ちびママ会」が行われました。参加者は、8家族13名。ダウン症についての冊子の取りまとめや、就学や育児についての情報交換をして、楽しく過ごしました。
    (記 八巻)

    地域サロン「キッチンぽっぽ」の紹介

    小鳩会北見分会の有志で立ち上げた、特定非営利活動法人「こばと」は児童ディサービス「ぽっぽハウス」と日中一時支援サービス「陽だまり」を展開して5年目になります。この度、3件目の地域サロン「キッチンぽっぽ」を今年の6月に開店しました。制度にとらわれず地域の住民が集える場所、子育て相
    談・支援の場所として利用してもらうのが目的です。お食事もできますし、お茶を飲んでゆっくりできます。リサイクルコーナーもあります。「キッチンぽっぽ」を利用して北見分会のチビちゃんママ会を開いています。ぜひ一度、「キッチンぽっぽ」に来てください♪
    (特定非営利活動法人 こばと 事務局 安田)

    ふれあい広場

    今年も、9月4・5日とふれあい広場があり、手作りクレープを販売しました。
    今年は、小学生の頼もしい助っ人さんやかわいい看板娘のお姉さんたちが、お会計・クレープ販売とお手伝いをしてくれました!!
    私の息子は、今5年生ですがちょろまつ君なので、まだまだお手伝いはできそうにありませんが、いつか一緒にできればいいなぁ・・・と思っています。
    会員さんたちと和気あいあい、作って、売って、おしゃべりして、また、食べにきてくれた会員さんともお話ができたり・・・とあっという間の2日間でした。
    (記 大久保)
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  • 帯広分会

    親睦会

    8月1日(日)音更町むつみアメニティパ−クにて、16家族、51名の参加で親睦会を行ないました。
    ムシムシの暑い中、お父さん達が焼き肉や焼きそばを焼いてくれて、皆でおいしくいただきました。
    そして、水遊びなどでそれぞれ楽しく過ごし、くじ引き、輪投げ、スイカ割りをして盛り上がって、いるところで、雨がパラパラと降りはじめました。
    毎年、天気には悩まされますが、いつも最後まで実施できるこばとか帯広分会のパワ−は、すごいなと感心しています。
    今年も楽しい夏の思い出ができました。
    (記 高木)

    親睦会に参加して
    音更町 N 恵 (茜 H1.9.7)

    久しぶりに行事に家族4人で、参加させていただきました。茜、社会人になって3年目で、大人になってから初めての参加です。
    今年は、猛暑が続いて晴れが続いていたの に。この日は、少し怪しい天気で公園では茜と同じに(一緒にしないで下さいと言われそうですが)大人になったばかりのマイマイガさん達が、たくさん群がって飛んで来て、最初はどうなるかと思いましたが。
    雨には降られましたが楽しく参加させていただくことができました。大人になったとはいえ、無邪気さは変わらない茜ですから終始笑顔でした。
    小さなお子さんにも久々に戯れる事が出来て、一日癒された日でした。
    また、参加したいですね。
    楽しい一日をありがとうございました。

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  • 札幌分会

    例会 『就学について』とおしゃべり会

    7月7日(水) 難病センターにて就学について話し合う例会を、9名の参加で行いました。
    教育委員会からいただいた資料を参考に就学までの準備、手順などについての説明や今年入学したお子さんをお持ちのお母さん方から、就学にいたるまでの事(学校見学、教育相談等)や学校との話し合いの体験、そして現在の学校での様子などを話していただきました。就学先はいろいろですが、お子さんがいきいきとのびのびと過ごすことの出来る場を選ぶまでの想いをお話しされ、とても参考になりました。質問もいろいろ出て、みんなで考える場となりました。
    就学年齢を迎える前の幼児のうちに、幼児の教育相談を受けておき就学につなげていくのもよいのではないかと思います。一度、ちえりあ内幼児教育センター教育相談窓口に連絡してみてはいかがでしょうか!(TEL 011−671−3210)
    この例会は毎年同じ時期に行っています。就学の2.3年前から参加して情報を得ておくのも大切かと思います。
    終了後は、お昼を食べながら情報交換の場となりました。

    医療講演会

    7月11日(日) 10時〜12時まで難病センター 3階大会議室で、昨年度、新型インフルエンザの流行の為、お願いしていてできませんでした天使病院小児科 外木先生に医療講演会を75名の参加で実施いたしました。

    当日は、『ダウン症児・者の生涯を通しての健康管理について』という演題で講演していただきました。
    はじめに、日本のおけるダウン症候群者の生活、現状についての説明していただき、その後今日の本題であります生涯を通しての幼児期、学齢期、成人後等年齢に応じた診療や療育のプログラム、日常での注意点、なりやすい、気をつけたほうが良い病気等についてとても丁寧に講演いただきました。また、子どもの年齢、時期に応じた定期診療のプログラム・項目も提示していただき、これからの参考になりました。今まで、あまり聞く機会のなかったダウン症候群と排尿機能についてもふれていただきました。
    また、アンケートの結果を基に中卒後の生活の場、移動能力、言語能力、合併症、合併症で実際に受診した人の数やその病名、心理的問題等についてのお話はとても興味深いものがありました。
    今日の講演を、明日から日常生活のなかで生かし、子どもの見落としてはいけない,気をつけなくてはいけないサイン等についてしっかり見極められる親でありたいと、あらためて強く感じました。

    外木先生、大変お忙しいなか本当にありがとうございました。

    ビアガーデン懇親会

    7月24日(土)、大通りビアガーデンで懇親会を行いました。
    9家族24人の参加で、楽しいひと時をすごしました。ちょっとお天気が心配でしたが、なんとかもち、終わる頃にはとても良い天気となりました。冷たいビールがとっても美味しかったです。お腹がいっぱいになると、子ども達は芝生を走り回って楽しそうに遊んでいました。大きい本人たちや兄弟、姉妹たちが、小さい子の面倒をみ、遊ばせてくれる姿を横目で確認しながら、大人達もワイワイと飲んで話して、たくさん笑ったひと時でした。
    来年は皆さんもぜひご家族で参加してみてください!! お待ちしています

    滝野親子キャンプ

    8月21日(土)、22日(日)と滝野の青少年山の家で、日帰り家族も含め、10家族26人で親子キャンプを実施しました。
    21日(土)10時に青少年山の家の入り口で集合。集合次第山の家に移動し入館式を
    しました。その後、宿泊室に移動しました。みんなで、集まって家族紹介の後、食堂に頼んであったおにぎり弁当を持って子どもの谷にハイキングに出発。それぞれの家族ごとに楽しく過ごしました。

    15時過ぎに山の家に戻り、野外炊飯の準備をしました。夕食は、ジンギスカンです。みんながとても良く働いてくれたので、17時前には美味しいジンギスカンに舌鼓。
    19時からは、みんなでキャンプファイヤーを楽しみました。山の家に戻り、入浴。その後、食堂で親子参加の交流会をしました。9時半になったら食堂の後片付けをして、宿泊室に移動。子ども達は、寝るしたく。大人の部屋では、交流会が夜遅くまで続きました。
    22日(日)は、起床後、宿泊室の整理。その後食堂で朝食。
    今年から、食事はバイキングで美味しくいただきました。食後のコーヒーも楽しんだ後は、宿泊室に戻り掃除。最後に点検をしてもらい、オッケーもらったら研修室に移動。今年は、木の葉メールと押し葉のしおりを作りました。子どもばかりでなく、親たちも真剣に取り組んでいました。10時ぐらいから多目的ホールでそれぞれスポーツを楽しみ、11時になったら研修室に戻り解散式をしました。
    今年もけが人もなく、無事キャンプを終えることが出来ました。参加の皆さん、お疲れ様でした。
    来年も、同じ時期にと考えています。たくさんの家族の皆さんの参加、お待ちしています。

    (記 三好)

    滝野親子キャンプ
    豊平区 N 晶子 (有利奈 H13.8.14)

    滝野の親子キャンプに行ってきました。
    有利奈と息子と私の3人で2回目の参加です。
    参加のキッカケは息子の滝野の宿泊学習の説明会の時に、準備をしようにも親達はどんな所かわからず疑問だらけだったこと。
    小鳩会に入っていてせっかく滝野キャンプがあって山の家に行けるのなら、親も子も事前に知って慣れておけば、学校の宿泊学習の時に楽になるかも、と考えたからです。
    初参加の昨年は盛り沢山のプログラムと公園内の移動距離の多さにかなりヘバってしまいました(インドア親子なんで・・・)それでも「楽しかった」という感想だったので今年も!!
    まずは入館式、有利奈はスタッフのお姉さんの話がしっかり聞けて好スタート。
    秋に学校の友達とも来ていたので、記憶がしっかりあるようでした。
    今年は野外炊事が夕食時なので、弁当を持ってこどもの谷へ行き、食べてから遊んだのですが猛暑に親子ともテンション↓。
    水のある森のせせらぎに行ってみたところ、混んでいてなかなか遊べなくて・・・。
    そこで、昨年オープンした滝野の森ゾーン東エリアへ、塚田まいちゃん、溝口あんなちゃん達と移動(徒歩20分ちょっと)。
    まだあんまり知られていないせいか空いていて、おまけに涼しくて別世界!
    長いローラーすべり台や森のデッキ、迷路で遊び、すぐ近くの山の家へ戻り(下り坂で
    楽)野外炊事の準備。
    前回は初めてでウロウロしていただけですが、今回は参加人数も少なく全員実働体制。
    薪を割り、テーブル設営や食材の下ごしらえをしました。
    お父さん達と三好宏樹君が作ってくれたジンギスカンをお腹いっぱい食べられて、子ども達も大満足。
    その後のキャンプファイヤーではさすがに有利奈は疲れて、大好きな歌や踊りもやらずじまいだったので、急いでお風呂に入れ、食堂の懇親会にちょっと出て翌日に備え寝かせました。
    夜中の大人(?)の懇親会は残念ながら私も息子も早々に撃沈してしまいました。
    翌朝は今夏からバイキング形式になった食堂での朝食。
    特に息子がかなり期待していたので、嬉しそうに好きな物を取って食べていました。
    有利奈はパン派なので、やっと食べることができるようになり良かったです。ふわふわの卵焼きや、サラダバー、果てはホットコーヒーまで用意され、素晴らしいリニューアルぶりに、みんな興奮気味でしたね(笑)。
    それから部屋の掃除と緊張の点検をクリアし、クラフト製作。今年は落ち葉や押し花を使ってのハガキやしおり作りで、有利奈は今までなら「できない」とやらなかったのに、私が材料を取りに行っている間にしおりを作っていて(ベタベタだけど)とても驚きました。
    終わったらホールでの自由スポーツで、大好きなフリスビーと玉入れをし、最後の感想発表で、そのことをみんなの前で言うことができました。
    毎年同じ行事に参加していると、普段の生活では気付かない子どもの成長が見えて、嬉しくなります。
     今回も「楽しかったね」と親子3人帰ってきました。
    来年はキャンプファイヤーではなく、小鳩大花火大会(?)をすると決まったので、早くも楽しみにしています(お父さん達の活躍に期待!)。
    たくさん参加して、みんなでやったら盛り上がりますよ!!
    お忙しい中、色々と準備をしていただいた皆様、本当にありがとうございました。


    カラオケの会

    9月5日(日)ミュ−ジックハウス南3条店にて恒例のランチカラオケを楽しみました。
    5家族、11名の参加者で行なわれました。
    今回は、初めてのご家族の参加もあり、いつもと違い歌のレパ−トリ−が色々で、毎年参加されている方も新しい曲を唄われて、3時間もあっという間に過ぎてしまいました。
    毎年のように、坂本さんには曲を入れていただいたり、機械の操作などをお手伝いいただきありがとうございました。
    次回も、小さいお子さんから大きな子どもさん達にたくさん参加していただければと思います。

    (記 牧野)

    セミナ−「知的発達障がい者の生涯発達支援」

    9月9日、札幌市教育文化会館において、東京学芸大学の菅野先生、群馬大学の霜田先生をお招きしてセミナ−を開催しました。札幌分会で開催する3回目のセミナ−です。
    今回の参加者は保護者・施設関係者合わせて80名。釧路分会、帯広分会、苫小牧分会の会員の方々も参加されました。
    午前10時から午後3時45分までの時間でしたが参加された皆さんはとても熱心にお話を聴かれていました。
    午前中は菅野先生のお話「成人期ダウン症者の支援を考える−成人期の実態と課題に応じた支援」は、成人期のダウン症者の課題の表れ、それに対する支援、支援プログラムの考え方、ストレスへの対応と、これまでの講演をより深めた内容でした。午後は霜田先生の「行動問題の発症メカニズム−発達障がい児におけるつまずきパターンから支援を考える」も何故つまづきや行動問題が起こるのかの疑似体験を交えてお話は、発達障がい児だけではなくダウン症児の対応にも当てはまるものでたいへん参考になりました。
    両先生のお話は聴く度に気づかされること、再確認させられることばかりです。聴いたことを忘れずに日々子ども達と接していきたいものです。
    寄せられたアンケ−トからはこのセミナ−の重要性、講演内容の高評価、今後の期待の大きさを感じます。お忙しい先生方に遠くまで来ていただき本当に良かったと思っております。何とか次回の開催をと考えております。
    菅野先生、霜田先生ありがとうございました。

    (記 藤田)

    セミナ−に参加して
    豊平区 O 訓江(郁音 H7.8.12)

    東京学芸大学の菅野先生「成人期ダウン症の支援を考える成人期の実態と課題に応じた支援」と群馬大学の霜田先生「行動問題の発症メカニズム発達障がい児におけるつまずきパターンから支援を考える」の講演会に参加させていただきました。

    ここ数年、毎年参加させていただき、お二人の先生には、まるで子ども達の心の通訳者のように、問題行動(親の都合に合わない事をすぐそう決め付けていることに反省)の心理を説明していただく事で、学びと共に親として心を入れ替える大切な時間になっています。
    ライフステージでは、健康状態の把握が重要であり、様々な不適応の大きな要因となること。生活環境の変化、学生から社会人へ、また職場環境の変化、姉妹兄弟の結婚など私達が感じるのと同じようにストレスを感じていることが、あらためて良くわかりました。
    問題行動の発症メカニズムのお話でも、「周囲と自分のズレを修正する難しさの中で起きていることで、表面上の困難さだけを捉らえず、その困難さには原因があるという認識を持つことが大切」と、私達と同じであることを、どれほど忘れているかを考えさせられました。
    ストレスアピールが弱いので周りの人間が、本人がストレスを感じていると認識しにくく、行動範囲の狭さがストレス発散の機会を少なくしているのだなと感じました。何より、子ども扱いしすぎる親の対応が、1番の大きなストレスと肝に銘じました。
    日常生活の小さなことに目が向きやすいですが、大人になってゆく人として、子ども全体を見る目を、親として持ちたいものだと強く感じた講演会でした。

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  • 函館分会

    障がい者ふれあい事業

    毎年社会福祉協議会主催で函館より列車で森の青葉ヶ丘公園に、障がい者とボランティアと共に600名で参加の行事で、小鳩会として毎年参加させていただいております。
    今年は特別暑い年で参加予定5世帯のうち1世帯は不参加に。
    森の公園に着いて、昼食後、カラオケ、スイカ割り、ゲ−ムと最後は民謡で輪踊りで、又列車に乗り乗って帰ります。
    参加した谷川まりやさんに感想を書いていただきました。
    (記 東)

    函館市 谷川 まりやさん(H3.12.24)

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