ピアノ・パラリンピックに参加して

北見市　E亜希

　皆さん、こんにちは。

　私がピアノ・パラリンピックと出会ったのが、2004年夏の半ば頃でした。

　この頃は、曲名「紡ぎ歌」だけしか、やっていませんでした。

　気がついた時に母が「亜紀、新聞に、ピアノ・パラリンピックの知らせが載っているよ、やってみない？」と教えてくれました。

　その時からピアノ・パラリンピックと出会ったのです。書類を書いて、父の知りあいの方に、私がピアノを弾いているところをビデオで撮ってもらい送りました。

　その結果なんと横浜の「みなとみらいホール」で弾けることになり、とてもうれしかったです。そして今年1月8日北見を離れて、横浜に向いました。9日になり本番が近づいて来たので緊張してしまいました。私はＢグループの30番目で、待っている間に知りあいの方と話したり、着替えをしました。練習を一度やってから、皆で集まり、ステージの横で順番を待っている間に、すごく緊張して、手が震えそうになりました。

　曲目はモーツアルトの「メヌエット」です。やっと呼ばれて、ステージに入るとゆっくり歩いて、お辞儀をしてからイスに座り、緊張しながら弾き始めました。けど少し余裕があったものの、途中緊張し過ぎで、止まったりしてしまったけど最後まで、弾ききりました。堂々と弾けたところがとても嬉しかったです。

　北見に帰り、何日かすると、札幌で報告会をやる話になり、母と一緒に2月19日に北見を後にし、20日はいよいよ、「ちえりあホール」に向かいました。

　そして、説明を聞いてから、楽屋入りしてすぐに、ステージ内説明を受けてから着替えに入りました。全員が席に座り、観客も集まり、その中で知りあいに会いました。

　開演し、そして順番が回って来たので、少し緊張したけど、最後まで弾きこなしました。ちょっとポロポロだったけど、とても楽しかったです。もう一回ピアノ・パラリンピックに参加したいと願っています。もっと頑張って、人を感動させたり、楽しい気持ちを伝えるために一生懸命頑張ります。“ファイト”だ。
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　2005年1月9日〜10日横浜みなとみらいホ−ルで開催された「第一回　ピアノパラリンピック　イン　横浜」は世界15ヵ国から障がいのあるプロからビギナ−までのピアノ愛好家が集まり演奏を披露しました。

　参加された北見のE亜紀さん(S59.8.26)に手記を寄せていただきました。

(S59.8.26)に手記を寄せていただきました。

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