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分会からの報告
帯 広 分 会
例会
秋晴れのとても暖かい日となった11月5日、今年度初の例会を開催しました。
「懇話会」という形で、現在、市内の授産施設に通われているT達也くんのお母さんと、中札内高等養護学校3年生のS到くんのお母さんに、誕生の時からの生活や学校、仕事に関わる色々な事柄をお話ししていただきました。
18家族25名の参加で、近況報告も合わせて楽しく有意義な一日となりました。
(記 丹羽)
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例会に参加して
Sミキ(寛大 H15.8.25)
私たち親子にとって今回の例会は小鳩会に入会してから初めての参加となる行事でした。
その日は2人のお母さん方の体験談など、色々なお話を聞くことができました。そして私たちの子供の事も少しながら報告させていただきました。
参加前は主人も私もドキドキしていましたが、周りの方々がどんどん話しかけてきてくださったので私たちも自然と会話がはずんでいました。
とても充実した楽しい時間を過ごす事ができたのと、お昼に食べたお弁当もおいしくて最高でした。
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釧 路 分 会
夏のレクリエーション
去る7月18日 日曜日、参加者27名9家族で釧路動物園へ行ってきました。
集合時間30分前、空が急に暗くなり大雨が・・!動物園の人に傘を借り、雨が止むのを待っていました。子供達の中には大きな声で「雨さ〜ん、天気になって〜ぇ」と、空に向かって叫ぶ姿も・・・。その願いが通じたのか(?)ピタッと止んでくれました。
その日は日曜日とあって「象のナナにえさをあげよう」というコ−ナ−がありました。整理券をくばり、いざっ、象の元へ。
参加者の中には初めてえさをあげる子もいたり、恐くてへっぴり腰になる子、喜んでおだつ子、さまざまでした。
お昼はさる山の前の芝生で、大きなブル−シ−トを敷き、みんなでお弁当をひろげて和気あいあいと和やかム−ドで食べました。
1:30には解散し、その後は自由行動で乗り物にのったり、とっても楽しい一日を過しました。
役員の皆様はじめ、お手伝いをしてくださったお父さん、お母さん、どうもありがとうございました。
(記 千葉)
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茶話会
10月14日木曜日、プリンスホテル最上階のレストラン「トップオブクシロ」で、昼食を兼ねた茶話会を行ないました。
当日、急用で参加出来なくなった方も何人かいらっしゃいましたが、忙しい中、時間を割いての参加、市外からの参加、新しく小鳩会に入会される方の参加など8名で、楽しい時間を過ごす事が出来ました。
子供達の近況報告や、先輩お母さん達の体験談、今後のレクリェ−ションの取組みについてなど、話に花を咲かせ、心もおなかも満たされた2時間半でした。
又、話の中で標茶の金澤さんが、10月末にそばの店「丈の家」をオ−プンしました。将来は、障がいのある子供達と一緒に働けるお店にする事が夢だそうです。「標茶に来る事がありましたら、是非寄って下さい。」と話していました。
(記 山下)
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《2005年スペシャルオリンピックス冬季世界大会(長野大会)》
「500万人ト−チランin釧路」
10月10日、来年2月に長野で開催する「スペシャルオリンピックス冬季世界大会」を前にト−チ(聖火)ランが釧路市で行われ釧路分会も約30の参加団体の中に加わり、アスリ−ト5名、伴奏者として3名が参加しました。
この日は、同じ会場で開かれた「くしろスポ−ツフェスティバル2004」の昼のセレモニ−として行なわれ、バルセロナ5輪金メダリストの岩崎恭子さんをゲストランナ−に、知的障がい者と伴奏者、家族や市民約200名が一緒に競技場のトラックを100、200メートルずつト−チを持ってリレ−し、約1500メ−トルのコ−スを走りました。
アスリートとしてI悠衣さん(小3)、T純花さん(小4)、I純くん(小5)、O花歩さん(小6)、Aめるもさん(中2)の5名が、伴奏者として母親3名が行動を共にしました。また作業所で働く仲間と一緒にT伸雄さん、M理恵さんのふたりが参加していました。みんな初めての体験のため、緊張した表情でト−チを手にしていたのが印象的でした。最後に参加したみんなの手で、聖火台に火が灯されとても感動的なシ−ンを味わう事ができ、「参加して良かったね。」と思い出に残る貴重な経験でした。
次の日には北海道新聞や地元の新聞に大きく報道され、スペシャルオリンピックスを広く皆さんに伝える事ができました。
今回のト−チランに参加するにあたり、難病連釧路支部より伴奏者の参加費の一部を負担して頂いたことも併せて報告いたします。
(記 市村)
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苫 小 牧 分 会
施設見学
10/7(木)秋晴れの中11名で大滝村へ行ってきました。まずはビバランド・大滝学園についてご報告です。
開設 昭和49年
利用定員 男女各25名 計50名
短期入所 男女各1名 計 2名
職員数 23名(内委託医師 1名)
建物に入りその清潔さと日当たりの良さにビックリ。当日大掃除ということを差し引いても、きれいにされていました。廊下にも天窓があり各部屋には各自のタンスやTVが有りました。部屋は1人又は2人部屋です。部屋に職員が無断で入り掃除するということは無いそうですが皆さん整頓されていました。日中は外で農作業、軽作業をし、食事に戻ってくる、というのが日課です。
案内してくださった森岡施設長によりますと、30年入所されている方もおられるとのこと。また脱施設の政策により受け入れ人数と予算が減っているようです。ダウンのかたも2,3人いらっしゃいました・(50才位)。
年2回の帰省はほとんどの方が自宅に戻ったり、送迎してもらっています。
また、労働で得た収益はお小遣いとして本人に渡されます。
こちらで高齢になった方を13名預かって始まったのが次にご紹介する優徳荘です。
開設 昭和51年
利用定員 55名
職員 22名
温泉のお風呂が自慢
地元の温泉を利用して建てられた優徳荘は知的障がい者の短期入所事業所ですが、ここで人生を終えられる方も年3〜4名いらっしゃるそうです。私たちが訪ねた日もお葬式が敷地内の集会所で行なわれていました。入所者のほとんどは札幌近郊からの方々です。今のところ満杯で、突然親に何かがあり、申し込んでも入所者の空き待ち(つまり亡くなられる)といったのが現状だそうです。若いダウンの青年もいました。心疾患があり、作業が出来ないため、入所されていました。
建物は細長く、左右に男女と分かれていて、中心に温泉の出るお風呂があります。
親の老後、自分の老後を考えるのとは違い、我が子の老後を心配するのは悲しいなぁと思いながら、実際、我が子がこの4畳半の部屋で一人布団を敷いている姿を想像したら胸にぐっときました。(そのころは私は草葉の陰ですが)
でも同時に終の棲家がある、ということはしあわせなんだ、と思いました。そして何より入所されている方々の笑顔に救われました。皆さん穏やかでにこやかでした。
気まぐれな政治に振り回されることなく私たちも含め子供達の老後が安らかでありますように・・・などと
考えさせられる一日でした。
皆さんお疲れさまでした。
(記 中村)
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札 幌 分 会
就園についての例会
9月29日(水)、中央区民センターにて、就園前のお子さんをお持ちの方を対象に、就園についての例会を開きました。
会員以外のお母さんも参加して下さり多数の出席者がありました。
まず、出席者全員から簡単な自己紹介をしていただき、その後、現在、お子さんを保育園、私立幼稚園、市立幼稚園に通わせている3人のお母さん達に就園活動についてや、園との話し合い、お友達との関わりや、園生活などの様子をお話していただきました。
また、三好会長からも今年の札幌市内の保育園、幼稚園の募集状況などのお話がありました。参加者の方たちからは、統合保育の現状、通園施設との並行通園に関してなど多数の質問や不安が出されました。
お母さんと一緒に来ていた子供たちが仲良く遊ぶ、可愛い姿を見ながらの話し合いは「もっとおしゃべり会を開きたいね」との声もあがるほど、楽しい例会となりました。
(記 文野)
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支援費相談会
10月16日、7月に行なった支援費の学習会のおり提案された相談会を難病センタ−で行ないました。今回も相談室「ぽぽ」の大久保さん他2名の方が同席してくださいました。
相談会ということで始めたのですが支援費についてよくわからないという方が多く前回同様まず支援費とはの解説から始まり、実際に申請するにはどのような支援を受けられるのか、どこに相談するのかなど詳しく説明していただきました。
参加者からも質問、相談が出されましたがまだまだ支援費についての認識、理解が足りないように感じました。支援費制度も深刻な財源不足から介護保険と統合か、自己負担を「応能負担」から「応益負担」になど支援費も変化していく気配を見せています。今後も学習会・相談会の開催を検討して行きます。
(記 藤田)
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施設見学
南区 F厚子(章太郎 H2.9.27)
10月6日(水)、菊水ワ−クセンタ−(通所授産施設)、10月22日(金)、ジャンプレッツ(通所更生施設)と短期間に続けて、性格のちがう二つの施設を見学してきました。
どちらも施設長さんからお話をうかがった後、作業の様子、施設の内部などを見学させていただきました。
菊水ワ−クセンタ−では、作業しやすいように一人一人に合わせた配慮や工夫がなされていたのが印象的でした。
またジャンプレッツでは、日常生活を豊かに、そして生き生きとした毎日が送られるようと、さまざまな活動が考えられているようでした。
どちらの施設も改築あるいは新築されたばかりで明るく開放的な雰囲気でした。
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スペシャルオリンピックス500万人トーチラン
10月24日札幌でのト−チランに札幌分会として7家族が参加しました。子どもたちを中心にみんなで駅前のメインストリ−トを道庁赤レンガまで走り待っていた最終ランナ−に聖火を引き継ぎました。最終ランナ−の一人は来年長野で開催される冬季世界大会に北海道からひとり日本選手団に選ばれた三好宏樹君でした。三好君はゲストランナ−の高橋知事、細川スペシャルオリンピックス理事長としっかり挨拶を交わしとても落ち着いて立派でした。三好君達はJR札幌駅前広場のイベント会場でゴ−ルイン。その後のイベントではヨサコイも披露して子どもたちには思い出に残る楽しい体験になったようです。
(記 藤田)
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トーチランに参加して
南区 Oめぐみ(太 S63.4.5)
10月24日(日)スペシャルオリンピックス500万人ト−チランに参加させていただきました。
小鳩会からは、お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん、みんなで18名。グランドホテルの前から道庁赤レンガまで400mを少々緊張しながらも楽しく走ってきました。
太は夏のアテネオリンピックの影響もあり、聖火を持つのをとてもはりきっていましたが、いざ、トーチに火を付けてもらい走り始めると少し緊張した表情(火が消えてしまうのかと心配だったようです)でも、緊張した表情はすぐにほぐれ、いい顔で走っていました。
途中ト−チが重くて、伴走のお父さんの手を借りるのでは…と心配していたこともなく無事に道庁赤レンガにゴ−ルしました。ゴ−ルした所には、中学卒業後しばらく会っていなかった三好君を見つけて笑顔、でも聖火の火を渡す時は真剣な表情でした。
その後の踊りもかっこよく決めていました。高校の先生も見に来てくださって一緒に写真を撮ったり、この日の太は新しい体験もできて、とても楽しい一日だったようです。
最後にみんなのいい笑顔を見ていて想ったことがあります。
自分の持っている力を表現できる場所とサポ−トをして下さる人達の和が、これから増えていってほしいなぁ…と感じました。(みんないろいろな可能性の種を持っていますからね)今年の4月から日曜日は伊達までのドライブだったので久しぶりに親子で楽しめた日でした。ありがとうございます。
(ゲストランナ−のジャンプ選手さんはみなさんかっこ良かったです)
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北 見 分 会
小さい子たちの集まり
10月15日(金)10時からおもちゃライブラリィで、ちびっこ達のお集まり会をしました。
今回は、8月に安田、竹田、池田の3人が旭川の療育センタ−に1週間母子入院してきたので、その報告会もかねて行ないました。1週間のスケジュ−ル表や講演の時にもらった資料等を持ってきて旭川での様子を報告しました。
久しぶりに集まったのでみんなたくさん話す事があって、旭川の話をしているうちに、いつの間にかちがう話題になったり、話を戻したつもりがまたちがう話題になっていたり・・・。でも、またそれが楽しかったりして。みんなで集まると本当に話題が豊富で時間がいくらあっても足りないくらいです。
次にまた集まるのが楽しみです。
(記 池田)
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小学校特学見学会
10月末から11月始めにかけて、小学校特学教室見学会をしました。見学したのは北見市内の小学校3校です。
参加者は6名、ほとんどは子どもが来年以降に就学を控えている母親達です。
授業の様子、子どもの人数、教室の雰囲気、休み時間の他のクラス・学年の児童との関わりなど、じっくり見学し、担当の先生や教頭先生にもお話を伺って、多少なりとも学校生活を知ることが出来たと思います。
私達母親は今後、特殊教育学級から特別支援教室なるものへ変わることへ、かなり不安を感じています。それがいったい自分達の子どもへどんなことをしてくれるのか、あるいはしてくれなくなるのか、知的障がいのある子にとって、良いものか悪いものか、ほとんど実態がわからないからです。
子どもが学校入学に期待を持ち、そして毎日楽しく学校生活をおくれるよう、どの親も真剣に考えています。
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〜第一回オープンカレッジinきたみ〜
11月7日 日曜日、北見地方では初めて、オ−プンカレッジ(知的障がいをもつ人達のための学びの場)が開催されました。場所は日本赤十字北海道看護大学(北見市曙町)の講義室です。
講義内容は「造形」と「音楽」でした。どちらもヤマハ音楽教室の先生9人が講師とサポ−タ−をしてくれました。
受講生は10人、北見市内の授産所や通所施設に通所・入所する18才から38才までの人達です。また今回は、「オ−プンカレッジin北海道医療大学」で活躍する、サポ−タ−・スタッフの学生さん9人が遠路はるばる応援に駆けつけてくれました。
この日を楽しみにしていた受講生、わずかな不安を胸に抱えた受講生。初めて入る大学の校舎で、これからどんな事をするのか、さまざまな気持ちで来校したことと思います。
でも、受け付けロビ−では学生サポ−タ−さんが気持ち良く受講生を迎え入れ、初対面の挨拶をして、緊張をほぐし、安心させてくれました。開講式が始まるまでの間に、ヤマハの先生たち・学生サポ−タ−さん・受講生さんが親しくなっていく様子を見て、私たちスタッフも緊張がほぐれ、うまく行きそうだと予感しました。
開講式が終わって、1講目の「造形」が始まりました。内容は身近な材料を使って、楽器を製作するというものです。
バケツやペットボトルなどでたいこやマラカスを作りました。凝った飾りつけを考えたり、時間が過ぎても納得いくまで仕上げをしたり、サポ−タ−さんは受講生さんの気持ちに沿って見守ってくれました。楽しそうな笑顔、おしゃべり、和気あいあいとした雰囲気で1講目が終わりました。
昼食をはさんで、2講目は音楽。各々の自慢の手作り楽器で講師・サポ−タ−とともに演奏をします。さあ、どんな演奏が聞けるのかとスタッフも大変楽しみにしていました。曲は「風になりたい」。軽快なリズムでとても乗りの良い楽しい曲です。パ−トごとに何回か練習したあと、いよいよ全員揃っての合奏になりました。ちょっと控えめに楽器を鳴らす人、身体中でのりのりの人、受講生・講師・サポ−タ−の気持ちが調和して、ひとつのうねりになっているように見えました。
最後の修了証書授与の時です。受講生たちがちょっと緊張したような神妙な面持ちで、修了証と達成表を受け取る様子を見て、みんな楽しんでくれたんだ、頑張ってくれたんだと感じることができました。
こうして、第1回オ−プンカレッジinきたみはなんとか終わりました。改善すべき点、反省点がいくつもありましたが、大きなトラブルもなく、楽しく過ぎた1日でした。スタッフもほっと安堵したと同時に、今後への期待を持てる、手ごたえもつかめたように思います。そしてなお一層、来年以降のオ−プンカレッジ開講に前向きになれたと思います。
また今回、遠路駆けつけてくれた、「北海道医療大学オ−プンカレッジ」スタッフ・サポ−タ−の学生さん達の活力あふれる応援とヤマハの先生達の熱意ある協力は、私達の大きな支えとなりました。感謝の気持ちでいっぱいです。
(以上 記 白鳥)
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