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分会からの報告
釧 路 分 会
14年度の茶話会を振り返って
「月1回の茶話会でみんなで語り合いましょう」という主旨で、茶話会を企画し実施しました。
毎月という訳にはいきませんでしたが、年7回行うことができました。
学校を借りて沢山の遊具で子ども達を遊ばせながら進路に向けて話したり、ケーキのスポンジに
デコレーションをして楽しんだ後に会食しながら語り合ったり、ポップコーン作りをしながらという
茶話会もありました。日頃、顔を合わせることが少ないのですが、このような機会を活用して、
ダウン症の子どもを育てることについての多くの悩みや情報を交換できたことは非常に有意義であった
と思っています。
しかし、参加者が少なかったことは、これからの課題です。2月に実施した玉井邦夫さんを
囲む会には、冬期間で交通事情の悪い中でしたが、20家族という予想以上の参加者があり、参加された
方それぞれが得るものも大きかったようです。茶話会に出席して何を吸収できるのか、目的を明確に
することも大事なことのように思われます。来年度について、各回ごとにテーマを設定する。
①担当者を増員し、いろいろなアイディアを募る。②積極的に情宣活動をする。など工夫して取り組み
たいと考えています。
(記 大藤)
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帯 広 分 会
スポーツ大会(ボウリング)
2月16日(日)スポーツ大会として、毎年恒例となったボウリングが14家族(子供21人、
大人19人)の参加で行われました。
重いボールをお母さんと一緒にやっと投げる子、一人でがんばってドーン!と投げる子、
フォームもカッコよく、スイッと投げる子、皆、成長と共に投球スタイルが変化している
ようです。
我が家の桃子も、昨年は3回も4回も途中で止まったボールが、今年は1回で済みまし
た。たくさんピンが倒れると大喜びし、1~2本や最悪倒れなかったら地団駄踏んで悔し
がり、本当にボウリングを楽しんでいるようす!おかしいやら、うれしいやらの一日とな
りました。
(記 丹羽)
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帯広分会総会
3月19日(水)音更総合福祉センターで第27回総会を行ないました。14名の参加で、
議 案審議、新年度の活動について話し合われました。一泊研修会、パークゴルフ、陶芸
など、新しい提案もいろいろ出され、今年度の“乗馬の会”“すこやか農園”に続いて、
初の活 動が加わりそうです。
閉会後は、昼食のおにぎりをいただきながら、笑い声と共にいつまでも話は尽ませんで
した。
(記 丹羽)
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札 幌 分 会
親子ボウリング大会と駒岡保養センター一泊
2月8日(土)~9日(日)一泊二日で行なわれました。両日ともお天気に恵まれ、さ
っぽろ雪まつりの雪像もとけだすくらいの暖かい陽気でした。
親子ボウリングでは、9家族23名の参加で、何度か参加されている皆さんでしたので、
スムーズにゲームも進み楽しんでボールを投げていました。
その後、駒岡保養センターへ。風邪で2家族の方々が参加されませんでしたが、9家族
31名の参加があり、夕食までの間お風呂に入ったり談笑したり、思い思いに過ごしていま
した。
6時から夕食をとり、いつものビンゴゲームで楽しみ、今回は保養センターのご厚意で
8時半までカラオケを楽しむことができ、子供達は交互に歌い踊っていました。カラオケ
の最後には会員さんではないのですが、同じダウンちゃんのお母さんの歌声に皆聞きほれ、
お開きとなりました。
9時過ぎからは大人の交流会の時間となり、夜遅くまで、いろいろな話を聞くことがで
き有意義なひとときでした。
(記 牧野)
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4区合同交流会
3月13日厚別区民センターにおいて、白石、厚別、清田、豊平4区の合同交流会を行い
ました。
社会福祉法人長沼陽風園・かいけつ太郎ケアサービスステーションの熊井さんにお願い
して、支援費制度の勉強会を開きました。支援費制度の事は少しずつ分かってきたので、
申請書の書き方に重点を置き説明していただきました。実際に申請書に記入していくと質
問が次から次と出ていました。
当日の参加者は小鳩会7名、その他友人等にも声をかけ合計19名と少々物足りなさを感
じましたが、2時間を設定していたのですが、時間がたりなくなる程の充実した内容でし
た。
(記 高橋)
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札幌分会総会
3月16日(日)中央区民センターで15家族の参加で総会を行ないました。議案審議、今
後の活動について意見交換が行われました。支援費制度実施にともって出てくるであろう
問題点に関し積極的に行政に働きかける活動、子ども達の芸術・文化等諸活動に対する援
助、札幌以外の地域での集まりの実施などたくさんの意見が出され今後の活動に取り入れ
ていくことになりました。
議案審議の後は自己紹介を兼ねた近況報告で、子ども達の成長の報告に皆で喜び合いました。
(記 藤田)
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北 見 分 会
宿泊研修会
3月22・23日(土・日)、ホテル網走湖荘にて第22回小鳩会宿泊研修会が行なわれまし
た。
今年は会員20家族60数名の参加者がありました。そして北見市役所福祉課・教育委員会・
児童相談所・マザーズホーム・おもちゃライブラリー・紋別高等養護学校・紋別養護学校
きたみ学園分校・網走養護学校・手をつなぐ親の会、以上九つの公機関・学校から17名の
参加協力をいただきました。
今年の研修テーマは「ダウン症児とその兄弟・姉妹の健やかな成長を願って」でした。
今回は兄弟・姉妹の声も聞いてみようということで、小学校6年生の松川誠君(ダウン症
の妹は小学校5年の愛ちゃん)、同じく小学校6年生の東海林誠君(ダウン症の姉は中学
2年の操さん)、中学2年生の白鳥千詠さん(ダウン症の妹は小学校4年生)の3人に作
文などを発表してもらいました。(注;学齢は今年の3月の時点なので、今はそれぞれ1学年上です)
発表のあとは、成長段階での兄弟・姉妹間のさまざまな出来事や問題にどう対処してき
たか、現在成人を過ぎた兄弟・姉妹達はどんな関係を築いているのかなど、親達から話し
てもらいました。
最後にはビデオ上映がありました。これは昨年7月にNHK「にんげんゆうゆう」で放
送されたもので、ダウン症などの知的障害のある子たちが経済的自立を目指して、ケーキ
やクッキーを自主生産している様子などを紹介したものです。
親達が研修している間に、小学生以上の子ども達は毎年恒例のボーリングをして遊びま
した。25名の子ども達が養護学校の先生達に介助してもらい、ボーリングを楽しみます。
帰ってきた 子ども達からはボーリング場でのちょっとしたハプニング話などを聞くこと
ができます。
このような機会にもダウン症児とそのたくさんのきょうだいたちが交流を持ち、互いに
理解を深めていることが感じられます。
子ども達は“自分のきょうだいが障害を持っている”ということを普段取り立てて意識
していないようです。今回声を聞くことができた子たちにとっては、ダウン症のきょうだ
いに対し、障害という枕詞ではなく、単に“姉であり、妹であり、兄であり、弟である”
ようです。
でも、家族以外のダウン症児や障害のある人に、けっして無関心ではないように見えます。
松川誠君と東海林誠君の発表は、学校の総合学習の時間に自分で課題を決めて、調べ
てまとめたものだったそうですが、親は学校で発表を聞くまで、その課題も内容も全く知
らなかったそうです。2人の発表の中には、病気のことをちゃんと知りたい、いろいろな
障害についても調べてみようといった、自主的な興味や関心が現れていました。
小鳩会の集まりの積み重ねは、きょうだいたちの成長や障害に対する意識に少なからず
影響を与えているのかもしれないと思いました。
夜の懇親会では夜中過ぎまで、子どものことや世間話など、1年ぶりの再会で話があち
こちで盛り上がっていました。また親達がおしゃべりに興じているそのかたわらで、子ども
達も一緒になって夜更かしして、汗をかいていておおさわぎで遊んでいました。
この行事は本当に会員にとって大切なものだと再認識させられました。そしてまた、た
くさんの協力者の方に支えられて、今まで続けてこられた事にも感謝しなければならない
でしょう。
(記 北見分会 事務局)
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