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わたしの大事ないもうと
帯広市 3年 あべ ゆき
わたしのいもうとは、わたしが学校へ行く時にカバンをたたいて「いってらっしゃい」を言うようにしてくれる。わたしはうれしいけれどくつをはくのに体がゆれるからはきずらいです。
いもうとが九時四十分にあおぞらというしょうがいの子どもがかようところに行く時間です。いもうとはお母さんに「えみ、行くよ」と言われるとえみは車にとびのるようにして車に乗ってあおぞらへお母さんがおくります。
お母さんは先生に「よろしくおねがいします」と言って家にもどって家のしごとをします。
おひるの時になってお母さんがえみをむかえに車であおぞらバスが来るところまで行きます。バスが来たらお母さんが出て、えみが来るのをまちます。えみが来たら、お母さんがえみを車に乗せようとすると、つっぱって車に乗ろうとしません。やっとえみが車に乗りました。
わたしが学校から帰るとえみが「おかえり」と言ってくれます。わたしはとってもうれしいです。わたしが2かいでえをかいて下におりるとえみが「おかえり」と言います。「おかえり」とは言ってもまだ使い方はわからないみたいです。
えみはしょうがをもっているのに、いろんなことばをしゃべるなんてすごいなぁと思います。
えみはお母さんのなまえはよべないのに、お父さんと弟とえみじしんとわたしがよべるのがふしぎです。それにお母さんのことを「あんな〜」とよびます。わたしはお父さんたちがよべるのにお母さんだけよべないのがおかしいなと思います。
えみはおこると物をなげたりします。すごくおこるとたたく時もあります。わたしはそんなえみをがんこでこわいと思います。
でもわたしはそんなえみがだいすきです。えみはわたしの大事な大事ないもうとです。
あべ ゆきちゃんのお母さんからお手紙をいただきました。(昨年11月にいただきました)
会に入って早いもので4年半程過ぎました。
当初、会報に兄弟の作文が載せてあったのを記憶しています。あの頃長女は幼稚園に通っていたのですが、今年は3年生になり、作文や詩の勉教をしているようです。
3年生になってまもなく“大好きな人の作文”という課題があり、妹の亜美のことを書きました。文章がだぶっていたり、読みにくかったりするところもあるとは思ったのですが、娘の気持ちが嬉しくそのまま写し書きにして送ることにしました。
長い文ですが、先生が長く書くように…と話したという事で、一番長く書けたと本人は満足している様でした。
亜美も9月で5才になりました。来年は年長さんです。一年の約半分は合併症もある為休みがちですが、今は12月のおゆうぎ会の練習をはりきっているところです。劇は大きなカブ、お遊戯では慎吾ママの学園天国をするそうです。今からとっても楽しみです。
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