月1回のおもちゃライブラリーでの小鳩会の集まりでは、先輩のお母さん達からたくさんの情報を得ることができ、毎月楽しみにしています。
陸人も今までは、あまりおもちゃに興味を示しませんでしたが、最近やっと自分から手を延ばすようになり、前回行った時に、おもちゃのピアノを触らせてみたところおもしろそうに触りはじめたので、早速借りて家でも遊ばせています。
何よりも、日頃同じ年頃の子供と接することのない陸人にとっては、とても新鮮なようで、まだ一緒に遊べないものの一生懸命行動を見ています。今はまだ寝返りしかできませんが、早くみんなに負けないくらい元気に走り回ってほしいと願っています。
平成9年6月20日優磨は産まれました。
初めて優磨を見た時、とてもかわいくて、感激しました。でも2日後には、障害の疑いを知り泣きくずれていました。
私は21歳で優磨を産みました。この歳で障害の子の母親になるなんて信じられませんでした。優磨と死ぬことも何回も考えました。今あのトラックの前に飛び出せば絶対に死ねる、そう思いながらも、そんな勇気はなく、不安と悲しみを背負いながら日々暮らしていました。
そんな時主人に言われました。「おまえは、母親失格だ。おまえは違う人と結婚して普通の子を産め。俺は優磨で充分だ。だって、こんなにかわいいのに」そんな主人の横顔を見た時、申し訳のない気持ちでいっぱいでした。優磨の誕生を心から喜んだ人なんて多分いなかったと思います。でも、今思うと、あの時あんなふうにしか考えられなかった自分がとても情けないです。
幸いにも優磨と同じ年の子が5人も小鳩会に入会しました。毎月1回福祉センターでのおもちゃライブラリーは、お母さん方との情報交換の場所でもあり、他の子の成長をゆっくりと見たり聞いたりできる大切な場所です。
その他、療育センターも週1回になり、優磨はおもいっきり遊んだり、笑ったり、そんな姿を見ていると嬉しくなります。
現在、優磨は2才2ヵ月です。1才9ヵ月頃から歩き始め、体重は10kgと細めですが、とても活発でひょうきん者です。“笑っていいとも”を見ながら、一緒に拍手したり、声を出して笑ったりします。まだ、アンパンマンのアンパンしかはっきりとは言えませんが、よくCDの歌詞カードを見ながら歌っています。その後ろ姿がなんとも言えません。
今、優磨はとてもかわいいです。優磨の誕生を心から喜ぶことができます。
心配はこれからも数多いとは思いますが、あせらず、ゆっくりと、楽しく生きて生きたいです。
はじめまして!『ももこ』と母『Y』です。よろしくお願い致します。 我が家は、夫と私、11才の長女との3人家族でずっと暮らしていくんだなぁと思っておりましたところに突然の妊娠が発覚してしまい、“わぁっ4人になるんだ”“仕事どうしよう”等と考えていた頃からまだ1年位しかたっていない事に気付きました。桃子は生まれてすぐ小児科へ移されていたので、1ヵ月と10日間は1日1回の面会だけでした。その時仕事にも復帰していなかったので、長女が学校から帰って来るまで泣いてぼ〜っとしてるだけの生活でした。その後、手術のために札幌の病院に入院してから気持ちが落ち着いてきました。今までの不安等ふきとび、だんだん“かわいい”という気持ちになれたので、そうだ!いろんなこと考えるのはよそう、家族4人の生活を普通に過ごしていこうと決めました。 今は長女と桃子を取り合いながら毎日楽しく、忙しく暮らしています。お友達からは立ち直りが早くて安心したといわれますが、落ち込んだり立ち直ったり色々あると思いますし、長女にはまだダウン症のこと言っておりませんので、それが今のところ心にひっかかっています。でも、これからもっと悩んだりすることがでてくると思います。こんな私ですが、小鳩会の皆様との月1回の例会が、私の心に元気を与えてくれる場となっています。 これからも、どうぞよろしくお願い致します。 |
お姉ちゃんと一緒の桃子ちゃん |