★北海道小鳩会40周年記念 一泊旅行を振り返って★
北海道小鳩会 会長 三好明子
早いもので、もう1ヶ月あまりで今年度も終わろうとしております。 今年度を振り返ってみると、思い出深かった行事の一つに昨年5月9日(土)・10日(日)北海道小鳩会40周年を記念して札幌の定山ビューホテルでの一泊旅行がありました。幸いお天気にも恵まれ、全道各地から52家族153人、ボランテイアさん、講師や子どもレクの先生等で総勢169人の楽しい旅行となりました。
9日(土)は、午後1時より全道の会員の皆さんが一同に会して、総会が行なわれました。各分会のそれぞれの特徴のある活動についての報告等、和やかな雰囲気の中無事終了しました。
総会後は、夕食までの時間、親子でプールを楽しんだり、温泉でのんびりくつろぎタイム。
18時半から大広間で夕食。今回も参加本人の中で1番お姉さんの函館分会の東正枝さんに、参乾杯の音頭をお願いしました。美味しいご馳走を食べながらの楽しい会話に花が咲きました。夕食の合間に各分会ごとに、参加家族の自己紹介をしてもらいました。下は、4歳から52歳までのダウン症のある方(本人)はじめ、家族の紹介があり、たくさんの仲間がいることを実感したひとときでした。
21時からは、2次会。会場のあちこちで楽しいおしゃべりや情報交換の花が咲いていました。夜がふけるまで、楽しいひとときは続きました。今回は、18歳以上の本人達のテーブルもつくりました。藤田先生・中嶋先生が入ってくださり、楽しそうな笑顔であふれていました。
10日(日)は、9時半から、講演会。今回は、前に会報で講演録を紹介した天使病院小児科の外木秀文先生に『ダウン症の生涯を通しての健康管理について』お話いただきました。ダウン症とは、新生児期・乳児期の診療・療育のプログラム、学童期以降の診療プログラム、思春期以降・成人期の心理的問題等とてもわかりやすくお話いただきました。成人後の自然歴のお話もとても興味深いものでした。
その間、子ども達は、音楽、ダンスの先生達とレク活動を楽しみました。 講演会終了後は、参加者全員が講演会場に集合し、閉会集会。
各分会からの感想発表の後は、妖怪ダンス、札幌分会のヨサコイサークル“札幌を盛り上げるサークル あっぱれ”の皆さんによる南中ソーラン、そして、みんなでヨサコイ!!子ども達のパワーが大炸裂!最後は全員で、“世界にひとつだけの花”を歌い、参加者みんなが持った色とりどりのペンライトが暗くした会場の中で光り、とっても綺麗でした。歌いながら、いろんな想いが溢れ、会場にいるみんなの心がひとつになった時でした。
外木先生、レクの藤田先生・中嶋先生、学生ボランティアの皆さん他、たくさんの皆さんのお陰で、無事終了でき、ほっとしています。本当に、ありがとうございました。特に、ボランティアの皆さんには、2日間本当に託児、入浴介助、プールの監視、夕食の名札置き、2次会の見守り等本当積極的に動いていただきました。
広い北海道、普段なかなか顔を会わすことの難しい私たちですが、『仲間がたくさんいるんだ!』、『一人じゃないんだ!!』と強く実感した嬉しい2日間でした。本当にたくさんのステキな笑顔に出会った2日間でした。
北海道小鳩会40歳のお誕生日を、たくさんの皆さんとお祝いできました。 参加した皆さん、本当にお疲れ様でした。
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