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釧路町 A 恵里香さん(次元 H15.11.5)

 この度、こばと会に入会させていただきました安藤次元 5才です。出産直後心臓の異常を聞き、次にダウン症を告げられ、それから1ヵ月後、入院先の病院からまっすぐ札幌の病院へ心臓の手術を受けるため転院しました。その後釧路に戻ってから、風邪が元で肺高血圧で入院、在宅酸素も一時期しており、風邪をこじらせると入院という生活です。最近は甲状腺もありで、このお正月も肺炎で入院。先生・看護士の皆さんに年始のご挨拶をいただいてきたばかりでございます。まだまだ免疫をつける最中でありますが元気に過ごしております。
 集団生活を釧路めぐみ幼稚園で1年過ごしてきました。母子通園をしながら今は週2日一人で通園に頑張っています。
そして12月14日私たち親子は初めてこばと会のクリスマス会に参加しました。以前から会の存在は友人から聞いており知っていたものの、私自身人見知りするタイプだということもあり、そんなこんなで月日は流れやっと前回の茶話会から参加させていただくようになりました。
 この日は1才~大人までの方と家族が多数参加しており、ケ-キ作りにリトミック、女性のピアノ演奏、ゲ-ムなどの楽しい内容でありました。ほぼ初めてのイベント参加で少々ドキドキの私でしたが、次元はものともせずケ-キ作りもそこそこに自由に遊び、勝手に外出(?)…。大好きなサンタクロ-スの登場には追っかけであやうくお着替え中のサンタさんを見てしまうところでした。(笑)
そんな中他のお子さんは皆実におりこうさんで、ちゃんと親の側でそれぞれに参加している姿に私はとてもびっくりでした。次元が生まれ、これまで実にいろいろな経験、出会いがありました。これからはこばと会を通じ、より身近な経験を持つ皆さまをたよりに子育てのお話を聞かせていただき、皆さまのお子さんの成長を楽しみに会へ参加していきたいと思っています。
 どうぞよろしくお願いします。


「子離れ宣言」
函館市 I 千佳子(茜音 H17.10.19)

 3歳になり、今まで母子通園をしていた施設に、週1度単独通園することになった茜音。

 その日の朝、私は一人ドキドキしていた。ご飯も一人で食べられない茜音。小さい子に噛み付いてしまう茜音。お友達の長い髪の毛をひっぱってしまう茜音。もちろんオムツも外れていないしおしっこも教えない。やっていることは1歳程度の茜音。そんな茜音を一人で施設に送り出すなんて…できない。私がいないと何もできないし、絶対に泣いて私を探すに違いない。そう思いながら通園バスが来るのを2人で待っていた。バスが来るとあっけないほどにトットコバスに歩み寄り、迎えてくれた先生に抱きついた茜音。私の「絶対に泣くぞ!」という予想は見事に外れた。翌週も同じだった。あっさりと親離れをした茜音。バスにおいていかれ一人寂しく家に入る私。家にいても落ち着かない私。「どうしているかな?」「泣いていないかな?」茜音が一人じゃ何もできないと思っていたのは私の独りよがり!?
 2ヶ月早産の未熟児で小さく生まれ、難聴も疑われ、のんびり成長している茜音は私の中ではいつまでも赤ちゃん。ず~っとこのまま手元においておきたかったので3年保育でどこかに入園なんてまったく考えていなかった。
だけど、あっさり母の元を去る茜音を見て、このまま手元に置くことが果たして茜音にプラスになるか…この娘にも無限の可能性があるはず。「母とべったり過ごす時期は終わったのでは?」「子離れできないのは母?」いろいろ考えた末、4月からは毎日一人で通う施設にステップアップすることになった茜音。
「私はいつまでも赤ちゃんじゃないわ。おかあさんしっかりしてよ!!」そう言いながらバスに乗っていく茜音の姿を見て涙をこらえるはやっぱり私なのかなぁ。

常呂郡 T 吉宏くん(H20.12.15)

お母さんのコメントです。

お座りの練習中です。
生後40日で札幌の病院で心臓の手術をしました。
でも、かぜもひかず、元気に10ヶ月目に入るところです。青森のじいちゃん・ばあちゃんが作った、りんごを朝と夕すりおろしヨ-グルトに混ぜたっぷり食べているからかな。
パチパチして~と声がけすると、まぐれで手をパチパチさせます。
これからも、とびきりスマイルでがんばります。

北見市 A 幸生くん(H13.5.7)

お母さんのコメントです。
安田幸生です。
YMCAのダンスパーティーに参加したときの写真です。
いつも、仲良しのこよりちゃんとペアーで踊りました。今は、違う学校に通ってますが週に一度YMCAで、いっしょにエアロダンスをしています。

瀬棚町 K 笑里香ちゃん(H16.3.19)

お母さんのコメントです。
12月8日、保育所でのクリスマスおゆうぎ会の写真です。
去年はまったく踊らず、ただ立っているだけでしたが、今年は少し恥ずかしがりながらも、一生懸命踊っていました。
  3才までは、Ⅰ型糖尿病の発症、肺炎、甲状腺と入退院のくり返しでしたが、この頃はカゼもひかず、月1回の定期健診以外は、病院に通うこともなくなりほっとしています。
 保育所ではたくさんのお友達に助けられながら、毎日楽しく過ごしています。


成人式を無事終えて
苫小牧市 N 敏子(いつか H63.6.13)

 1月12日、プリンスホテルで手をつなぐ育成会主催の「成人を共に歓ぶ会」に出席しました。成人を迎える7名の仲間が晴れ着とス-ツで立派な姿を皆に披露しました。
 我が家のいつかの着物姿は、親バカですが本当に可愛かったです。本人も着物姿に大喜びでした。
式の始めは緊張の面持ちでしたが、昼食後はリラックスした様子で楽しんでいました。主人はカメラを片手に何枚も写真を撮っていました。この20年間はいつかのおかげで笑顔溢れる歳月でした。本当にあっという間に成人式を迎えるまでになりました。思い出に残るすばらしいお式で、出席して本当によかったと思います。


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