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30 周 年 記 念 一 泊 旅 行



北海道小鳩会30周年記念一泊旅行を終えて

会長 三好明子

 5月8日(土)、9日(日)の2日間、定山渓ビューホテルにおいて、北海道小鳩会30周年記念旅行が盛大に行われました。
全道6分会より、60家族、172名、ボランテイア,講師の皆さん合わせて186名という大勢の参加で、とても楽しい、充実した2日間でした。

 8日は、午後2時より総会が行われました。各分会の皆さんの参加の中、和やかに進められました。各分会の活動報告などは、それぞれ特徴のある活動について詳しく説明していただき、とても参考になったように思います。総会の最後で、議長の林さんがその場にいた本人達に、「どんなことがしたいですか?」と聞きました。ぜひ、あのときの声を今年度の活動に生かして下さい。

 総会後は夕食まで各自、プール・温泉で楽しいひと時を過ごしたようです。

 18時半より大広間で夕食!18時半前には、全員が集合!一番お姉さんの函館分会、A正枝さんの音頭で乾杯し、大夕食会が始まりました。おいしいごちそうを食べながらの楽しい会話に花が咲きました。各分会ごとの家族紹介に大盛り上がり!ごちそうさまは釧路・帯広分会の子ども達でした。




 21時からは、会場を変えて2次会。まだ寝ない子どもたちも一緒に楽しみました。

 9日は、9時半から、講演会です。講演会の前に、難病連小田代表理事より、ご挨拶をいただきました。難病連の小田代表理事のご挨拶を多くの会員の皆様と一緒に聞く、いい機会となったことと思います。

 講演会は、ダウン症児・者の急激退行について研究・指導されていらっしゃいます東京学芸大学の菅野敦先生に、「思春期・青年期から豊かな成人期へ」という演題でお話いただきました。親として、とても考えさせられる内容で、心の栄養をたくさんいただきました。

 講演会の間、2歳から40歳までの本人、兄弟、姉妹合わせた70人以上の子ども達は、ヤマハの音楽療法グループ“花音”の皆さんとの音楽プログラム、札幌のダンスサークルの先生とのダンスプログラムなどでそれぞれ楽しんだようです!

 講演会の後は、参加者全員が、講演会場に集合し、閉会集会で2日間を締めくくりました。苫小牧分会の2人の挨拶で始まった閉会集会、まず北見分会のヨサコイグループ「ひしょっこ」の6人が元気よく舞ってくれました。次は、札幌分会ダンスサークルの2人と講演会の時、ダンスプログラムで楽しんだみんなでのダンスの披露です。みんな生き生きと元気よく踊ってくれました。泳げたいやきくんのパラパラは他のプログラムに参加したお友達もみんな、ステージにあがり、もう一度楽しみました。 そして、最後に、会場にいる全員で“世界にひとつだけの花”を大合唱!少しだけライトダウンしたステージの上、子ども達が腕につけたり、手に持ったりの色とりどりペンライトが“世界にひとつだけの花”の歌声に合わせて、ひかり、ゆれました。そしてそれ以上に輝いていたのは、みんなの笑顔でした。菅野先生、ダンスの中嶋先生、花音の皆さん、青い鳥・学生ボランティアの皆さん、本当にありがとうございました。特に学生ボランティアの皆さんには、2日間びっちり託児、入浴介助、プール監視、2次会時の見守りなど本当によく動いてくれました。旅行代理店、ホテルの皆さんのきめ細かい対応のおかげで、とても楽しい心地よい2日間を過ごすことが出来ました。ありがとうございました。

 本当にたくさんのステキな笑顔に出会った2日間でした。参加した皆さん、お疲れ様でした。

 普段なかなか会うことの出来ない私達ですが、『同じ北海道小鳩会の会員なんだ』、『仲間なんだ』『私達は一人じゃないんだ』と強く実感したうれしい2日間でした。今、この旅行を実施してよかったと心から思っています。

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北海道小鳩会30周年記念一泊旅行に参加して

函館市 T敦子(あゆみ S60.1.13)

 北海道に住む者にとっては、心躍る5月、連休後の少し静けさをとりもどした頃、小鳩会の定山渓記念旅行に参加してきました。普段あまり行事に参加しない夫も「講演会の話を聞きたい」という私の声にみんなで行こうかという事になりました。

 道路も空いていて予定していた時間よりも早く着き、何となくホテル内を見渡すと、いました・いました、あちらにもこちらにもダウンちゃん連れの家族が・・・。何せ全道から家族が集まり、ボランティアさんも含めて総勢200人近い大所帯ですからびっくりです。

 受付し、総会の後はプ−ルに直行、遊んで温泉にも入り、夕食は大広間で全員集合です。分会毎に家族紹介があり、赤ちゃんから大人まで本当に幅広い年齢層でした。以前函館分会にいらしたIあきちゃん親子にも思いがけず再会できて、とてもうれしかったです。

 翌日は聞きたかった、菅野先生の講演でダウン症の特性を詳しく分析していて、みんな「そうそう」とうなづきながら話を聞いていました。私が印象に残ったのは、本人や家族や学校、もしくは職場以外に第三者との関わりをもつのが大事という事と、生きがいや楽しみをみつけられる様、小さな時からいろんな体験をさせて選択の幅を広げてやって下さいという事でした。何かこれってダウン症に限らず、みんなにあてはまる事ではと思いました。ただ、より強いサポ−トが必要という事なのでしょうね。いろいろ納得したり、考えさせられたりしたひとときでした。

 今回の旅行、役員の方々の前準備がとても大変だったとお聞きしました。本当にご苦労様でした。又機会がありましたら参加してみたいと思います。

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30周年記念一泊旅行に参加して

南区 O秀子(育 H4.9.30)

 5月8、9日定山渓ビューホテルで行われた30周年記念一泊旅行に参加しました。併せて行われる小鳩会の総会に参加する事はもちろんですが、大好きなビューホテルで遊んで おまけに 菅野先生のお話がきけるなんて・・とってもお得な感じと、軽い気持ちで参加を決めました。さて参加してみるとお得なんてものではすまない、たくさんのすてきな事がありました。紙面の都合上全部は書ききれないのですが 何点か お伝えしたいと思います。

 総会では あちこちの分会が個性的な活動をしていることがよくわかっただけでなくこうやって子どもたちのために手をとりあえる仲間がいるんだなあ・・と心強くかんじました。そして総会の最後に、司会の林さんから出席していたダウン症の成人の方たちになにか言いたいこと、してほしいことはないかと問いかけられたとき、あたりまえのことなのに今まであまり見たことがなかったその問いかけに感動、ウルッとなってしまいました。

 夕食会では大広間にみんなが集まり、小さなお子さんを見ると 懐かしくて抱っこしたくなり ました。高等養護学校に行かれている方、卒業された方のお母さんにはいろいろなことをお聞きすることができました。普段は内気な私ですが、こんな機会はそうはないのでがんばってお聞きしましたがどの方たちもきさくに沢山のことを教えてくださってほんとうにありがたかったです。

  菅野先生の講演会、講演のまとめは何らかの形でこれから出されると思いますが 我が子のこれからを考えるときの目指す方向を示されたようにおもいました。これは是非みんなで感想なり、意見、疑問、そんなことを話し合いたいなあとおもいました。

 さて、うちの娘小学6年生の育にとってこの旅行はどうかというと 託児の中でお友達やボランティアさんととってもたのしい時間がもてたこと、みなさんの前で踊れたことがうれしくて また行きたいと言っています。

 最後になってしまったけれど会長さんはじめ役員のみなさんの細かい心配りをあちこちでかんじました。

 ごくろうさまでした。参加できてほんとーによかったです。

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「楽しかった30周年記念旅行」

苫小牧市 T須美子(以都 H3.12.26)

 2004年5月8日、桜の花がほんの少し開き始めた春の青空を眺めながら、予定より5分早く苫小牧オ−ロラ球場を出発し、22名で定山渓ビュ−ホテルに向かいました。私の時間設定が悪く、総会に5分遅れてしまい、全道から集まった皆様を待たせてしまったこと、大反省しています。待っていて下さった皆様、本当に申し訳ありませんでした。

 総会が終了し、子ども達お楽しみのプ−ルの時間です。流れるプ−ルでプカプカと浮いて流れている子、波のプ−ルで果敢に波に向かっていく子、また、波が恐くてお父さんにしがみついている子、たくさんの子供達が身体全体で“楽しい〜!”と表現していました。夕食の時間が迫り、なんとかなだめて会場へ・・・ぎりぎりセ−フ。

 夕食は家族ごとに名札がついていて解かりやすく、役員の方々の細かい心配りに感謝しながらとても美味しく、楽しく満足しました。二次会も楽しく、時間が本当にアッという間に過ぎていきました。

 翌日はしっかり《二日酔い》朝風呂で頭を少しすっきりさせて講演会の会場へ・・・講演会を聞いて思ったことは、我が子の健康管理だけではなく心の方もしっかりと見守っていかなければと強く感じました。約2時間の講演はとても有意義なものでした。

 その間の子供達も高等養護学校の先生にダンスを習うグル−プとヤマハの先生にうたを習うグル−プに分かれ楽しんでいた様子で安心でした。

 苫小牧分会の新社会人として4月からお勤めを始めた「O志保さん」と「H由貴さん」が二人で閉会式の挨拶をしてくれて、その後、子供達がこの2時間で覚えたダンスと歌のステ−ジが始まりました。楽しそうに踊る子供達、どの顔も溢れんばかりの笑顔、笑顔、笑顔・・・。最後に「世界にひとつだけの花」を合唱し、三好会長の挨拶で終了・・・しかし、子供達がステ−ジやフロア−から動かない。子供達から“楽しかった、帰りたくない絶対に!”そんな気持ちが痛いほど伝わってきました。けれど私たちは明日を考え、子供達の想いをかなえてあげる事が出来ない、切ない思いでバスに乗り込みました。

 バスに乗った途端、子供達が「お腹すいた!!!」そうなのです、あまりの楽しさにお腹がすいているのも忘れていました。バスの運転手さんに無理を言って、コンビニへ。お腹もいっぱいになり無事苫小牧へ到着。

 本当に楽しい2日間でした。これまで長い時間をかけて準備して下さいました札幌の役員の方々に心からの感謝と10年後またお逢いしたい思いをお伝えして30周年記念旅行の報告とさせて頂きます。

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圧巻・壮観 大広間での夕食


上:分会ごとの自己紹介 苫小牧分会です。
下:ごちそうさまのご挨拶 帯広・釧路分会のお友達


夕食外で乾杯の音頭をとってくださった、今回参加者の一番お姉さん
A正枝さん




「小鳩会30周年記念旅行に参加して・・・」

苫小牧市 N洋子(舞 H9.6.27)

 今回は私たち親子3人で参加しました。定山渓ビュ−ホテルは行ったことがなかったのでとても楽しみでした。

 総会の後、舞と私とプ−ルへ行きました。主人は風邪で残念ながら部屋で一人待ちぼうけでした。それにしても全道からのダウンの子供達の楽しそうなこと!名札をしていなくても小鳩会のご家族と判るのが嬉しくて、誇らしいような何とも言えない連帯感を持ちました。また、食後の各分会ごとの自己紹介では個性が出ていて、本当に楽しかったです。

 翌日の講演会は親子の相互自立について、夫婦共々考えさせられました。

 今回、企画運営された皆様、本当にありがとうございました。色々と心配りされている様子がよくわかりました。準備も大変だったでしょうね。感謝です。

 おかげさまで居心地の良い、楽しい記念旅行になりました。

 帰りのバスで、車酔いしてしまった私に代わり、先輩ママたちに舞の世話までしてもらい感謝感謝の2日間でした。

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「楽しくすごさせて頂きました」

苫小牧市 K佳永(桃子 H10.11.25)

 我が家は親子3人で参加させて頂きました。

 おとうさんと桃子の楽しかったこと・・・『プール』怖いもの知らずの娘に目を丸くしながらも、我が子が楽しく泳ぐ?いいえ、水と戯れる姿を見て、今度はどこのプ−ルに行こうかと考えている父です。過保護で運動神経の全くない母は、怖くて見ていられないので父にお任せし、ゆっくり温泉につかってリフレッシュさせてもらいました。

 おかあさんと桃子の楽しかったこと・・・『二次会』

 お酒の全く飲めない父に代わり母が楽しく参加させて頂きました。お名前だけしか知らなかった方や、以前、母子入院で知り合った母友達と会ってお話が出来、桃子も広いお部屋で思いっきり走り回り、優しいお兄ちゃんを捕まえて遊んでもらったりと、とても楽しかったと思います。帯広のT桃子ちゃんのお兄ちゃん、北広島のK茉依ちゃんのお兄ちゃん、私の知らないところで(お兄ちゃん好きの桃子)に捕まってしまった方々、ありがとうございました。

 北海道は広いですよね。こんな大きな行事に参加したのは初めてでしたので、以前知り合った人たちもみんな参加するかなぁ〜なんて想像がふくらんでおりました。私たちは、苫小牧ですぐ近くですから思い切って参加することが出来ましたが、函館・釧路・稚内、遠くの方達は残念だったと思います。次回は道内2〜3分割して、交流会なんかするのはいかがでしょうか?ごめんなさい。楽しかったのでついつい・・・役員の方々がこれ以上大変になる提案は聞き流して下さい。本当にご苦労されたことと思います。ボランティアの皆様にも感謝致します。

本当にありがとうございました。

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講演会の時間、子ども達には楽しいプログラムが

ヤマハ「花音」の皆さんと歌って踊って。


札幌のダンスグループ指導の先生にレッスンを受けました。


お得意の柔軟体操です。


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30周年記念旅行に参加して

帯広市 T孝夫(桃子 H5.8.30)

 ちょっと早めに着いたホテルのロビ−では、次々と到着する皆さんの、にこやかな姿に、私は、(一度もお会いしていないのに)懐かしさを覚え、早くもワクワクでした。自分の子供は現在、小学校5年生です。

 小さい子供たちをみては、こんな頃もあったな−とか、同年代の子供を見ては、みんな元気だな−、又大きな人を見ては、自分の子供の将来に希望を持てました。

 夕食の時は、それぞれ、各分会毎に、紹介があり、会報等で見たこと、聞いたことのある人もおり、家内と二人で、感心しながら見ていました。帯広分会の出席家族が少なかったことは残念ですが、次のなにかの機会には、是非多くの参加を呼びかけて、帯広分会のパワ−もお見せしたいと思いました。

 二次会は、自家用車で来ましたので、疲れも有り、短い時間でしたが、札幌分会のご家族等と、お話させてもらい勉強になりました。

 翌日の菅野先生の講話では、成人期に向けて、親としてするべき事,又、本人、親、地域との関わり合い方など、これからの桃子には、はやいというよりは、ちょうど良いお話でした。

 具体的には「数年間、家族と離れて生活させる事により、親を客観的に見られるようになる、又親も子離れでき、親子の関係がスム−ズになる。」とか、彼らは「人に注目される事が好きである、そのことでより器用さ、集中力、持続力を発揮する」又「親は、ボケてあげよう」というような事に、納得しながらも、ある家族の質問では、養護学校に通う子供が、週末帰宅し、週明け学校へ送る時「行きたくない」と言ったのを聞き、つらい思いもしました。こんなふうでは、子離れなどできるのかな−と思いました。

 最後の子供たちの踊りは、感心してしまい、写真を撮りまくりました。(デジカメの電池がなくなるほど)

 最後になりましたが、準備をして頂きました、役員の皆さん、ボランティアの皆さんに感謝致します。これからもダウン症の子供たちが、生まれてくるとは思いますが、小鳩会の存在は、もっと重要でかつ有意義な会であってほしいと思います。微力では有りますが、自分の出来る限りの事をしていきたいと考えています。有り難うございました。

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閉会集会のご挨拶 苫小牧分会 H由貴さん O志保さん
ヨサコイを披露して下さった北見分会のお友達

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30周年記念一泊旅行に参加して

釧路町 I佳代(悠衣 H8.3.2)

 去る5月8日、9日と北海道小鳩会総会と30周年記念行事、一泊旅行に、小学校3年生の娘と親子3人で参加させていただきました。それぞれの分会のさまざまな活動や全道各地から集まった多くの会員の方々の近況や、色々な悩み、うれしい話などをお聞きすることが出来、とても有意義な時間を過ごすことが出来ました。そして東京学芸大学の菅野敦先生の講演は、、今後の子供の成長を見守る上で役立てていけそうなお話でしたので、とても興味深く聞かせていただきました。

 娘は別室でボランティアの方々と盛りだくさんのプログラムで、楽しい時間を過したようです。

 会員さんも小さな赤ちゃんから40歳前後の方まで多くの方々にお会いしましたが、ご両親をはじめまわりの色々な方々に見守られならが毎日豊かに過している様子でとてもうれしく感じました。 

 我家は温泉大好き家族なのでゆっくり温泉につかっておいしいごちそうを食べながら、たくさんの仲間とのひと時はとても楽しいものでした。

 今回の行事の実行委員である主に札幌分会の皆様、本当にご苦労様でした。そして楽しい時間をありがとうございました。

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30周年記念一泊旅行に参加して

釧路町 A環(めるも H3.1.20)

 30周年記念一泊旅行の参加は、ぎりぎりまでわからない状態でした。家族の了解を得て、めるもとJRでの旅行はかないました。大藤さん親子と一緒ということもあり不安も半減(なんたって頼もしいので)。

 各分会の会員の皆さんと過すということはほとんどない中、皆さんが明るく、それぞれの場で奮闘されていることを実感いたしました。とてもいい顔をされているな!私達も頑張らないと!と勇気をもらった気がします。

 講演会の内容はこれからのこばと会としての役割を深く考えさせられるものでした。

 又、これから成人期をむかえる我が子が社会の構成員として生き甲斐を持って楽しく暮らし、いつまでも成長・発達続ける姿は、親として子供たちへの願いというところでは、こうなるまでの関わりをしてきただろうか?と反省する面も多々ありました。この講演の内容は、今回出席できなかった方々にぜひ聞いていただきたいと思いました。

 さて、ビュ−ホテルでは、やはりラグ−ンでふやけるぐらいつかって楽しみすぎ、温泉に一度も入らなかったというめずらしいカッパ親子でした。

 今回は本当に思い切って参加して良かったと思います。スタッフ、ボランティアの皆様ありがとうございました。

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こばと会30周年記念行事に参加して

釧路市 I由紀子(純 H5.7.7)

 全道各地の会員の皆さんと交流する機会を設定していただいき充実した楽しい2日間でした。30周年記念行事での一番の収穫は何と言っても幅広い年齢層の子供たちとの出会いでした。笑顔一杯の子供たち家族の皆様にお会いし久々にリフレッシュできました。札幌分会のみなさんには大変お世話になり心より感謝いたします。

 息子「純」もプ−ルに食事交流にそしてボランティアのみなさんとの交流と普段以上にテンションが上がっていました。

 宴会部長としてご迷惑をおかけしませんでしたでしょうか?

 大きなお子さんと話をさせていただいて、これからの小鳩会は子どもが持っている要求が礎になり会の活動を続けていかなければならないことを痛感いたしました。また、家庭生活の基盤づくりの大切さを講師の先生から改めて認識させていただきました。

 子供たちが欲していることを受け止めそれに応えるとともに、常に親も子どもも共に成長しあっている人間でいるという同じ目線に立つことが大切なんでしょうね。私はダラダラしていられません、若さを失わない秘訣も教えられました。

 今後の息子の成長の糧を多くいただきました。参加して本当に良かったと実感しています。ありがとうございました。

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30周年記念一泊旅行に参加して

釧路市 O悦子(花歩 H5.3.8)

 定山渓ビュ−ホテルには行ったことがないので良い機会と思い参加させていただきました。往復のJRの時間は長かったですが、公共の交通機関に慣れるという意味でも良かったように思います。

 夜の懇親会では直接菅野先生とお話でき「釧路に住んでいたことがある」と伺いビックリ。また、最近の教育の情勢についてもじっくりお話を聞くことができました。講演では「親から離れる期間が必要」という言葉に、これからの娘の進路が見えたように思います。

 親子でラグ−ンで思いっきり遊べてとっても幸せでした。
企画・運営ご苦労さまでした。感謝しております。

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「北海道小鳩会30周年記念一泊旅行」

津別町 S幸(那子 H5.1.18)

 5月8日・9日(土・日)の両日、定山渓ビュ−ホテルにて、北海道小鳩会総会と講演会が行われました。北見分会では市の福祉バスを借りられたので、札幌以外の他の分会よりも多い、10家族26名とボランティア2名の大所帯で参加することが出来ました。

 出発は早朝6時、楽しみでいっぱいの子供たちは眠そうな顔もせず、元気にバスに乗り込みました。けっこう遠いと思われた定山渓でしたが、おしゃべりしたり子供たちがにぎやかにはしゃいでいるうちに、さほど道のりを長く感じることもなく、12時半頃には現地到着。予定よりずいぶん早く着きました。

 2時からの総会が終わった後は、さっそく子供たちは楽しみにしていたプ−ルです。小鳩会の子達は、「あんたたちはカッパかい?」と思うくらい、水につかって生き生きとしており、夕食の時間になるまで、思いっきり遊びました。

 夕食は大広間で総勢180人以上もの会員家族が一同につどい、圧巻とも言える眺めでした。分会ごとの自己紹介でヒ−ロ−気分でのりのりになってる子、食事が済んで猛スピ−ドでハイハイする赤ちゃん、走り回って遊ぶ小さな子達、子ども達の元気さに感心しながら、豪華なごちそうをいただきました。

 夜9時からの2次会では、あっちこっちのテ−ブルに移動して、他分会の人達とお話しすることが出来ました。函館のこんにゃく屋さんで働いているという、成人の男の子は私の肩を2回も揉んでくれました。40歳前後の方たちとも少しですが、お話しました。いろんな人とふれあいがあり、楽しかったです。

 翌朝9時半からは東京学芸大学の菅野敦先生の講演会です。思春期・成人期以降のダウン症者が精神的に安定し、充実した人生を送るために、親や関わりのある人達が出来る事、必要な諸条件、身体のこと、仕事や生きがい、自主性の大切さなど、先生のお話は今回来られなかった北見の会員や、養護学校、小中学校特学の先生、福祉施設関係の方にも、ぜひ聞いてもらいたい、普段の生活、教育、療育、福祉支援などの面で参考にしてもらいたいと、参加者一同思いを同じくしました。

 というわけで、菅野先生に早速、北見での講演をお願いしたところ、快く引き受けてくださいました。

 講演後の閉会集会では、なんと!北見分会を代表して、S操さん・誠君、M誠君・愛さん、Iめぐみさん・ともみちゃん、この6人の兄弟・姉妹がステ−ジで息のあった、とても素晴らしいヨサコイ踊りを披露してくれました。

 この日のために何度も集まって、練習したのだそうです。(個人的にかなり感動。ちょっとウルウル来ました。)最後は全員が前に出て、「世界にひとつだけの花」を踊りましたが、子ども達ひとりひとりがなんと生き生きしていることでしょう。とても嬉しく、そして頼もしく思いました。

 楽しい思い出いっぱいの充実した旅行となりましたが、この記念旅行開催に向けての準備活動は、本当に大変だったと思います。

 総会や講演会の時の託児も、子ども達が楽しめるように、音楽リズムや踊りの部屋、静かに過ごせる部屋が用意されており、配慮されていることを感じました。また、たくさんのボランティアさんにもお世話になりました。札幌分会の会員の方たちに心からお礼を言いたいと思います。

 どうもありがとうございました。

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30周年記念旅行に宿泊ボランティアとしてご参加下さった皆様からの声をお届けします。

《お泊りボランティアに参加したボラ連の皆様から》

♪ ダウン症の子どもたちと接するのは初めてで不安でいっぱいだったけど、みんなニコニコ楽しそうで私も心の底から楽しめました。子どもたちの心に残る思い出を一緒に共有することが出来て私自身も幸せでした。また機会があったら参加したいです。

♪ 一日目の自由遊びや二日目のダンスなどとても楽しかった。一度にあんなにたくさんの子どもたちと遊んだことがなかったので、とてもよい経験が出来ました。

♪ 一泊二日という長い時間のボラは初めてで自信がなっかたけれど、子どもたちがみんな素直でコミュニケ−ションもたくさんとれたので一緒に楽しむことができました。また一緒に遊んでください。ありがとうございました。プ−ルやダンス、歌など楽しい企画がたくさんあったので良かったです。

♪ 小鳩会の旅行に参加したお母さま方も充実した時間になっていたのではと感じました。

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札幌圏・学生ボランティア連絡協議会代表

《和田佳菜さんから》 

 30周年という記念すべき日にボランティアとして参加させて頂き大変嬉しく思います。子どもたちが参加するプログラム内容の充実、子どもの見守りまで細かく準備がされていたのでボランティアとして動きやすかったです。

 両日にわたり、みなさんの笑顔が見られたこと・あんなにもお母さま方に喜んでもらえたこと本当にボランティアをする側として大変嬉しいことです。ボランティアしたメンバ−が終わった後、充実感に浸っていたのはいうまでもありません。三好さんはじめ、スタッフの方々の心配りがあったからこそ味わえた楽しい一泊二日の時間でした。

 貴重な経験本当にどうもありがとうございました。またボランティアがあれば、是非ボラ連一同参加出来たらと思います。

 今回は札幌圏・学生ボランティア連絡協議会のメンバ−と北見分会でお願いして下さった学生ボランティさんに宿泊ボランティアとして御参加いただき、難病連の青い鳥の方には乳幼児のお世話をしていただきました。

 皆さん本当によく動いて下さってこの旅行を成功裡に終えることができた重要な役割を果たしてくださいました。

 ほんとうにありがとうございました。

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