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分会からの報告
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帯広市 Kさん (陽大 11.2.5)
8月に旭川の肢体不自由児療育センターでダウン症の母子入院をしてきました。
行かれたお母さん方からとても良いというお話でしたので約一週間、検査と訓練のハードスケジュールでしたがいろんなお母さんたちと子供たちのたのしい交流もあり帰ってきました。
検査で脳波と頚椎でひっかかり、どちらも要観察という結果で、特に頚椎はボーダーラインギリギリというところでした。(5ミリほどゆるかったのです)
幸い大きな合併症もなく2歳半の今日まで無事に来ただけにちょっとガックリしてしまいましたが、早く見つけることができて良かったと思います。
陽大は今夏つたい歩きからあれよあれよという間にひとり歩きできるようになりました。
あらゆる物に興味があり家の中はスゴイです(笑)
写真は旭川のセンターでの一枚。
宿泊できる小さな部屋で考え中の陽大くんです。
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釧路市 Aさん (英樹 9.8.13)
英樹は今年の8月で4才になり、親子で幼稚園に通い始めて半年が過ぎました。
去年の今頃は、英樹のこれからの事で悩んだ時期でした。普通幼稚園か、3才から通える障害児だけの通園施設と迷いましたが、兄弟もいなく一人っ子で近所にも英樹と遊んでくれるお友達がいなかったので、少しでも健常児の中で過ごさせてやりたいという親の気持ちから幼稚園を選びました。英樹の通っている幼稚園には、障害のある子は一人もいないし、何年か前に年長組に親子で通園していたということで、年少組で入園するのは初めてという事でした。
英樹はクラスのお友達と仲良くやっていけるだろうか心配はありましたが、人なつこい性格もあってすぐに仲よくできたようでした。
幼稚園での自由時間にはブロック、積み木、そして園庭ではすべり台や土いじりなどは楽しそうにお友達と遊んでいました。
そして、給食の時間等も好きで、自分でお弁当の用意もしておいしそうに食べて食べ終わるまで椅子からもおりませんでした。
クラスのお友達と一緒にトイレに行ったり(まだオムツですが、出た後に教えます)、うがい、歯みがき等日常生活で必要な事が少しずつ出来るようになってきたのです。
言葉の方は、まだまだ会話とはほど遠く、単語では「しぃ」(おしっこ)、「パパ」 「パン」などで、動詞などは「あった」「ない」とかで、その他の要求などは指さしで教えるくらいです。言葉でお友達とコミュニケーションが出来なくても、何か通じるものがあって仲よく出来るのも不思議に思います。
しかし、英樹はやはり嫌な事では先生や親を手こずらせて困る時もあります。普通の幼稚園に通園していますと、そこの教育方針がありますので、英樹が障害児だからといって、英樹だけのプログラムがあるわけではないので健常の子と同じ様にしなくてはいけません。
4才は過ぎていますが精神年齢は低いので物事への理解がまだまだできなく、ある課題で何かを作る、描く、指示に従うという事には、英樹はついていけないものがあります。その時には、それをさせようと先生や親の私が手助けするのですが、自分の意に反してやらせようとするものなら、いやがり、暴れたりすることもしばしばです。先生は、そういう場合「少し自分の思うようにさせて良いですよ」と言ってくれるのでホッとするのですが…。 やはり、障害児を健常児の中で一緒に教育というのはとても厳しい現実があるのだとつくづく思いました。
親の思いだけで子供を健常児の中にというのは、子供にストレスを感じさせてしまう場合もあるのですね。
まだ半年過ぎたばかりですが、英樹にとってプラスになった面も多く、幼稚園に通園するのはいやがらないので、少しでも多く幼稚園に行ける様望んでいます。
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音更町 Kさん(敬太 60.1.26)
先月、第9回全国障害者交流乗馬大会、北海道では初めての大きな大会が十勝の幕別町糠内“ぬかないポニーファーム”でありました。
遠くは沖縄県、長崎県よりたくさんの方々がみえまして9月28.29.30日と3日間行われました。
選手は50名以上、その方々の付添者、他(ボランティアさんなど) 200名以上とすば らしい大会でした。
昨年は兵庫県明石市で行われた大会に出場しましたが、公式競技ではなくトレッキングに出場し楽しみましたが今年は28日にトレッキングと29日にジムカーナという公式競技に出場しました。
本人が一番大変だったと思いますが、練習の成果ですね、敬太の中では一番すばらしい見事な乗馬を見せてくれました。結果第二位(準優勝)になりました。優勝との点数は一点の差だったそうです。優勝したのは鹿追町の志賀到君(小鳩会の会員です)でした。志賀君は小学生の時から乗馬を始め今回は鹿追ライディングパークの代表で出場しました。
30日最終日表彰式だったのですがピアノの発表会と重なり、アンサンブルでドラムを演奏しなければならず、他の方に迷惑をかけますのでピアノ優先になり、乗馬会場には行けませんでした。ピアノ発表会が終わり会場に電話しますと「準優勝だったよ」と回りの方々と、又、本人より親の方が大喜びでした。
来年は又兵庫県の方で第10回ということで更に大きな大会になりそうです。
敬太に聞きますと“乗馬に行く”と言っていますので又出場させたいなと考えております。
写真(1)は始まりの場面です。(2)はポールの間を自分で手綱を左右に操作しているところです。(3)は男性は敬太の乗馬の先生でポニーファームのオーナーの息子さんと女性はポニーファームの会員さんで、今年も敬太のアドバイザーになって下さいました。2人共昨年も一緒に行ってくれました。
皆様も一緒に乗馬楽しみませんか。とても楽しそうに馬とお友達になります。
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中央区 Mさん(祐樹 12.6.4)
今回は標茶町の金澤丈哉くんと祐樹の写真を送らせていただきます。
金澤さんとは小鳩会が縁で知り合って、手紙、メール、電話などで近況報告やうれしいコトなどいろいろ話しています。不思議と気が合っちゃって旧知の友だち?のようにな〜んでも話しています。
出会わせてくれた息子たちに、小鳩会に母二人は感謝しています。本当にありがとう。
この写真は今年のお盆に主人の実家に帰省した折に金澤さん宅を訪問したときのものです。
丈哉くんはとても人なつっこく、祐樹は人見知りが強いという対照的な二人ですが、もう少し大きくなれば一緒に遊んでくれるかな?と母二人は楽しみにしています。
大谷地小学校・このみ学級の小鳩会4人組みで〜す。
学習発表会の「おむすびころりん」の扮装でパチリ!
(記 市村)
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