| 123号表紙にもどる | 分会からの報告 |




 総会の出欠はがきで寄せられた近況報告を紹介します。小さい子から順番です。


 南区 Sさん

 子供は7ヶ月になり、今は元気一杯です。週に一回「こやぎの広場」に通い、交流を深めています。これからの事を考えると不安が一杯ですが、一人でも多くの友達を作り、一日一日を元気一杯やって行くつもりです。これからもヨロシクお願いします。


 恵庭市 Tさん

 毎日があっという間に過ぎてしまい、今日は一日子供のためになる事をしたのか、無意味な一日だったんじゃないだろうかとそんなことばかり考えるようになりました。順調に育っているだろうけど、やはりいろいろ考えてしまいます…。


 小樽市 Sさん

 我が家のTは無事に心臓の手術を終え退院してきました。病院でもダウンちゃんがいてお友達になれました。


 虻田町 Mさん

 2度目の春ですが、また入院中です。体重も4kgになりましたので、退院したら通所施設に行こうと思っています。


 根室市 Nさん

 4月2日 1才5ケ月になった、Dが保育所に入所しました。2月にインフルエンザで2週間の入院、その後外耳炎などで通院と病院と仲よしになっていたので、保育所へ通えるのかと思っておりました。しかし、Dは少しの熱があっても毎日楽しく小さなリュックを背中にしょって通っております。親の方が淋しくて早く帰ってこないかと時間のたつのが遅くてイライラしています。

 まだ1ケ月位しか通っていないのにとても成長した様に思えます。もう少しで一人歩きも出来そうなので今から楽しみでしかたないです。


 厚別区 Aさん

 我が家のSも4月から元気に1才児クラスの「きらめきの里」に通っています。

 先生方はたくさん遊んでくれるし、給食はおいしいし、言語・作業・理学の3人の療法士の先生方も代わる代わるしっかり見て下さるので、ママは感激です。こんなに恵まれて幸せな子です。願わくば、小学・中学・養護とどこへ通うにしても、今のような暖かな理解と励ましが与えられる世の中でありますように。


 東区 Sさん

 現在1才6ヶ月になります。

 保育園に通い始めて約1年になりました。かぜで休んでばかり、入院も3回とあわただしい1年でしたが、本人はとても元気で、ずりばいで部屋中動きまわっています。今年は外遊びもデビューできるといいね!と園の先生達とも話をしています。


 帯広市 Nさん

 Kは5月で1才8ヶ月になります。

 今では転びながらも少しずつ長く歩けるようになりました。最近は本を見るのが好きだったり、テレビなどをじっと見たりすることが多いです。元気にすくすく育っています。


 厚別区 Yさん

 「きらめきの里」への通園も2年目になりました。園にも慣れ、昨年とは違って活発に動き回っているようです。また、4月に弟が生まれてお姉ちゃんになりました。お世話大好きのお姉ちゃんぶりです。


 白石区 Yさん

 「かしわ学園」の母子通園2年目になり、男の子5人うさぎ組で元気にはしゃいでいます。

 最近は頑固さが増し、反抗的な行動も目立ってきました。もうすぐ3才になりますが、まだまだ乳児のような雰囲気で、周囲に愛らしさを振りまいています。


 江別市 Kさん

 Mも2月で3才になり、4月から幼稚園に通っています。初めの頃は毎朝泣いていたけれど、今はもうだいぶ慣れたようです。


 千歳市 Tさん

 2月で3才になりました。

 幸いに合併症がないので毎日元気に過ごしています。小児センターでの3才健診に運悪く視力の方でひっかかりメガネのMちゃんです。少しずつですが言葉(意味を持つ)も出て、理解力もつき、毎日私達を楽しませてくれています。私も通園で役員を引き受けて頑張ってます。


 東区 Tさん

 Aは、最近「ままーっ」と言います。私は「おかあさん」と教えたはずなのにあれー?!だれのこと?ってかんじです。

 毎日『おかあさんといっしょ』のCDを聞いています。今では勝手に自分で再生ボタンを押すようになりました。


 東区 Sさん

 1月に心臓の手術を終え、とても元気になりました。まだはっきり言葉は出ませんが、いやな時には「イヤー」と言ったり、お父さんお母さんって事が分かって言ってはいないと思いますが「パパ」「ママ」とよく言っています。

 手術が終わってからいろいろな事に興味もでてきて、たくさん笑顔を見せてくれるようになりました。これからが楽しみです。Yと一緒にたくさん楽しい事を見つけていきたいと思います。


 釧路市 Tさん

 3年間近く通い続けた母子通園センターを卒園し、隣のこばと学園に入園致しました。今では一人でバスに乗り泣かずに楽しそうに通っています。


 伊達市 Sさん

 苫小牧分会に名前だけ参加しておりますSです。5月下旬に四人目出産予定です。

 HSKこばとの「母体血清マーカー検査と胎児条項」を興味深く読ませて頂きました。私は3女に3番染色体長腕過剰の障害があることについてかかりつけの産院に申告してありますが、特にマーカーテストはすすめられませんでした。又、私も受けるつもりはありませんでした。障害のある子かどうかは気にはなりますが、産まれてきてくれることが大事で、どう育てるかは子どもによって違うという意識でいます。今は、四人目の子がどんな子か楽しみに待っています。家族がみんな心待ち状態です。


 旭川市 Hさん

 今年から、みどり幼稚園の年中さんになりました。言葉も少し出てきました。今一番の悩みは肥満気味の体型とトイレトレーニングです。


 滝川市 Yさん

 3月末に転居しました。帯広滞在中は保育所に通いたくさんの友達といろいろ遊んでとても楽しかったです。小鳩会の仲間ともリトミックをしたり、いろいろの行事に参加して楽しませてもらいました。新しい土地での保育所にはかなりの不安がありますが、また楽しかったと言えるようにがんばります。


 厚別区 Tさん

 Sも幼稚園2年目になりました。年少さんの時は親子でドキドキしていたので、年中さんでは少し落ち着いてわが子の成長を見守りたいです。


 函館市 Sさん

 函館に来て1年が過ぎました。

 保育園に通い始めてから私の事を間違えて「せんせー」と呼び照れ笑いしています。二人のお兄ちゃん達を呼びすてにし、とってもたくましくなりました。でも、もっとたくさんお話ししてほしいなぁ…。パパもお兄ちゃん達も「Uはゆっくりでいいよ!」と言いますが……。


 音更町 Uさん

 A(4才9ケ月)は心臓も悪く、歩き始めたのも3才になってからでしたが、今ではついて歩くのが大変なほど、とても歩くことが大好きです。

 4月からは「帯広あおぞら」に通い始め、お母さんがいないとメソメソ泣いて、給食も食べない日が続いていましたが、今では「バイバイ」とニコニコして手を振り、迎えに行くと「もう迎えに来たの?まだ遊びたいのに」という様な顔をします。ちょっと親としては寂しいですが「早く離れなくちゃ」と自分に言い聞かせている毎日です。4年生の兄の名前も言える様になり「T」「T」と家ではいつもくっついています。


 釧路市 Iさん

 幼稚園の年長組になりました。毎日元気いっぱい通園しています。補助輪付けての自転車が上手にこげるようになり、最近では春採湖一周コースに挑戦したりとかなり活動的になってきました。家ではパソコンを操作しながらゲームも楽しんだりしています。


 津別町 Sさん

 Nはこの4月小学校に入学しました。5年生と3年生の姉達と一緒に登校しています。

 今回は引っ越しが重なり、地域が新しくなったので、Nにとっては住む所まで今までと変わってしまい、ちょっと精神的には不安定になりました。

 入学した活汲小中学校は小学生37人中学生30人の小規模の学校です。Nのクラスは1年生5人、2年生4人、計9人の複式学級(普通学級)です。無理をさせず気楽に通学できたらいいなと思います。


 厚別区 Iさん

 ピカピカの1年生になりました。入学して2週間目、学校になれたのか少しずつ自分を出してきて、授業中に学校探検に行ったりして先生を困らせている様です。


 別海町 Wさん

 4月6日に小学校の入学式がありました。(西春別小・ひまわり学級)です。式の時は少し緊張した様子でした。ひまわり学級はA1名なので、先生と1対1で勉強してます。最近では普通学級に入って勉強することも多くなりました。(Aの様子を見ながらですけれど)。学校は家からは近いのですが信号を渡らなければいけないので、少しずつ信号の見方も理解してきているところです。「青になったら行ってもいい、赤はダメ、黄色もダメ」などと言っています。少しずつですが成長してきているのだなと実感しています。


 北広島市 Nさん

 小鳩会のボーリング大会に数回出席してから、すっかり気に入り先日も行ってきました。まだ力がたりなくて玉がゴロゴロ転がる状態ですがすごく楽しそうです。

 2年生になって学校での生活も流れがわかってきているようで、先生にお世話になりながらも前向きに取り組んでいるのではと思います。


 手稲区 Nさん

 成田家の3男 Aも2年生になりました。先生も新しくなり、今年1年どういうふうに変わっていくのか楽しみです。 今、親の望みは誰にでもきちんと挨拶が出来るようになってくれることです。


 江別市 Tさん

 2年生になり学校の生活にも慣れてきました。でも、毎朝「学校、行かない」には、まいっています。行けば楽しいのに、行くまでがなかなかスムーズにいきません。それから、最近学童をかえたので、今はそこに慣れるまでちょっと時間がかかるかなと思います。

 家ではボール遊びをしたり、自転車の練習をはじめたりしています。ひらがなも親が知らないうちにいくつか覚えびっくりしています。歌も大好きで何を歌ってるのかわかる曲が増えてきました。うんちも教えてくれるようになりホッとしています。とにかく元気です!!


 音更町 Sさん

 一年生の一年間は通学区外の小規模な小学校へ送り迎えをしました。

 4月より通学区へ転校。張り切って30分かけて歩いて登下校したのも一週間。体力のなさ、慣れない大勢の人の中で疲れて「ボク学校やめる!」と言い出し、朝はゆっくり休ませ車で送っていっています。大好きな勉強は「かん字」です。一年生で出てくる漢字の読みはクリアできました。今年も「ことばの教室」「ピアノ」「スポーツチャンバラ」年4回の1泊での「わくわく自然体験」と忙しくなりそうです。


 豊平区 Sさん

 こんにちわ。

 Kも小学3年になりました。今年は弟のHも1年生になったので二人で通学しています。


 帯広市 Nさん

 4月から帯広養護小学部3年です。クラス替、担任替があり、環境の変化に多少とまどい気味です。

 今冬は本格的にスキーに挑戦しました。といっても父にだきかかえられながらですが。緩斜面では一人ですることができました。5月からは例年通りプール通いとなります。また、自転車にも挑戦したいです。


 釧路市 Sさん

 お元気ですか。

 Eは4年生になりました。(なってしまいました)。

 11人(つくし組)のお友達に毎日もまれ、とても刺激のある生活を送っています。そのせいか言葉の数や表情も豊かになってきた気がします。そして相変わらず小柄なので皆んなから可愛いがられている“幸せ者”のEです。(この世で一番恐いのは“母”で、それ以外の人達をややなめているこの頃の彼です)


 旭川市 Tさん

 Yは小学校4年生になりました。が、3年生の終わり頃から、学校に行ったり行かなかったりという状況が続いています。原因はいろいろとあるみたいです。空気に重たいものはありますが、学校のこと以外は本人は家で元気にやっています。時間はかかると思いますが、学校に行くことが「日常」のひとコマになると良いなぁと祈っています。


 中標津町 Nさん

 Jは小学校五年生になりました。ひらがなが読めるようになり、図書館へ行って絵本を借りてきて読むのが楽しみのようです。


 南区 Nさん

 Aは、今年中学生になりました。小学部ではパソコンで名前を入力したり、お手紙を書いたりしました。今年1月には「たねっ子クラブ」の仲間と東京ディズニーランドに行ってきました。車イスのAはどこに行っても特別待遇を受けいい気持ちで帰って来ました。「また行きたいね」と皆で話しています。


 新篠津村 Sさん

 Kもこの春中3になりました。

 5月10日から3泊4日の修学旅行を楽しみにしています。期待と多少の不安はあるようですが、今は旅行に向けていろいろ学習しています。最近は体力もついて外仕事なども結構手伝ってくれ助かっています。


 豊平区 Tさん

 念願の豊明高等養護学校に入学できて、毎日はりきって一人通学しています。(1時間)

 週2回のプールと第2・第4のバスケットも楽しんでやっています。


 士別市 Nさん

 長男、Yは今冬はカゼもひかず元気ですごしています。


 白石区 Kさん

 豊明高等養護学校3年で元気に通っています。来年の進路を決める準備が始まっています。

 いつも仕事と重なり欠席ですが盛会でよい協議が行われますよう、祈念しています。


 余市町 Yさん

 役員の方をはじめ皆様には小鳩会の運営に何かとお世話になり本当にありがとうございます。

 Jも21才になり隣町の大江学園に通所で通っております。高等養護学校在学中に患った脅迫神経症もだいぶ良くなって私達の日々の生活にも少し余裕が出てきたかな…と思われるこの頃です。今後ともどうぞよろしくお願いします。


 南区 Hさん

 いつもながらの御無沙汰申し訳ありません。

 我が家の息子も22才を目前にして元気に通所しております。


 深川市 Sさん

 Eは満24才になりまして、共同作業所に通い出して7年目になりました。現在、常時12〜3人きている中で年齢は中間位ですが、昨年入った女の子達がしっかりしているのでお姉さんみたいです。その内18才と22才の女性とたまに家が近い事もあってお互いの家へ遊びに行き来しているのが嬉しいです。将来グループホームが出来たらいいと思っているのですが、勉強中です。アドバイスよろしくお願い致します。


 早来町 Hさん

 4月23〜24日Yとお父さんと私と3人で東京ドームで巨人対横浜戦を見てきました。行く前は長い時間あきるだろうと心配していたが…。応援がものすごく、メガホン4本で大声だして応援してきました。北海道からの叫び声が通じたのかやっと勝ちましたね。5万5千人の中の3人が私達家族です。帰ってきてからテレビを見て「高橋」「松井」と覚えたようです。24日は大雨の中、横浜半日観光してきました。写真も撮ることが出来ない位の大雨でした。最高の思い出ですね。

 4/25の選挙投票日、Yはもう慣れているようで、横で何気なく見ているのですがもう心配いりませんね。


 函館市 Mさん

 通所部に入所し手から7年目になりました。毎日楽しく通っています。


 美幌町 Sさん

 Yは26才になります。2週に一度迎えに行くのを待っています。どんなに大事にしてもらっても家に帰るのを楽しみにしています。こんなに長生きするとは思っていませんでした。すっかり女性らしくなりおしゃれをします。学園では遅いながらも仕事をしています。家ではだめです。


 函館市 Sさん

 Yは34才になりました。今年は風邪もひかず一条学園でゴミ袋作りにそして箱折りと配達もして頑張っています。朝7時30分に函館バスに乗って帰りは5時に帰宅です。自主通園をすると言ってどうにか今は自発的に働く気持ちになりました。

 GO TOP



津別町 M.S(那子 5.1 18)

那子“ガッコー”へ行く

 我が家の小さな那子がこの4月、とうとう小学校へ入学しました。

 本当に小さな体で大きなランドセルを背おって家を出ます。でも、玄関を出ると(ランドセルが)オモーイィー!」と言って、送り迎えの私にすぐ持たせてしまいます。

 実はこの4月、転勤により家を引っ越ししたばかりです。住み慣れた家と地域から突然見知らぬ所へ連れて来られ、今までとは違う家で寝たりおきたり、ごはんを食べたり。那子にとっては思いがけない変化でした。“引っ越す”ということをちゃんと那子にわかるように教えてやらなかったのです。引っ越してから10日程も過ぎたころだったでしょうか、「おうち かえる」とポツリと言ったのです。“どうしてこんなところにいつまでいるのかなァ。いつになったら、おうちへかえるのかなァ。早く帰りたいなァ”と思っていたのでしょう。この時はかわいそうで、ちゃんと教えてやらなかった、悪かったなァと反省しました。言ってもわからないから、という考えが私にもあったのです。いけないことでした。そこで、絵で説明することを思いつき、元の家、引っ越しトラック、新しい家、家族の皆んなの絵を描いて見せ、なんとかわかってもらうことができました。

那子ちゃん

 こんなふうに大きな環境の変化があった上に、小学校に入学です。“1年生になる”という自覚はあまりなかったと思うし、前の住んでいた所の学校の一日入学(2月に行った)では、大勢の仲間達の大騒ぎに圧倒され、「ガッコー、コワイ」という印象を持ってしまったのでした。少しはわかってもらおうと「CとFと那子と皆んなで学校だよ」と時々教えたのですが、その度に「コワーイー」か「ヤダ!」の返事ばかりでした。とはいえ、引っ越しの片付けも終わらないうちに入学式はやって来て、何が何だか、よく理解できないままに那子は1年生として新しい学校の門をくぐったのです。

 小さな町のハズレの小さな学校です。「津別町立活汲小中学校」は小学生37名、中学生30名のこじんまりとした古い校舎の学校です。

那子の学級は、1年生5名(女の子4名、男の子1名)と2年生が4名、合わせて9名の複式学級になっています。2人の姉達も3年と5年に転入ということで、不安やとまどい、そして期待を抱きながら、それぞれが新しい環境へ踏み出したのです。

 ひと月余りたった今、喜んで登校しているとはけっして言えませんが、どうしても嫌という様子もなく、朝はたんたんと歩いて行きます。少人数の学級だし、2年生もいて落ち着いた雰囲気のようなので、大勢の人のワイワイ、ガヤガヤが苦手な那子には、この学校が安心して過ごせる場所であることを期待しています。

 担任の先生は、那子のような子を受け持つのは初めてということでしたが、那子のことを受け入れよう、理解しようと努力されています。連絡ノートや迎えの時などに学校での様子をよく知らせてくれます。那子もだいぶ慣れてきたのか、お友達に注意をしたり、ちょっとはみだしたりと、この頃では、自分の意志で行動しているようです。周りのお友達も、那子の行動に一喜一憂しながら上手につき合ってくれている様子です。また、小さな学校なので、学年・男女の垣根がなく、皆んなが皆んなを知っているという雰囲気の中で、異学年の子達とも触れ合う事ができるようです。

 この先は、那子の様子を見ながら、那子の気持ちを理解しながら、何かひとつの方法にこだわらず、臨機応変に対応し、那子にとっていちばん良い学校生活を送らせたいと考えています。 

 GO TOP


| 123号表紙にもどる | 分会からの報告 |