「こばと」195号


表紙の写真//会報「こばと」表紙写真のエピソードをご紹介

T 吉宏くん(H20.2.15)


≪お母さんのコメント≫
前日の高熱がウソのような、とびきりの笑顔。
翌日から保育園と思ってたら手足口病と判明(T_T)

分会からの報告//こばと会の分会の活動をご紹介致します。

釧路分会からの報告

学習会の報告


 9月22日、釧路町あいぱーるで道議会議員さんをお招きして学習会を行いました。幅広い障がい福祉について考える会になるように、会員以外の方にも声を掛け、大人30名の参加がありました。
 行政として障がい福祉について遅れてきた事、健常者も障がい者も共に安心して暮らせる社会になるために現在スピードをあげて道内各市町村の幼稚園、学校、各施設、事業所の視察や調査などを行い進めているそうです。


 アセスメントツール、ペアレントメンター、支援ファイルの導入についてなどのお話しの中で、特にペアレントメンター(障がいの子を育てるなどの経験者が養成研修、啓発研修を経て相談機関等と連携しながら助けとなる人)の育成をして社会に定着させる事などのお話しがあり、質問・要望では、障がいの子が通う病院やリハビリ施設が釧路になく、十勝や旭川にある為遠くて大変な事、幼稚園にも専門の先生を配置してほしい、65才から介護年金なるとは?高校にも特別支援学級を配置してほしい、体力をつけたいのに障がいの子が通うスポーツ施設がない、学校との対処方は?等々沢山の質問・要望があり時間が足りませんでした。


 ダウン症の子は生まれた時から障がいと向き合い育てていく事ができますが、成長していく中で気付く障がいも多く「何か・・・???」と感じても相談先が分からないなど、様々なケースや困り感がある事がこの学習会を通して感じる事が出来ました。ダウン症の子も学齢期や就職先と生涯にわたりさまざまな障がいの方と関わり生きて行くので、今回は障がい種別問わず幅広参加して頂いた事で私達も、より関心が持て勉強になりました。
 道議の方に直接生の声を聴いて貰う事で、安心した暮らしの近道にもなる事を願い、このような学習会をこれからも継続できたら良いと思いました。

(記 野澤)

赤い羽根共同募金「街頭募金」に参加して


 10月より全国一斉に赤い羽根共同募金運動が始まりましたが、6日(日)小鳩会釧路分会より親子3組が「街頭募金」に参加しました。募金箱、たすきをかけて準備を整え、「ご協力お願いします」の掛け声を練習して、2時間の活動に取り組みました。


 あちこちで募金活動が実施されているなかで、なかなか募金をしていただくことは難しかったですが、参加した子ども達は、赤い羽根を手渡したり「ありがとうございます」とお礼を言ったりと、普段では経験できない体験をすることができました。「社会奉仕」に目を向ける良い機会となりました。

(記: 大藤)

施設見学会の感想


 10月18日、「生活学舎のんき」の見学に行きました。
平日だったにも関わらず、8名の方が参加されました。


 のんきはケアホームを併設した作業所で、釧路近郊の鶴居村にあります。
メインの作業としては豆腐や地場農作物の生産販売をしています。
代表の方のお話しは大変興味深く、ここでだからこそできることをしたいという想いや、いいものを作って付加価値を付けて販売することの意義、作業所の在り方など、奥の深いお話しをたくさん聞くことができました。


 郊外型の作業所を見学したのは初めてでしたが、土地に根付いたスタイルで作業内容を展開していたり、街中にある作業所とはまた違った良さも感じる事ができました。その後、場所を村内のレストラン「ハートンツリー」に移動し、ランチ茶話会を開きました。農家風レストランで美味しいご飯をいただき、近況を報告しつつ、自家栽培のハーブでハーブティー作りを体験させてもらったりと、日常の忙しさを忘れるようなホッコリとした時間を過ごしました。久しぶりに茶話会に参加することができましたが、子供の相談をしたり、児童デイなどの施設やサービスの情報交換をしたり、気の置けない仲間とワイワイやるような感じがとても楽しかったです。

(記: 植田)

鶴居村「生活学舎のんき」の施設見学の様子

   

帯広分会からの報告

ちびママ交流会の報告


 9月4日(水)「あがり・框」さんにて、ちびママ交流会を行いました。今回は見学の方を含め、大人17人子ども5人とたくさんの方に参加してしただき、にぎやかな会となりました。午前中は、会員の三浦さんに中国式ベビーマッサージを教わりました。三浦さんと可愛いモデルさんをみんなで囲んで、子供のマッサージ方法だけでなく、親の体の不調に対するマッサージも教えていただきました。三浦さん、ありがとうございました。


 おいしいランチを食べた後は、自己紹介。そして自由におしゃべりをして楽しみました。
次回の参加もお待ちしています。午前のみ午後のみの参加も可能ですよ。

(記: 折戸)

ちびママ交流会に参加して N 千寿美 (晄太郎 H19.8.14 )


 小鳩会に2年前に入会しましたが、行事の日と都合が合わず参加できた行事がクリスマス会だけでした。ちびママ交流会も以前から参加したいと思っていましたので、今回大変楽しみにしていました。


 息子の晄太郎も一緒に連れて行きたかったのですが、週末に保育園の運動会を控えていたため(練習が必要とのことで)私一人で参加しました。


今回は同じ会の三浦和実君のお父さんが中国式ベビーマッサージ(小児推掌)を教えてくださいました。説明もわかりやすくて、しかも大人向けのマッサージも教えて下さり、すぐに実践できる内容でとても参考になりました。(その日の夜、晄太郎に実践したところ気持ち良~く眠ってくれました。次の日も“マッサージして”と催促されました。)


 その後の「あがり・框」さんのランチも体にやさしいお味で更に癒されたのでした。次回は晄太郎と参加したいと思います。ありがとうございました。


三浦和実くんのお父さんによる中国式ベビーマッサージ

施設見学会の報告


 9月25日(水)帯広大正本町にある、帯広やわらぎ園・帯広はなます園の2カ所を見学してきました。当日は10名の方が参加して下さいました。


 帯広やわらぎ園では、施設の説明を聞いた後、作業の様子を見学しました。委託を受けリネン業務(タオルたたみ)を行っていました。他にも園舎周辺の環境整備や地域の職場で就労訓練を行ったりしているそうです。


 帯広はまなす園でも説明を聞きながら、施設内を見学させて頂きました。車で移動して作業場見学。あいにく作業はお休みでしたが、「災害備蓄用のフリーズドライビスケット」を作っているそうです。それぞれが、自分に合った作業に取り組んでいました。

(記:鈴木)

施設見学に参加して S 珠実(悠人 H17.5.30)


 初めての就労施設見学に参加させてもらいました。タオルたたみ、花壇・公園整備、クッキー製造など、いろんな作業で地道に社会貢献されている方々の様子や施設の中も一つ一つ案内していただき、雰囲気なども感じることができました。クッキーは特殊な加工で7年間保存できる防災用クッキーで、帰りに1箱ずつ頂き、帰ってから子ども達と試食させてもらいました。防災用は味けないという印象が個人的にありましたが、とても美味しくてビックリしました。これから先を考えていく上でとても参考になりました。ありがとうございました。

医療講演会の報告


 10月13日(日)帯広市グリーンプラザで、平成23年に続き、東京学芸大学教授 菅野敦先生をお迎えして「ダウン症の生涯発達支援-幼児期・学齢期 何を大切に育てるか」をテーマに講演会を開催しました。


 会員57名、一般・関係各位・釧路分会からも5家族いらして頂き、約130名の方々の大勢の参加を頂きました。


 先生には沢山のデータをもとに、幼い頃からの環境づくりの大切さ(物理的な環境など)。生活リズムの獲得の重大さ。あそびは何よりも大人が楽しむこと。共感すること。
年代別の4領域はとても興味深く。自立のために「いつまでも本人の都合のいい環境にしておかない」という先生の言葉に反省とともに、伸代のある限り、実践してみる価値がある。と成人期の子を持つ親にも十分参考になる貴重な講演内容でした。
寄せられたアンケートからは、この講演会の重要性・講演内容のとても高い評価と今後の持続の期待の大きさを感じました。
午後からは、菅野先生を囲んで交流会を行い、先生がお帰りになるギリギリまで質疑応答が切れることなく続きました。


 遠方よりお越し頂きました菅野先生には、感謝申し上げます。ありがとうございました。また、お忙しい中ご参加くださいました会員・関係各位の皆様、ありがとうございました。

(記: 菊地)



東京学芸大学教授 菅野 敦先生

講演会に参加して S めぐみ(優希 H22.11.20)


 10月13日(日)10時~12時半まで、グリーンプラザで菅野先生の医療講演会に参加させてもらいました。当日は「ダウン症の生涯発達支援-幼児期・学齢期 何を大切に育てるか」という演題での講演でしたので、3才になる息子を持った私にとっては、今最も勉強したい内容でした。


 コミュニケーション能力を発達させる為には、環境づくりと体力づくりが必要という事で、「整った部屋を作る」「生活リズムの獲得」など、働いている私が実践するには大変そうな事もありましたが、出来る事から少しづつやってみようと思います。そして、少しでも子供の為になれば良いなと思いました。又、食事を食べなくて困っていると質問した所、今の方法で問題ないということでしたので、とても安心しました。先生には、丁寧に答えて頂き、感謝しています。


 今回で2回目の参加でしたが、とても勉強になり、参加して良かったです。このような講演会を企画・開催していただいた方々、本当にありがとうございました。また機会があれば参加させて頂きたいです。菅野先生、お忙しい中、本当にありがとうございました。

苫小牧分会からの報告

平取養護学校を見学して Y 智恵子(育未 H18.6.26)


 9月12日、平取養護学校の見学に参加しました。参加者は4名とお子さん2名で少なくはありましたが、学校内・寄宿舎を案内していただき、小学校の授業風景も見学させていただきました。見学当日は、小学部全員の「お店屋さん」という内容の授業でした。店員さんとお客さん役を交互に体験し、「お金を頂いて商品を渡す」「お金を払って商品をもらう」といった学習でした。先生方は「買う」「売る」と言うこと、その時の「言葉のやり取り」をこの授業を通して丁寧に教えてらっしゃいました。


 また、案内していただいた時に「近隣の施設の就労時間が中学部3年で1度、高等部も就労体験がある」と説明があり、とても驚きました。数年前も平取養護学校の見学があり、私も参加しましたが「養護学校ってどんな所なんだろう?」という、全く想像出来なかった状態での参加でした。今年、私の子供が地元の小学校特別支援学級に入学し通っており、少しづつですが「特別支援の在り方」を実感しています。いずれ、養護学校にはお世話になるであろうと考えていますが、何時がいいのか?と悩みがあります。そういった意味では今回、養護学校を再度知ることが出来て、これからの子供の進路の参考にさせていただくことが出来ました。出来れば、数年ごとに見学できれば、その時の子供の状態と照らし合わせて、養護学校への入学を改めて考える機会が出来ると思いました。このような機会を作っていただき大変嬉しく思います。お忙しい中、案内していただいた先生に感謝いたします。


 さて、私の子供(育未)は今小学校1年生になり、特別支援学級に毎日通っておりますが、国語・算数といった教科の他に生活単元の授業で色々な体験をさせて頂いています。小学校に入ってから、数個ではありますが聞き取れる言葉も出てきましたし「並んで待つ」といった行動も時々ですが出来るようになりました。生まれた時は「どうなるのだろう?」と不安ばかりの日々でありましたが、ゆっくりだけど成長していく我が子を嬉しく思う今日この頃です。

函館分会からの報告

幼児通園施設を見学して K 絵麻(成龍 H25.4.12)


 はじめまして、金澤と申します。今年の7月にはじめて入会しました。
4月に2人目の成龍を出産しました。はじめは何をどうしていいかわからず、とにかく不安と心配の毎日でした。いろんなことが頭の中をめぐり、もう考えることがないくらいいっぱい考えたように思います。こうしてていいのか、何かしなくてはならないのか、何かしてあげられることはないのか、じっとしていられない日々でした。そんな中、成龍に授乳したり、あやしたりしているとニコッと笑ってくれる成龍の顔を見ると癒されました。あどけない成龍の顔を見ていると私が必ず守ってあげるからね、何も心配いらないよ、という気持ちでいっぱいになりました。毎日の子育ての中で成龍がダウン症であることを忘れ、育児をしていました。そんな中、小鳩会があることを知りはじめて小鳩会に出席しました。まだまだ気持ちも不安定で揺れ動く中での参加でした。成龍の事を思うと不安で気持ちがいっぱいになってしまう状況でダウン症という現実に引き戻されてしまい、気持ちがいったりきたりでした。そんな中、先輩お母さん達に「無理をせず、出来る範囲でいいんだよ」と励ましてもらったのがとってもうれしかったです。


 成龍が生まれて6カ月がたちましたが、今は私も日々、勉強の毎日です。こいれからも色々なことがたくさんあると思いますが、今思うことは、障がいのある人がどこにいても、どこで暮らしていても、みんな平等に支援してもらえる暮らしをさせてもらいたいなということです。今回函館の「児童発達支援センターうみのほし」を見学させてもらいましたが、やはり地域に制限があったり、定員が決まっていたりするので、通えている子がうらやましいなと思ったのが正直な気持ちです。私は介護施設で働いていますが、介護制度のことはいろいろわかりますが、障がい福祉制度の事は何もわかりません。私が感じたのは、介護制度より障がい者福祉制度方が遅れているなということです。


 小鳩会を通していろいろ経験させて頂きありがたいと思っております。時々自信がなくなることもありますが、先輩お母さんにも教えてもらった通り、愛情いっぱい成龍を育てていきたいと思います。

北見分会からの報告

ふれあい広場の報告


 8月末の、あいにくの曇り空でしたが 今年も、北見ふれあい広場に小鳩会クレープも参加しました。 今年はミニパフェも登場。今にも雨が降り出しそうな空で人出が心配でしたが、写真のように行列ができるほどの盛況。


 ベテランママさん、ちびママさんみんなが与えられた作業に燃え無事2日間をこなしました。
素朴な味が好評なクレープです。来年も、みんなでがんばるぞ(^^)/

(記: 多田)

NPO法人 こばとで講演会を行いました


 事業者としても、親としても「チャレンジキャンパス さっぽろ」は、とても気になる存在で、今年の7月にやっと見学に行くことができました。利用者の皆さんは真剣に講義を受けていて、楽しくイキイキとした姿を見る事ができました。そして施設長の岡山先生のお話しにもとても感銘を受けました。


 北見の仲間に「その素晴らしさを伝えたい!」と思い・・・チャレンジキャンパスに講演をお願いしたところ、快諾していただき、お忙しい中でしたが10月12日(土)に講演会を行いました。講師はにじいろ福祉会の自立訓練(生活介護)「チャレンジキャンパス さっぽろ」施設長の岡山英次先生です。テーマは「チャレンジキャンパス さっぽろの挑戦」でした。


 高等部専攻科についての前史と現状、青年自身の学ぶ要求、「ゆっくりじっくり学ぶ」意義などについて学ぶことができました。将来自立した豊かな生活を営むために、主体性を育て、豊かな体験、そして仲間とともに育ち合う事が大切だとわかりました。


 「北見にもチャレンジキャンパスができたらいいな~」と参加者全員が感じた講演会となりました。

(記: 安田)

札幌分会からの報告

性についての学習会


 10月6日(日)、昨年度実施できなかった小樽市保健所 所長 秋野」恵美子先生をお招きして、『性についての学習会』を2年振りに開催しました。


 今年度は、ゆっくり秋野先生のお話をお聞きしたいという事で、午前、午後合わせて、4時間半お話を聞くことが出来ました。当日は、30名を超える参加者の皆さんとじっくり学習しました。


 性教育の目的、性被害について、知的障がいの場合の性教育について等、メグ・ヒックリンクさんに性教育を学ばれた秋野先生のお話は、今回も大変歯切れがよく、ストレートに伝わってきました。エイズについてのお話しをいただき、とても勉強になりました。


 参加者の皆さんからは、「普段性の話はつい避けてしまっていて、これではいけないと改めて思いました。自分なりに工夫して、子どもに伝えていきたいと思います。」「性教育という重たいテーマですが、とても聞ききやすく、とても楽しく聞かせていただきました。」「エイズの話は、とても勉強になりました。」等の声が寄せられました。


 秋野先生、ありがとうございました。

(記: 三好)



小樽市保健所所長
秋野 恵美子先生

菅野先生セミナ-「ダウン症の生涯発達支援」


 10月22日(火)、札幌教育文化会館にて東京学芸大学の菅野敦先生をお招きして2年振りにセミナ-を開催しました。今回も会員以外に福祉施設、教育、行政関係者の方々にも案内しました。会員ばかりでなく、道内各地から130名を超える参加申込みがあり、このセミナ-の関心の高さを今年度も感じました。当日は127名の参加者の皆さんと一緒に有意義な1日となりました。


 ダウン症の生涯発達支援の研究をされております、菅野先生の今回の講演は、「青年期から成人期・壮年期を中心に この時期の課題をいかに支援するのか」でした。


 ダウン症においても、もっとも長いライフワークである“成人期こそ より豊かに生きてほしい”そのためには“ダウン症の基本的な特性に応じた支援をいかに準備するか!!”について午前、午後とゆっくり先生のお話をお聞出来ました。でも、参加者の皆さんからは、時間が足りなかった! もっと聞きたかった! という声をたくさんいただきました。


 ダウン症の特性に応じた支援を探り、対応していくことの大切さを今1度確認できた時間となりました。また、今回も子育ての説計図(乳幼児・学齢期からの取り組みの需要性)についても、丁寧にお話いただき、とても参考になりました。困った行動の正体・起こさないための課題、ストレスへの耐性をしっかり育てること、生き甲斐をつくること、毎回お聞きしていることですが、今年もまたお聞きし自分の中で再確認できました。


 参加も皆さんからのアンケ-トを見ても、今回も大変好評を得たセミナ-となりました。


 私たち保護者だけでなく、日頃よりご支援いただいている多くの支援者の皆さんとダウン症児・者の支援について考える時間を共有できたことは本当に嬉しいことでした。


 菅野先生、本当にありがとうございました。

(記: 三好)



東京学芸大学教授 菅野 敦先生

一度は聞いて欲しい初めての相続講座の報告


11月6日(水)難病センター会議室において、会員以外の方も含め55名の参加で「一度は聞いて欲しい初めての相続講座」が行われました。


 会報でお知らせしましたが、相続手続支援センター様を通じて匿名で北海道小鳩会に多額の寄付をいただくきっかけとなったキーマンのお二人、相続手続支援センター札幌の鹿内幸四朗さんと成田幹さんがおいでくださり、「相続」についてお話いただきました。ご寄付のおかげで、この度の講座を参加費無料で開くことができました。


 講師の鹿内さんの流れるような語りで、「相続と相続税は違う。相続は100%関係ある。」
「法律は弱者の味方ではなく、正しく知っている人の味方である。」という基本に始まり、相続トラブルの具体例、トラブルを避けるために準備できること等、例を上げて教えていただきました。親亡き後のことを考えると、ただただ不安でしたが、判断能力のあるうちに、考えを明確にして、形にしておく事が大切と感じました。一人で悩まず、相談できる場所がある事を知ることができたのが、一番の収穫でした。

(記: 小野寺)

《参加された方より感想をいただきました》


☆H 孝弘さん(祭輝くん H19.5.30)
楽しくためになる話でした。そのうち必ず必要になる重要な事だと思うので、じっくり考えておいて備えたいと思います。


☆M 智子さん(安奈さんH13.12.21)
 障がい児を持つ親の基礎知識。必修科目だと思います。短い時間内に盛りだくさんの内容でした。



相続手続支援センター 鹿内 幸四郎先生




相続手続支援センター 成田 幹先生

39窃盗団 上映会報告


 ダウン症の弟がいる押田監督が、そのダウン症の青年を主役に自主制作された39窃盗団。とっても重い、でも大切な問題提起を私達に、たくさん投げかけているこの映画です。ダウン症や他の障がいのお子さんをお持ちの親御さんだけでなく、たくさんの方に見ていただきたいと思い、北海道小鳩会も、実行委員の一員として参加させていただき、準備を進めてきました。


 6月28日の先行上映会、9月23日の本上映会と合わせて、1000名を超える方々に観ていただき、大盛況で終えることができました。当会会員の方々も、たくさん観ていただきました。ありがとうございました。映画を観た親御さんにはそれぞれいろいろな想いがあったようですが、皆さんから観られて良かった!!という声をたくさんいただきました。


 両日とも、当会の子ども達にチラシの折込み、チケットのもぎり、北海道小鳩会のリーフレットの配布等、活動する場も設定いただき、みんな喜んで取り組んでいました。とっても、忙しい1日となりましたが、皆様のフォローのおかげで、なんとか無事終えることができ、きっと大きな自信につながった事と思います。 また、実  行委員の皆様のご協力で充実した託児を組むことができ、親御さんもゆっくり映画を観ることが出来ました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。


 39窃盗団のタイトルにある39は、刑法39条からとったものだそうです。障がいがあっても、なくてもさずかった大切な命。どの命も同じ重さです。でもこの映画について、上映会の実行委員長でもあります二通 諭氏(札幌学院大学人学部人間科学科准教授)が、本作の提起している問題点を指摘しているように、障がいのある方々へのいろいろな面での社会的な支援が整っているとは言えないことが、“生きづらさ” につながっている現状は確かにあります。社会全体が障がいの人達を不幸と考えることのない、そして、障がいのある本人も、家族も障がいのあることを不幸と考えずに、誰もがその人らしく、ありのままに安心して生きていける社会の実現をめざし、私たちは、今日からまた、1歩1歩 仲間と手を取り合い、活動していかなくてはと、強く再確認させられた映画でした。ご協力、ありがとうございました。

(記: 三好)



プロレスリング・ノア選手交流会・観戦・昼食会にご招待いただきました


 札幌ポプラライオンズクラブ様より、社会奉仕委員会、環境保全委員会合同アクティビティとして、プロレスリングの観戦・昼食会のご招待をいただきました。


 プロレスリング・ノアは、故ジャイアント馬場さんのお弟子さんたちが興した団体です。


 10月27日(日)、7家族27人が参加し、楽しいひと時を過ごしました。当日は、根室食堂で美味しいランチバイキングを楽しんだ後、会場のテイセンホールへ移動。プロレスリングの観戦の前にリングに上がって、選手との交流も楽しみました。休憩の後はいよいよプロレスリングの観戦です。参加した皆さんから、『とっても、楽しかった!!』の声をたくさんいただきました。


 札幌ポプラライオンズクラブ様、本当にありがとうございました。


◎ 家族みんな、初めての体験で・・。龍一は、予想通り怖がったりしていましたが、次の日の朝、楽しかったね!~と言っていました。ありがとうございました。(上戸)


◎ みんな楽しく参加しました。子ども達と選手の記念撮影もさせてもらいました。佑記は試合途中に、リングの上に上がって選手に花束贈呈もさせてもらい、とても良い思い出となりました。すごく、楽しかったです。ありがとうございました。(菅原)

 



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