主催 北海道小鳩会札幌分会
(ダウン症児・者父母の会 札幌分会)
生涯発達支援とは、幼児期・学齢期からの各ライフステージにおいて将来(成人期・壮年期)を見据えて今の支援を考えること・することです。青年期は成人期の、成人期は壮年期の豊かな生活にとって大切な時期です。
今回のセミナーでは、青年期から成人期にかけての様子を整理し、成人期・壮年期に生じることのある発達課題を見据え、その基本的な考え方・支援について考えます。
今年度は支援者向け、保護者向けに分けての2日間のセミナーの開催としました。
会員の皆様、そして日々の生活の中で、ダウン症のある方々をご支援くださっている各関係者の皆様、ぜひそれぞれのセミナーにご参加ください。
より良い支援について考えていただく機会になればと強く願っております。
■菅野 敦先生 (東京学芸大学教授・教育実践研究センター)
一貫して知的障害、中でもダウン症候群を対象に、乳幼児期から成人期までの発達特性及び、各ライフステージにおける発達課題の解明、そしてそこから得られた知見をもとに、「生涯発達支援」の視点から具体的な支援内容を明らかにし、その支援のための方法や支援プログラムの研究をしています。
ダウン症に関する著書が多数あります。