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 第32回難病患者・障害者と家族の全道集会
           &北海道小鳩会全道交流会の報告

 8月6日(土)、7日(日)に難病患者・障がい者と家族の全道集会が開催されました。 今年はこれまでの全体集会のもち方とは違って、難病患者・障がい者と一緒に北海道日本ハ ムファイタ-ズを応援する全道集会と歓迎レセプションが6日に行なわれ、7日には分科会が 行なわれました。
 6日午後、札幌ド-ムでの日本ハム・西武戦応援には小鳩会から13家族39名が参加。遠く は釧路・帯広・函館・早来・苫小牧から参加された皆さんもいらっしゃいました。みんな手 に手に応援グッズや応援プラカ-ドを持ち大声で応援しました。
 結果は日本ハム0-3の敗戦でしたが広い球場でみんなで応援した事は子ども達に楽しい 思い出ができたことと思います。
 6日夜はAPAホテル&リゾ-ト札幌で歓迎レセプションが行なわれました。視覚障がい がありながらも全道各地で演奏活動を行なっている早来町のスマイル4Beatの演奏を聴いた り、美味しいお料理を味わったりしました。早来の会員のお嬢さん藤原優子さんが参加者を 代表してスマイル4Beatの皆さんに花束を贈呈し難病連の皆様と共に和気あいあいのひとと きを過ごしました。
 7日は午前中、分科会として難病センタ-で北海道小鳩会の全道集会を開きました。いつ もこの時期は夏休みの中間の土、日のため参加者は少くなります。今回は函館の佐々木さん ご家族、帯広の山崎さん、早来の藤原さんご家族、札幌から石黒さんご家族、溝口さんご家 族と三好会長と藤田が参加しました。
 自己紹介、近況報告と道内各地での特色ある活動の報告、恒例のビンゴゲ-ム(ユニ-ク な景品が毎年好評です)の後は大きい方の親御さんが多く参加参加されていたので、大きい 方たちの健康医療面、生涯教育、スポ-ツ活動の話題と話が弾みました。今回はボランティ アとして会員の子ども達がたくさん参加している北海道医療大学のオープンカレッジのスタ ッフの学生さんが2人と全く偶然ですがお母様が昔函館で特学の先生をされていて、当日参加 されていた函館の佐々木芳徳さんも教えていただいたという方の息子さん(といってももう リタイヤされた年齢の方ですが)が話の輪に加わって短い時間でしたがとても楽しく過ごす ことができました。もっとたくさんの会員の皆さんが参加して下さるといいのですが…。
 午後は大通りビアガ-デンでの懇親会。全道交流会に参加できなかった方も小さなお子さ ん連れで懇親会に来て下さって、総勢18名で途中小雨がぱらつきましたが飲んでおしゃべり して楽しみました。年に一度のビア懇親会も小さなお子さんの楽しめるメニュ-があります ので来年は大勢で集まって楽しみたいものです。
 6日、7日遠くから参加してくださった皆さんお疲れさまでした。来年の全道集会は帯広 で開催されます。たくさんの方とお会いしたいと思います。


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 分会からの報告
  • 札幌分会

    例会「就学についてとおしゃべり会」

     7月14日(木)難病センターにて午前中は就学についての話し合い、午後はおしゃべり 会を行ないました。参加者は18名。
     初めに市教育委員会の資料を基に札幌市の特殊教育の現況、教育相談を行なう場所、 就学までの手順について説明が行なわれました。
     次にお子さんを就学させたお母さん達に就学先決定までの体験、現在のお子さんの状況 をお話していただきました。また、当日参加できなかった養護学校にお子さんを通わせて いるお母さんからはお手紙と資料をいただき回覧して皆さんに読んでいただきました。普 通学級に入学したお子さん、特殊学級に入学したお子さんと就学先はいろいろですが入学 した所でお子さんがいきいきとのびのびと過ごすことができる場を選んでいけたら良いと 皆さんそれぞれの体験と思いをお話しされました。
     また、就学年齢を迎える前に幼児期のうちから教育相談所で幼児教育相談を受けておき 就学相談につなげていくのもよいのではないかとアドバイスがありました。
     この就学についての例会は毎年同じ時期に行ないますので、就学2~3年前からご参加さ れて情報を得ておくのも大切です。
     午後は参加された皆さんそれぞれにお弁当を食べながら子どもの近況、子育てで気にな っていることなど話し合って楽しい時を過ごしました。
     市の教育委員会の資料(特殊教育学校・学級の一覧表など)ご希望の方は三好までご連絡 ください。
    (記 藤田)

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    親子キャンプ

     今年も親子キャンプが開催されました。
    例年通り国営滝野すずらん丘陵公園青少年山の家で、8月の最終週末の27日土曜日・28日 日曜日の1泊で行われました。台風の影響が心配されましたが、一体誰の心がけが良かったの か好天に恵まれ、カキ氷が食べたくなるような陽気となりました。今年は日帰りも含めて11 家族32名の参加で、中でも初めて参加されるファミリーが3家族もあり大変嬉しかったです。  山の家到着後、さっそくお昼のジンギスカンの準備に取り掛かりました。親子キャンプ皆勤 賞のファミリーもあり、手馴れたものです。働き者のお父さん達がどんどん薪割りやかまどの 準備を始めてくれ、子ども達もはりきってお手伝いです。たらふく食べた後は子どもの谷でお もいきり遊びました。
     夕食の後はキャンプファイヤーです。真っ暗な闇の中赤く燃える火を囲んで、体をつかった 楽しいゲームの数々。とても明るい時にはできないようなポーズも闇の中ならできちゃいます。
     入浴後、女の子部屋ではトランプで盛り上がり、大人は夜の交流会に向け集まりはじめました。 子ども達が寝た後、大人たちはいつ終わるとも知れないおしゃべりタイムに突入したのです。
    翌日早起きの子ども達と、やっとの思いで起きた大人たち。朝食後掃除を済ませ、プラバン作り ・ホールでのボール遊びなど、最後まで盛りだくさんの楽しいキャンプでした。
    スペシャルサンクスは、三好一樹君・宏樹君のふたりのお兄ちゃんです。大もてで、二人の後ろ に小さいのがつながって歩いているのがほほえましかったです。みんなのお兄さんになってくれ てありがとうございました。ほんとに、お疲れ様でした。
    (記 小野寺)
    山の家入館式

    親子キャンプに参加して
    厚別区 I 厚子 (祐樹 H8.10.31)
     祐樹が3年生になった今年、親子キャンプに参加しました。初めての参加でしたが、 とても楽しいキャンプでした!
     祐樹や下の子は、お兄ちゃんやお姉ちゃん達とたくさん遊んでもらい、お友達ともた くさん遊ぶ事が出来、家族でのキャンプではなかなか出来ない薪割りや工作そしてキャ ンプファイヤー等…楽しみながらいい体験がたくさん出来ました。
     私達もたくさんの明るくて頼もしい先輩方と、お酒片手にお子さんの就学の事や生活の 様子、そしてアドバイス等…色々聞かせて頂きとても貴重な時間を過ごす事が出来ました。
    祐樹と生活する中には、つい力が入りすぎて叱って失敗したり悩んだり…と色々あります が、皆さんの話をお聞きしたら…前に進む事ばかりを急ぐのではなく、時には一緒に休ん だり、ゆっくりの成長を楽しみがなら行かなきゃな…と改めて思う事が出来ました。みな さんありがとうございました!
    またぜひ参加したいと思います。これからもよろしくお願い致します。

    みんなで炊事 ジンギスカン


    しっかり取り組む 育さん

    お父さんに見守られて 祐樹くん

    宏樹くんに教えて貰う 佑記くん

    厚別区 恵さん (I いくさんの妹)

    厚別区 I いくさん

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    カラオケの会

     9月4日(日)正午から3時まで、ミュ-ジックハウス南3条店でランチカラオケを行いました。
     今年ははじめ参加申込みが少なくどうなるかと心配しましたが、坂本君、石黒さんご家族、三上 (邦子)さん、関さん、内田親子11人が集まり行ないました。
     初めにお好みのランチ・飲物を頼み、次々と曲を入力しました。アニメソングから童謡、ヒット ソング、演歌まで元気いっぱい歌う人、感情たっぷりに歌う人、振りを付ける人と思い思いに歌い ました。特に関さんの美空メドレ-には台詞つきで本当に感心しました。また、坂本君の素晴らし い歌声には毎年癒されます。
    最近は参加者が少ないので何か考えなければと思いました。来年はもっとたくさんの人が参加して 下さいね。
    (記 内田)

    カラオケの会の様子です

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  • 函館分会

    障がい者のふれあい列車

     毎年行なわれる社会福祉協議会主催、ふれあい交流事業が8月28日(日)行われ、各障 がい者団体から300名、ボランティア150名、職員と合計600名で列車を貸切り、茅部郡森町の 青葉ヶ丘公園に行き、お弁当を食べ、レクリェ-ション、スイカ割り、ゲ-ム、カラオケ、 民謡などと、賑やかに輪になって盆踊りに参加し、小鳩会からも6世帯17名写真のように、 なごやかに交流会ができました。代表して藤原さんに感想を書いていただきました。
    (記 東)

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    「障がい者のふれあい列車」に参加して
    函館市 藤原 弥生 (拓登 H14.7.25)
     8月28日(日)、息子の拓登と二人で「障がい者のふれあい列車」に参加してきました。 毎年行われているこの行事には、一昨年に続き2度目の参加です(昨年は第2子出産のた早朝 に函館駅で受付けを済ませ、貸し切の列車で森町の青葉ヶ丘公園に向かうのですが・・。函館 駅に集まった大勢の人達に驚いた拓登は泣いてぐずってしまい、出発前からすっかり疲れてし まいました(汗)しかし、乗り物大好きな拓登は列車が動き出すと「ブ-ブ-」と言って、少 し機嫌を取り戻したので一安心。
    森駅から公園まではバスが用意されていて、私はベビ-カ-等、大荷物だったため乗せて頂き ました。もう少し拓登が大きくなったら、歩かせてみたいなぁと思います。公園に到着後は、 皆でお弁当を食べたり、ゲ-ム、スイカ割り、カラオケ、盆踊りなど楽しい時間を過ごしまし た。拓登は朝に泣いて疲れてしまったのか、このにぎやかな雰囲気の中で昼寝を始めてしまい ましたが…。
     子どもが生まれて以来、なかなか列車に乗る機会もなかったので、私も楽しかったです。ま た来年も参加したいと思います。


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  • 帯広分会

    親睦会

     7月24日(日)音更町のむつみ公園にて親睦会を行ないました。
     当初の予定では芽室公園でしたが、当日は商工祭りが開催されるとの事で、急遽、開催場所 を変更しました。参加される方々には事前に変更の連絡をし、当日は無事開催されましたが、 行事を計画する際の反省としていきたいと思います。
     さて、場所を変えての親睦会ですが、お子さんの体調などでキャンセルもあり、10家族35名の 参加となりました。
     午前中は、帯広分会が毎年参加させていただいている「すこやか農園」の作業が帯広農業高校 でありました。畑の雑草取りの後、農業高校の生徒さんとバタ-作りを体験しました。手作りの バタ-は、とっても美味しかったそうです。
    この日は朝からの好天で気温も急上昇!公園に集合すると、さっそく焼肉開始です。汗だくにな りながら肉を焼いたり、焼きそばを作ってくれたお父さん方に感謝♪子どもたちもすごい食欲で 「ちょっと待っててね-」と運び役のお母さん方も大忙しです。 お腹いっぱいで満足した子ど もたち、今度は水着に着替えて水遊び。子どもたちの様子を見ながら、私たちも食べたり、おし ゃべりしたり。暑い一日でしたが、親子共々楽しく過ごしました。
    (記 幸坂)

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    親睦会に参加して
    帯広市 S 一志 (いおな H16.8.5)
     7月24日に初めて参加しました。
    天気も良く、場所も水の出る公園で家族全員楽しみました。自分の子どもと同じ障がいを持つ子 の親の皆さんに出会えて、いろいろと為になることを教わることができて本当によかったです。 また、自分と同じ職業のお父さんとも出会えて心強いものを感じました。  今年の冬のクリスマス会が今からとても楽しみです。
     これから長い付き合いになりますが、どうぞよろしくお願いします。

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  • 釧路分会

    春採湖ハイキングと焼肉

     7月16日、春採湖ハイキングと焼肉ということで6家族16名の参加で行いました。 7月に入っても太陽を見ることができず、寒い日が続いた釧路もこの日は久しぶりに朝から 晴れ、とても気持ちの良い一日となりました。
     ハイキングといっても春採湖一周は4、5㎞はあるでしょうか。それはとても無理なので、 カモなどが近くにいるポイントまで歩き、エサをあげてくることにしました。 その後、焼肉となりました。外で食べるということで子どもたちも喜んでくれたことと 思います。
    今回は、ハイキングというより焼肉メインとなってしまった感じもありましたが、初めて春採 湖に来られた方もいて少人数ではありましたが少しでも外に出るきっかけとなり、また、交流 を深められ次回の企画にも参加しやすくなればと思います。
    (記 渡辺)

    釧路町 千葉 純花ちゃん(H6.12.16)が感想を書いてくれました



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  • 北見分会

    菅野敦先生講演会

     6月25日(土)、北見市総合福祉会館にて、小鳩会北見分会主催で講演会が開かれました。 演題は「ダウン症児・者の豊かな生活」~家族や地域社会のあり方について~で、講師はダウ ン症に詳しい東京学芸大学の菅野敦先生です。地方に住んでいますと、ダウン症について詳し い話を聴く機会がありませんので、今回の講演を楽しみにしていました。 当日は80名近くの方が集まりました。小鳩会の会員家族はもちろん、保育園・学校の先生、病 院の看護師さん、そして通所入所施設の職員の方など多方面から、お忙しい中参加していただ けました。私たちは地域のたくさんの方に支えていただいている事が感じられて、とてもうれ しく思いました。
     急激退行の治療教育や高齢化にともなう課題などの話もあり、講演は30分近く延長され ました。最後に「彼らもみんな私たちより長生きします。お母さんお父さんを看取ってくれる 子として育てていますか」と問われて、考え込んでいるうちに講演は終わりました。
    (記 安田 眞佐江)

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    北見市ふれあい広場「こばと喫茶」出店

     9月3日・4日(土・日)、北見市総合福祉会館で第23回「北見市ふれあい広場」が開催され ました。ふれあい広場は「障がいのある人も老人も子どももわだかまりなく、心から楽しく交 流できる催しを通して、ノーマライゼイションの理解と普及を図る」という趣旨のもとに、毎 年この時期に行われています。小鳩会北見分会でも毎年喫茶店を出店し、会員だけでなく、さ まざまな人達と交流しています。
     今年は18名のお母さん達と6名(兄弟姉妹を含む)の子ども達が参加協力してくれました。 両日とも天気に恵まれ、お客さんの入りは上々。目玉商品のクレ-プが次々と焼いても注文に 追いつかないような忙しさ、担当したお母さんや子ども達は一心不乱にクレ-プ包みをしてい ました。また、初日のうちにアイスクリ-ムの在庫がほとんどなくなるほど、昼食を取る時間 もないほどの盛況ぶりでした。
    今年も小さい子のお母さんたちを含め、たくさんの会員たちが時間のやりくりをして手伝って くれました。ですから2日間限りのこばと喫茶カウンタ-の中で忙しく立ち働きながらも、近 況報告やおしゃべりを楽しむことができ、会員同士の親睦を深めるには最高の機会になったと 思います。
     そしてまた今回も子ども達は大活躍、こばと喫茶協力員がしっかりと根付いたことを感じました。
    (記 白鳥)



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