「こばと」205号


表紙の写真//会報「こばと」表紙写真のエピソードをご紹介

成人式によせて


苫小牧市 S 喜和江(俊彰 H7.10.1)


 我家の末っ子俊彰も昨年10月1日、20才の誕生日を迎え、今年1月11日に育成会での成人式に参加させて頂きました。今思うと、生まれた時は育てていけるのかとても不安でしたが、色んな方達に支えられ、すくすく育ち(ちょっと横に育ちすぎましたが^^;)あっという間の20年だった気がします。彼の笑顔に癒され、元気を貰っていたせいでしょうか。


これからもこの笑顔だけは無くすことなく、元気に仕事やいろんな事を頑張って欲しいなと願っています。
(その為にも少しずつ母とダイエットがんばろうね。)

特集記事//会報「こばと」今号の特集記事

北海道小鳩会40周年記念定山渓一泊旅行

★北海道小鳩会40周年記念 一泊旅行を振り返って★


北海道小鳩会 会長 三好明子


 早いもので、もう1ヶ月あまりで今年度も終わろうとしております。
今年度を振り返ってみると、思い出深かった行事の一つに昨年5月9日(土)・10日(日)北海道小鳩会40周年を記念して札幌の定山ビューホテルでの一泊旅行がありました。幸いお天気にも恵まれ、全道各地から52家族153人、ボランテイアさん、講師や子どもレクの先生等で総勢169人の楽しい旅行となりました。


 9日(土)は、午後1時より全道の会員の皆さんが一同に会して、総会が行なわれました。各分会のそれぞれの特徴のある活動についての報告等、和やかな雰囲気の中無事終了しました。


総会後は、夕食までの時間、親子でプールを楽しんだり、温泉でのんびりくつろぎタイム。


 18時半から大広間で夕食。今回も参加本人の中で1番お姉さんの函館分会の東正枝さんに、参乾杯の音頭をお願いしました。美味しいご馳走を食べながらの楽しい会話に花が咲きました。夕食の合間に各分会ごとに、参加家族の自己紹介をしてもらいました。下は、4歳から52歳までのダウン症のある方(本人)はじめ、家族の紹介があり、たくさんの仲間がいることを実感したひとときでした。


 21時からは、2次会。会場のあちこちで楽しいおしゃべりや情報交換の花が咲いていました。夜がふけるまで、楽しいひとときは続きました。今回は、18歳以上の本人達のテーブルもつくりました。藤田先生・中嶋先生が入ってくださり、楽しそうな笑顔であふれていました。


 10日(日)は、9時半から、講演会。今回は、前に会報で講演録を紹介した天使病院小児科の外木秀文先生に『ダウン症の生涯を通しての健康管理について』お話いただきました。ダウン症とは、新生児期・乳児期の診療・療育のプログラム、学童期以降の診療プログラム、思春期以降・成人期の心理的問題等とてもわかりやすくお話いただきました。成人後の自然歴のお話もとても興味深いものでした。


その間、子ども達は、音楽、ダンスの先生達とレク活動を楽しみました。
講演会終了後は、参加者全員が講演会場に集合し、閉会集会。


 各分会からの感想発表の後は、妖怪ダンス、札幌分会のヨサコイサークル“札幌を盛り上げるサークル あっぱれ”の皆さんによる南中ソーラン、そして、みんなでヨサコイ!!子ども達のパワーが大炸裂!最後は全員で、“世界にひとつだけの花”を歌い、参加者みんなが持った色とりどりのペンライトが暗くした会場の中で光り、とっても綺麗でした。歌いながら、いろんな想いが溢れ、会場にいるみんなの心がひとつになった時でした。


 外木先生、レクの藤田先生・中嶋先生、学生ボランティアの皆さん他、たくさんの皆さんのお陰で、無事終了でき、ほっとしています。本当に、ありがとうございました。特に、ボランティアの皆さんには、2日間本当に託児、入浴介助、プールの監視、夕食の名札置き、2次会の見守り等本当積極的に動いていただきました。


 広い北海道、普段なかなか顔を会わすことの難しい私たちですが、『仲間がたくさんいるんだ!』、『一人じゃないんだ!!』と強く実感した嬉しい2日間でした。本当にたくさんのステキな笑顔に出会った2日間でした。


北海道小鳩会40歳のお誕生日を、たくさんの皆さんとお祝いできました。
参加した皆さん、本当にお疲れ様でした。

27年度北海道小鳩会総会レポ


苫小牧分会 分会長 工藤郁美


 道の総会に出席してきました。5月9日、10日の日程で開かれた全道総会は40周年記念定山渓一泊旅行となりました。


苫小牧分会からは柏木さん、晴沢さん、工藤と3家族の参加でした。全体では講師、レクの先生、ボランティアさんも含めると170名近い参加者でした。


 1日目は総会と夕食会、二次会で、2日目は講演会と閉会式が行われました。
夕食会では皆さん自己紹介をされて、柏木さん、晴れ沢さんも上手にお話されていました。閉会の時も各会から代表一名ということで柏木さんにお願いし2日間の感想を発表しいただきました。


 レクがとても楽しかった様子で、親にまで楽しさが伝わりました。フィナーレは開場を暗くして全員でペンライトを持ち合唱です。感動的でしたよ!


準備されていた役員の方々、協力してくださった皆様に感謝し、また10年後を楽しみに、と締めくくられました。

記念旅行に参加して


北見分会 分会長 横松 かおり


 去る5月9日(土)~10(日)、北海道小鳩会40周年旅行で、定山渓に行ってまいりました。北見分会では9家族22名の方々が参加されました。全道からは52家族153名の皆さんが集まって、講師、レクの先生、ボランティアさんも含めると170名近い参加者となり、とてもにぎやかな会となりました。


 一日目はプールや温泉に入って子供たちは大はしゃぎ、元気いっぱいで遊んでいましたよ。それからみんなで一緒に美味しい夕食をいただきました。二次会ではお酒も入って和やかな雰囲気で会話も弾んでいましたよ。


 二日目は天使病院の外木先生による講演会でした。ダウン症特有の体や心の病について詳しくお話していただきました。私の娘ももう二十歳を過ぎましたので、とても参考になりました。そのときの様子を収めたDVDを各分会に送っていただけるそうですので、今回参加できなかった皆さんと見る機会を設けたいと思います。


 バスに乗って6時間もかかった旅でしたが、全道の皆さんと交流が出来、たくさんの刺激がもらえてとても有意義なものでした。札幌分会の皆さんには本当にお世話になり、感謝の気持ちでいっぱいです。今回参加された皆さん、お疲れ様でした。どうもありがとうございました。 


5月9日(土)・10日(日)定山渓ビューホテルにて、とても楽しい2日間でした。帰りのバスの中、皆で考えた一句です。

総 会

いちどうに会した大宴会

全道40周年記念行事に参加して


釧路分会 分会長 大藤 悦子


 定山渓ビューホテルでの記念行事開催に、釧路分会からは4家族が参加しました。総会で、釧路分会で実施した「夜の茶話会」について報告し「全道的にも珍しい」というコメントをいただいたということで、今後も会員のニーズを把握しながら、皆で盛り上げる小鳩会作りを目指していきたいと思いました。


 夕食は全参加者(160名程度)が集まり、各分会からコメントがあったり、交遊を深めることができました。他の分会の方々に「お久しぶりです」と声を掛け合うこともでき、つながり合うことの楽しさを感じることができました。また、標茶で署名活動が行われている「標茶高校に養護学校の分校を設置する運動」についても、全道の皆様にお伝えすることができました。


 2日目講演は、札幌天使病院の外木(とのき)先生のお話でしたが、大変わかりやすく参考になりました。レジュメは釧路総会でも参加者全員に配布いたしました。このようなお話を聞く機会は、なかなかないので、年齢ごとに気をつけなければならないことを再認識することができました。


 閉会集会では、私と娘でご挨拶させていただき、良い記念となりました。札幌の皆さんによる「よさこい」の演舞では参加者全員盛り上がっていましたし、ペンライトを持って皆で「世界に一つだけの花」を歌ったフィナーレは、感動で胸いっぱい、涙いっぱいで素晴らしいときを過ごさせていただきました。


企画運営、ご準備など本当にありがとうございました。

北海道小鳩会40周年記念旅行の報告


 帯広市 K 弘子(康汰 H5.4.4)


 5月9日(土)10日(日)の両日、定山渓ビューホテルで全道から52家族・関係者を含む169名の大勢の参加のもと開催されました。


帯広分会からは、菊地、横田さん家族2家族6名が(少し淋しかったですが・・・。)
帯広分会を代表して(笑)出席してきました。


 全道の総会、札幌天使病院外木先生の講演会、全道の会員さんとの交流会と盛り沢山でした。子供達は、ボランティアの方と音楽やダンスを楽しみ、閉会式には、覚えた歌やダンスの発表をしてくれました。
初めてお会いする全道の会員さんとも、同じ障がいを持つ仲間の安心からでしょうか、
すぐに打ち解けてお話が出来て、貴重な時間を過ごしました。


 私事ですが、康汰が幼い時に帯広にいらした会員さんに、10数年ぶりにお会いすることが出来て、とても嬉しかったです。


札幌分会の役員さんの方々には、ご準備で大変ご苦労されたと思います。笑顔で迎えて頂き、笑顔で見送りをして頂き、本当に感謝しております。とても、実りのある2日間でした。ありがとうございました。


 10年後・・・50周年記念にまた会いましょうとお別れしました。
その時は帯広分会からも、沢山の方が参加されると良いですね。

~40周年記念旅行に参加して~


函館市 M 沙織(駆 H15.3.24)


 5月9日(土)10日(日)と定山渓ビューホテルで行われた「40周年記念一泊旅行」へ参加してきました。


 函館分会からは6世帯16名で、社協のバスをお借りして無事に出発することができました。途中、留寿都で昼食を取りながらホテルへ到着。親は部屋で一息つきたいところでしたが、子供達は1分1秒がもったいないという様子で「早くプールに行こう!!」と、はしゃいでいました。我が家は夫が参加できず、中学生になった息子の男湯への入浴や着替え等の心配もありましたが、大学生のボランティアの方々のサポートで本当に助かりました。ウォータースライダーや3人乗りの浮き輪、波の立つプールで親子で歓声を上げながら、夕食前の時間をたっぷりと満喫しました。


 夕食会は一人一人立派なお膳を囲み、自己紹介をして、楽しいひとときを過ごしました。二次会の方は我が家は参加しませんでしたが、こちらの方も盛り上がった様です。二日目の朝、それぞれバイキングで朝食を済ませ、子供達は(レク)の会場へ…。講演会場へは保護者が参加し、札幌天使病院小児科の外木先生による『ダウン症の生涯を通じての健康管理について』というお話しを伺いました。初心に戻って聞く部分もありましたし、将来の退行等の避けては通れない話題もあり、考えさせられる部分もありました。質疑応答では、子供達の健康を案じて、たくさんの質問が出ました。


 閉会集会では、よさこいを踊ったり全員でペンライトを振って『世界にひとつだけの花』を歌いました。この場面は私も涙が溢れそうになりました。10年後、ぜひまた開催して欲しいですね!!


 皆さん! また逢う日まで、お元気で…   ありがとうございました。

~函館分会道小鳩会40周年記念の旅・アラカルト~


晴天に恵まれた一泊二日の旅は、参加者それぞれの実りのある思い出の旅となりました。各家族の感想をインタビューしてみました。

≪M 家(3人参加)≫
 毎朝の通所バス乗車にはなかなかエンジンがかからず、出発時点まで不安をもっていた両親の心配をよそに、以前通所で行ったことのある、定山渓ビューホテルの記憶をしっかり覚えていて、ワクワク気分で待ち望んでいた証が、この度の朝の支度のスムーズさにつながりバッチリ!!現れていたのです。その後も順調にクリアー。さすが英次くん!大いに楽しんでくれた我が家でした。


≪O 家(3人参加)≫
 札幌に在住している健一くんの弟、伸行くん(30歳)が現地で合流。伸行くんの参加には大切な理由がありました。兄健一くんとの将来を考えた中で、所属する「道小鳩会」の今回のような大きなイベントに参加し、今後の自分の役割を考えていこうと思う気持ちがあったからです。その役割となる事を模索しながら、有意義な時間が過ごせたのではないでしょうか?お母さんもその事を知って、とても嬉しかったと言ってました。健一くんの感想は、とてもシンプルに「楽しかった!」でした。


≪S 家(2人参加)≫
 初めて参加したのですが、色々な場所で食事することも出来(往復の昼食はレストラン)、オムツを用意したが使うこともなく、長時間のバスの移動中は、静かに過ごすことができたことに成長を感じた。康人にとっても良い経験だったと思う。プールが大好きで、ホテルでは、とても楽しかったようです。色々な事がわかってきている反面、面倒なこだわりがふえてきたり…で、次々問題は起こります。我が家はお父さんが単身赴任なので、ほぼ母一人で、普段なら声をいっぱい出してひとり遊びするが、いつもと違う事だとわかっていたのでしょうか?心地よく疲れていたみたいでした。


≪M 家(3人参加)≫
 お母さんは、元気いっぱいの駆くんと、とてもとてもシャイの弟の航くんの手を引いて終始奮闘していました。でもでも参加したお母さんたちに“しつけ教育”を受けながら(^_^)、少しだけお母さんをサポートできてたように思います。参加をちゅうちょしていた名生さんでしたが、「いつもの日常」から離れて体験する大変さの中にも、きっと大きな発見と成長が親子共にあると思って、少し強引にお誘いしてみましたが…。結果に喜んでいただけて、とてもうれしかったです。


≪東家(2人参加)≫
 東会長は、道小鳩会の中で最高年齢の重鎮なる存在!会う人ごとに、“逢えて嬉しいです!”と、皆様感激されていました。大宴会食事会では、始まりの「乾杯」の音頭を正枝さんが発声しました。正枝も参加本人の中では、一番のお姉さんです。函館分会にお二人の存在あることは、本当に嬉しいことです。


≪S 家(3人参加)≫
 お父さんに頑張ってもらい、我家はバス組の皆より先陣きって、自家用車で現地に向かいました。目的は「総会」出席の為です。バス組は道中ゆっくり楽しんで来てほしかったので、参加者を代表して総会に間に合わせ、頼りない代表ではありましたが、精一杯報告して任を果たせたのではと思っております。英司は温泉が大好きで、お父さんとゆっくり湯に浸かり、出て来た時には、まるで「日本猿さん」のように真赤な顔でした。社協のバスをお貸りして、一条学園職員のIさんに快くドライバーをお引き受けいただき、6家族16名は旅を満喫して来ました。講演も大変解かりやすくお話しをしていただきました。こうして、一泊二日の旅は無事に終了しました。10年後は、どうぞ皆様もご参加下さいませ。きっと良いことありますよ(^_^)

二次会パート2 & 子ども達編

天使病院小児科 外木先生の講演

閉会集会

たくさんの仲間がそれぞれの場所でもっともっと輝いていけますよう、
知恵と勇気を集めて、みんなで進んでいきましょう。
次は50周年でお会いしましょう。

分会からの報告//こばと会の分会の活動をご紹介致します。

札幌分会からの報告

♪ボウリング大会の報告♪


1月17日(日)、サッポロオリンピアボウルで、参加者37名でボウリング大会が行われました。白熱の戦いの結果です。


成人男子 1位 S 一さん  
成人女子 1位 A 玲子さん
高校以上 1位 A 由希さん  
2位 I いくさん
中学生 1位 U 龍一くん  
2位 S 侑翔くん
小学生 1位 K 光太朗くん 
2位 H 祭輝くん 


ラッキー賞(7位) M 到さん
DAIGOで賞(11位)O 昌人さん
今日で賞(17位)  U マミさん
ダウン症の日で賞(21位)K 光太朗くん
平成で賞(28位)  T 麻依さん
ブービー賞  K 光希ちゃん
キッズ賞(O育さん賞)A 優奈ちゃん


≪子ども達の感想です≫


一番多かったのが、楽しかったです、またやりたいです。うまく投げられました。ボールをまっすぐなげるのがむずかしかった。しんちょうになげました。など、寄せられました。


≪保護者の感想です≫


楽しく交流できました。子どもは上達を感じますが、親は年齢を感じてしまいました。
グズっていたお父さんを連れてきたら、一番楽しんでいました。準備した役員さんへのねぎらいの言葉などが寄せられました。


来年に向けて親は体力づくりをがんばりましょう!!

(記: 小野寺)




帯広分会からの報告

★ボウリング大会の報告★


 2月21日(日)帯広スズランボウルにて、毎年恒例のボウリング大会を行いました。就学前の小さなお子さんから成人の方まで、15家族39名の参加でした。


 当日の朝は30cmの大雪が降り、雪かきでお疲れの方がいたと思います。しかし、各チームに分かれてプレーが始まると、ストライクやスペアが出るたびに、大きな歓声が上がり、ハイタッチをしている姿をたくさん見ることが出来ました。また、「がんばれ~!」と応援の声も飛び交い、とても盛り上がっていました。


 その後は、カラオケBOXに移動して、表彰式を行いました。ドキドキしながら、順位発表を待つ子ども達。順位に大喜びしたり、全員にプレゼントが配られて笑顔になったり。楽しいボウリング大会になりました。

(記: 柴田)


『ボウリング大会の感想』


河東郡 G 幸恵(遥愛 H15.5.20)


ボウリング大会に参加して
待ちに待ったボウリング大会!


家族で楽しみにしている年に1回、こばと会のボウリング♪
毎年子供たちの上達にびっくり💦子供たちに負けないように必死に頑張る母(笑)
でも、そんな子供たちの成長を見るのはほんとに嬉しいものです。
皆さんとお話ししながらのボウリング、とっても楽しい時間を過ごすことができました。


その後の表彰式!
子供たちはプレゼントをもらいご機嫌のなか、母は1度も景品は当たったことはありません(笑)
来年こそは!!!


家族でなかなか来る機会がないので来年も楽しみにしています。

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