「こばと」186号


表紙の写真//会報「こばと」表紙写真のエピソードをご紹介

≪札幌分会ボウリング大会のお食事会で≫


写真左 H 宏治さん(H5.8.26)

雨竜高等養護学校3年生 卒業式・就職を楽しみにしています。
ヒップフレンズでダンス、あっぱれでヨサコイと踊りが得意です。


写真右 I 正太郎さん(H2.1.6)

ヒップフレンズで得意のダンスを楽しんでいます。
AKB48の前田あっちゃんの大ファンです。

分会からの報告//こばと会の分会の活動をご紹介致します。

釧路分会からの報告

夜の茶話会 釧路市 W 啓子(礼音 H13.5.19)


 11月23日釧路交流プラザさいわいで、夜7時~9時まで、茶話会がありました。大人11名子供2名の参加でした。私は仕事があってお昼の茶話会には参加できないので、久しぶりでした。子供達の将来の事について色々と情報交換したり、お互いの近況報告や、お母さん方の体調の事など話し合いました。子供達にとってプラスになる事は、積極的に取り組んでいきたいです。これからも夜の茶話会には必ず出席したいです。母親達のリフレッシュできる場でもありますよね。

クリスマス会の報告


 12月4日、サンアビリティーズ釧路でクリスマス会が行われました。17家族、大人25名、小人32名、計57名の参加でした。
お母さん手作りのアンパンマンシリーズのツリー等々、雰囲気満載の中スタートしました。毎年恒例のケーキ作りを楽しんだ後、プレゼントを持ったパパさんサンタが登場して、大興奮!午後の部は、本格的なよさこいチーム「魅天釧縲」(みてんせんるい)の方々に踊っていただき、熱気ムンムンの会場では・・・張り切って参加している子、びっくりして離れ気味の子・・・それぞれでしたが、何事も経験で、ラスト曲は、みんなでよさこいダンスを楽しみました。
一芸発表では、歌・・・まるまるもりもりダンス・・・等々時間が足りなく発表できない子がでてしまう程、芸達者のみなさんでした。
ビンゴゲームは手作りで、自分で20までの数字を書き込むので、父母は汗の場面もありましたが、すてきな景品でにっこり!友達が就職してる「ピープル」の手作りクッキーや、お母さん手作りのひよこちゃんのマスコット・オモチャ・・・をいただき、とても楽しい時間を過ごしました。 

(記:野澤)

クリスマス会に参加して 川上郡 I 宏・光子(樂 H23.1.17)


 わたしたち家族にとって、3人で迎える初めてのクリスマスになります。
樂が生まれてから早いもので1月で1才になります。とにかくわからないことばかりで、あっという間の1年でした。
 生まれてすぐに医師からダウン症であることの告知を受けましたが、落ち込んでいる時間はなく、日々慣れない育児に追われ、気がつけばもうすぐ1年。成長はゆっくりと聞いてはおりましたが、私たちにとって初めての子であり比較することができないことから、育児も気にせず、私たちのペースで育ててきました。それでも、少しずつ色んなことができるようになってきており、日々成長を実感しております。
 小鳩会に入会するまでは、ダウン症に関しての知識や情報もインターネットや本でしか入手できませんでしたが、他の保護者の皆さんと話をする機会もでき、いろいろなことが分かってきました。また、たくさんの子供たちに会うことで、樂の将来の成長が想像できるようになって、少しずつ不安も和らいでいます。
 これからも様々な交流を通じて、親子ともに成長できればと思います。

函館分会からの報告

新年親子の集い 


 亀田郡 E 由樹(息吹 H.13.11.1

 平成24年1月8日、新年親子の集いが行われました。参加者30世帯、77名の素敵な笑顔に会えました。私は息子の息吹と2人で参加させていただきました。

 今年は内容がリニューアルとの事でワクワクしていました。会長の東さんのご挨拶に始まり、今年成人の谷川茉利亜さんのお祝いがありました。分会より記念品、函館ひまわり会より茉利亜さんとお母様に記念品・花束が贈られていました。

 次は、昨年大ヒットの「マルマルモリモリ」で皆さんで「たいそう」です。ご家族と来ていた小学1年生の「なっちゃん」がお手本となってくれ、とっても楽しくモリあがりました。

 さてゲームですが、これもモリ沢山!!役員の櫻井さんのパワフルな司会のもとに、どんどん展開されていきました。我が息子もニコニコ笑ったり、くつろいだり(!?)しながら楽しそうに参加していました。玉入れ・お菓子釣り・障害物競走・ヤクルト早飲みと、終わる頃は、そろそろお昼の時間でした。

よい汗をかいた後、会場を変え、まだぬくもりのある美味しいお弁当を皆でいただきました。我家は1年振りに会った「さくらちゃん」家族の隣に座りました。懐かしいお顔を眺めながら親子でお腹いっぱい食べました!

 その後もビンゴ、東会長さんとのジャンケン大会と続き、しあわせをよぶ「福袋」が全員に配られました。

最後は、皆で「幸せなら手をたたこう」を歌い、会場は更にニコニコ笑顔があふれました。新年に相応しいめでたい雰囲気に包まれ、会は幕を閉じました。

役員の皆様、最初から最後まで(4時間!!)私達の為にあたたかな気持ちのこもったお心遣いを有難うございました。この会の為にどれ程のご準備があったんだろうと感動しました。東会長さん、役員の皆様、この会に携わって下さった皆様、そして会員の皆様にパワーを注入して頂き、お陰様で又1年元気に頑張れそうです!!福袋・お菓子にみかんにパワーと、お土産もモリモリ沢山の新年親子の集いでした。




ヤクルト早飲み大会 成人の部



ヤクルト早飲み大会 お母さんの部



成人になられたT 茉利亜さん、函館ひまわり会より成人をお祝いして贈呈された花束を「今まで育ててくれてありがとう」とおば様に差し上げてくれました。

帯広分会からの報告

クリスマス会の報告


 12月18日(日)恒例のクリスマス会が、27家族91名の参加で盛大に行われました。
 今回は、会員のお父さんがボーカルをつとめるバンド演奏に参加者全員が酔いしれ、その後はアメフトゲーム・玉入れ・バルーンで元気いっぱいに体を動かしました。昼食後は、恒例のケーキ作りとサンタさんからのプレゼントで笑顔いっぱいのにぎやかなクリスマス会となりました。

(記: 佐藤)

クリスマス会の感想 帯広市 S 恵美子(実央 H20.10.20)


 楽しみにしていたクリスマス会に、今年は家族5人みんなで参加しました。子ども達がまだ小さいので、親は落ち着く暇がありませんでしたが、バンドの生演奏に始まり、音楽に合わせてノリノリな子ども達。ゲーム大会をして昼食、クリスマスケーキのデコレーションとプレゼント交換と盛り沢山の内容で、親も子ども達もとても楽しい時間を過ごすことができました。
 子ども達の元気な姿が見れたり、家族同士の交流もできて、このような会が催されて本当に嬉しく思っています。来年も楽しみにしていますので、またどうぞよろしくお願いします。

北見分会からの報告

クリスマス会


 12月18日(日)、ごまそば処鶴喜にてクリスマス会が行われました。初めて参加してくれた家族の方、久しぶりに元気な顔を見せてくれた家族の方もいて、16家族52名の参加者でにぎやかな会になりました。
地域で、ボランティアで手品の活動をしているレディベルさんによるマジックを見て歓声をあげたり、お弁当を食べながら子供たちの近況を語り合ったり、楽しく過ごしました。そしてなんと!サンタさんも登場して子供たちにプレゼントを配ってくれました。最後に、今度は子供たちがマルマルモリモリを踊って大人たちを楽しませてくれました。
皆さんの楽しそうな様子を見て、こちらも元気をもらえました。

(記: 横松)

札幌分会からの報告

成年後見人制度の学習会


 11月22日(火)相談室ぽぽの大久保さんにお願いして、成年後見人制度の学習会を32名の参加で開催しました。
成年後見人制度とは? 法廷後見人制度(後見、保佐、補助)と任意後見人制度の概要、違い、具体的な利用例、成年後見人の役割(お願いできること、できないこと)、費用、利用したい時の手続きの仕方、申し立てから開始までのおおよその期間等について、とてもわかりやすくお話いただきました。
その後、参加者からの質問にもひとつひとつ丁寧にお答えいただきました。
 大久保さんには、学習会後の昼食を取りながら交流会にもご参加いただき、成年後見人制度以外のいろいろのお話を伺ったり、ご相談したり、本当に有意義な1日となりました。
今回は、成年後見人制度の本当に初歩の初歩について、みんなで学びました。今後も、学習を継続していきたいと思います。

(記: 三好)


相談室ぽぽの
大久保さん

性教育についての学習会

 

 12月16日、難病センタ―3階会議室において、小樽市保健所所長の秋野恵美子先生を講師にお招きして「性教育についての学習会」が行われました。メグ・ヒックリングさんの性教育を学ばれた先生のお話しは大変歯切れが良く、ストレートに伝わってきました。22名の参加者は皆、先生のお話しに聞き入っていました。大切な内容が、ぎゅーっと詰まった学習会でした。

(記: 小野寺)


小樽市保健所 所長
秋野 恵美子先生

性教育についての学習会に参加して 札幌市 H 馨子(宏治 H5.8.26)


 あー!こんな性教育なら、家族みんなで聞きたーい!!もっと早く出会いたかった・・・と凄く思いました。
 性教育って何のためにするの?
  性被害を受けないため。
 どんな子が被害を受けるの?
  被害にあった事を言えない子達。
 どうしたら被害にあわないの?
 「いやです。やめてください。」とはっきり言える子。
 どうしてそう言える子が被害にあわないの?
 そんな話から始まった学習会。「子どもが知っておくべき事を伝える」という目的なのに、親の私が目からウロコで、ぐいぐい引き込まれた学習会でした。

ボウリング大会の報告


 1月21日(土)10:00から、さっぽろテイセンボウルにてボウリング大会を行いました。参加者は17家族41名で、子ども達は、ガーターレーンを無くしてもらい楽しみました。
 2ゲームを終え、別室に移ってお楽しみの昼食会です。今年は会員さんからの提供もあって、大変豪華な賞品でした。
優勝 成人男性 上戸陽一さん
    成人女性 菅原摩由美さん
    青年男子 菅原佑記くん(中3)
    青年女子 小澤 育さん(19才)
他にもラッキー7・ブービー等の賞があり、美味しい豪華な食事と共に大いに盛り上がりました。
会員の白澤さんが勤務されていて、大変お世話になりました。ありがとうございました。

(記: 小野寺)


O 育さん
(H4.9.30)
始球式

小鳩会のボウリング大会に参加して


札幌市 U マミ(龍一 H12.7.1)
O 育さんの華麗な始球式から始まり、総勢50人以上?の大人数でしたが、あっというまに2ゲームを終え、豪華な昼食をいただきながらの表彰式!
2回目の参加でしたが、いつも小学生以下の部1位の賞品まで用意していただき、ありがとうございます!!(1人しか居ないことには気づいておらず鷹弥大喜び)龍一が小学生の部2位、パパが1位、私がラッキーセブン賞でマッサージ機までいただき、筋肉痛を癒させていただき、申し訳ないです!
テイセンボールの方々も、親切丁寧で、とても楽しい1日でした!本当にありがとうございました。


龍一くん (H12.7.1) と 
弟の鷹弥くん 

クリスマス会


 12月11日(土)、厚別区民センターでクリスマス会を開催しました。57家族、ボランティアさん等を含め158名の方にご参加いただきました。
 午前の部は、クリスマスツリーの飾り付けに始まり、毎年恒例となったバナナの親子とGOGOファイターズを踊りたい人みんながステージに上がって元気に踊りました。そして今年も戸城さんに手遊びをしていただき、その後、各区ごとに家族紹介をしました。
 今年は各自が持ち寄ったプレゼントをサンタさんに配ってもらうのをやめて、小鳩会で用意したお菓子の詰め合わせのプレゼントをサンタさんからもらいました。
 午後の部は、ヒップフレンズの踊りとあっぱれのヨサコイを披露していただいた後に、発表の場を設けて募集した、足助さんのピアノ演奏、塚田さんと仲島さんのリコーダー演奏と『まるもり』の踊り、坂本さんの歌を披露してもらいました。ステキな発表ありがとうございました。来年もクリスマス会でみなさんの発表の場を設けようと思いますので、どんな事でもOKです! 是非、ステージデビューしてみてください。

(記: 菅原)




保養センター駒岡一泊


札幌市 O 昌代(幸 H14.12.23)

 2月4日~5日、札幌分会「保養センタ―駒岡一泊」に参加しました。初めての参加でしたが、お父さんも土壇場で行ける事になりました。今までは、うちの幸は手がかかるから無理、私が疲れるだけと思って見送ってましたが、3年生になったら伸びてきて、他のお母さん方ともっと深くつながりたいなあと思って参加してみました。

 着いたらまず久しぶりの大きなお風呂。幸は熱いお湯には入れなかったので、ぬるめのお湯にゆったり浸かっていい気持ち。同じ年頃の女の子とお母さんが話しているのを側で聞き、てっきり「小鳩会」だと思って話しかけたら違って、なんていうドジも踏みながら大広間へ。美味しい御膳を頂きながら幸はジュース、大人はビールを飲んでスィーツもついててお腹いっぱい。
 ビンゴの大会・カラオケ大会と盛り上がり、カラオケ初体験の幸はかぶりつきで、途中からは誰の曲でも舞台へ上がり、マイクを離さず「ウ~♪」と合いの手?を入れ、さんざん皆さんにご迷惑をかけました。それでも皆さん温かい目で見て下さって、笑いのうちに終了となりました。子ども達は部屋に戻り、幸も眠そうで部屋に戻るとすぐ寝ました。その後は親たちで集まって交流会です。色々なお酒があって沢山のおつまみがあって、あんなにお腹いっぱいだったのに、なぜか飲めて食べれちゃうんです。
 初めてだったので殆んど話せず皆の話を聞いている事の方が多かったですが、とても楽しく最後までいました。カラオケで友達を励ましてる姿にお兄ちゃんだなあと感じたり、別れる時、この時間が次の場所で頑張れる力になってるんだなあと思う場面がありました。もっと早く幸と参加してればよかった、でもこれからですね!!役員の方々お疲れさまでした。とっても楽しい時間をありがとうございました。 



みんなの広場//こばと会に寄せられるみなさんのお便りをご紹介致します。

母子ハワイ旅行 札幌市 N 晶子(有利奈 H13.8.14)


キッズプログラムにチャレンジ

 冬休み中の1/8~1/14にハワイのオアフ島に行ってきました。有利奈と中1の息子と私の3人での初母子海外旅行でした。有利奈にとっては3回目のハワイなんですが、前回は5歳だったので記憶はほとんどなく、学校でもアメリカについて勉強したりして色々なことがわかるようになった今、実際に外国へ行き何を感じるのかとても興味がありました。
 千歳空港から成田を経由しホノルルへ。以前は大変だった長時間のフライトも飛行機のエンターテイメントの進化で退屈知らず。更に苦手だった機内食も「おいしそう~」と自分から食べ始め「そろそろ寝たら?」と言うと「おやすみなさーい」と毛布をかぶってアッサリ寝てしまい、あまりの楽さに拍子抜けしました。
 さて、常夏のハワイ!幸いなことに雨季にもかかわらず毎日快晴に恵まれ、青空の下色んな所へ行きました。水族館・動物園・ドールのパイナップル農園・ノースショア・パワースポット。冬季は見られないこともあるという野生の海がめの甲羅干しも見ることができラッキーでした。フワフワのパンケーキ・ファーストフードとは違う本格的なハンバーガー・マヒマヒソテー(日本ではシイラという白身魚)・マラサダ(揚げドーナツ)・ガーリックシュリンプ・ロコモコ・コリアンプレートランチなど食べ歩きもしました。有利奈はパンケーキとロコモコが気に入ったようです。
 ネットで調べた時は「寒くて海などは入れない」とあったのですが、札幌の真夏と変わらない気温だったので、ちょっと冷たかったけどキレイな海やプールでもしっかり遊びました。ワイキキビーチからちょっとだけ東側のビーチだと、砂浜近くでも魚が泳いでいるんです。
 有利奈は去年から1人で買い物に行けるようになったので、ハワイでもチャレンジ。ドル札を握り締めレジに並んで何度かやりましたが、しっかり「Hello!」「Thank you」「Bye-bye」とお店の人の挨拶に答えていました。ワイキキだと、忙しそうで不機嫌な店員さんもいるんですが、有利奈を見ると8割は笑顔。喜んで早口の英語で話しかけてくる人もいて、母の英語力の低さゆえにコミュニケーションもさほど取れないのが非常に残念でした・・・反省。実は通っているデイサービスで、ネイティブの先生が英語でレッスンしている曜日に当たっていて、外国人と接することも話すことにも慣れていて、それが見事に発揮できました!元々の人懐っこさや童顔も成功の元でしたね。
 チャレンジといえば、キッズプログラムにも入れてみました。日本の託児所がやっていて安心できそうな所を選んで。行く前にいくつかのキッズプログラムに問い合わせをしたんですが、どこも障害があることは問題視していなくて、日本とアメリカの考え方の違いを感じました。当日は午前中はアメリカ人の先生とマンツーマンでボディボードをして、託児所のあるホテルの立派なプールでも遊んで、午後は簡単なクラフトや読書をして「楽しかった」とのこと。私の買い物に付き合ってるより有意義で(笑)、いい経験になりました。
 かなりアクティブな5泊を終え、極寒の北海道に戻ってきましたが、その夜の千歳は-16℃でハワイは26℃だったので、気温差42℃!!!なんとか風邪も引かず時差ぼけも乗り切りました。次回はいつになるかわからないですが、有利奈もガイドブックを見て行きたい所ややりたいことを一緒に計画できるようになっているといいなあと思います。


野生の海ガメの甲羅干しに遭遇


N 有利奈 (H13.8.14) お兄ちゃんとアロハ~


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